顔合わせ食事会での正しい席順とは?守っておきたいマナー&当日の流れをご紹介
【この記事でわかること】
- 顔合わせの時の席順と上座・下座の考え方
- 「親御様」「兄弟姉妹」「祖父母」が参加する場合の席順
- 片親参加や人数差がある場合の席順の工夫
- 和室や円卓など会場タイプ別の席順のポイント
- 席順で迷ったときの決め方と事前に確認したいポイント
ご成婚が決まり、お互いの親御様と顔合わせの御食事をされる際のマナーについて、不安や疑問を抱く方もいらっしゃるのではないでしょうか。両家が顔合わせをする大切な場ですので、当日の流れや座る場所など、失礼のないよう細心の注意を払いたいものです。
ここでは、両家の顔合わせ、食事会の基本的なマナーと、失敗させないためのポイントを詳しくご紹介します。
【目次】
1.顔合わせ食事会の席順に関するマナー
2.顔合わせ食事会の正しい席順とは?
3.滞りなく進めるためにー顔合わせ食事会での席順の決め方
4.顔合わせ食事会当日の流れ
5.顔合わせ食事会を気持ち良く進めるために
1.顔合わせ食事会の席順に関するマナー

女性側の親族が入口に近い席に座る
顔合わせの食事会では、上座に新郎様側の御親族、下座に新婦様側が座るのが一般的です。顔合わせをするための食事会においては、主役はおふたりではなく、親御様であることを念頭に置いて準備を進めましょう。
上座から「お父様・お母様・ご本人」の順番で着席する

食事会の席順は、上座と下座に注意して座りましょう。入口から遠い席は上座、入口に近い席は下座であり、上座には敬意を表すべき方を、下座にはお迎えする側の方が座るのがマナーです。
つまり、顔合わせでは男性側の親族が上座、女性側が下座に座ります。また、上座、下座とも、それぞれのお父様、お母様、ご本人の順番で座ることが一般的です。そのため、入口から最も遠い場所に男性のお父様、次にお母様が座ります。
同じ立場の人が向かい合うように座る

テーブルに着く際、男性のお父様の向かい側に女性のお父様、男性のお母様の向かい側は女性のお母様など、同じ立場の人が向かい合うように座りましょう。
ご両家で参加される人数を揃える

両家の食事会では、両親だけではなく兄弟、姉妹、おじい様・おばあ様も参加することもあります。その場合、両家で参加する人数を揃えると良いでしょう。
例えば、男性側の家族が両親と男性本人の3人、女性側は両親、女性本人、おじい様・おばあ様の5人であった場合など、人数のバランスに差があると、新郎様側の親御様が気後れされてしまう可能性もあります。両家で参加する人数を揃えることが、マナーであると考える人も少なくないため注意しなければなりません。
席順を決める前に確認したい前提
席順を決める前に、まず「会場の入口」「窓や眺望の有無」「床の間など和室の特徴」など、会場の特徴を確認しておきましょう。どちらが主催されるのか、ご両家の意向をあらかじめ伺っておくと、当日の進行が円滑になります。
上座が入れ替わる例外パターン
窓からの景色が良い席や、足が不自由な方がいる場合などは、必ずしも一般的な席順にこだわる必要はありません。体調や年齢、家族の希望に応じて柔軟に決めて大丈夫です。
2.顔合わせ食事会の正しい席順とは?

顔合わせに参加する人数、参加する人は、ケースごとに異なります。そこで顔合わせでよくある3つのケースに分け、正しい席順を確認しておきましょう。
結婚するふたりと両親
顔合わせで最も多いのは、ご本人とお互いの両親が参加するパターンです。その場合は、上座に両家のお父様、次にお母様、下座にはご本人が座ります。入口に近い下座は女性側の親族が座ることがマナーです。そのため、最も入口に近い席には新婦様が座ります。ただし、ご両親の年齢や、両親の希望がある場合には席順を臨機応変に変えても問題ありません。
結婚するふたりと両親、兄弟姉妹やおじい様・おばあ様
ご本人とお互いの両親だけでなく、兄弟や姉妹も参加する際にも、両親の席順は同じです。目上であっても、お兄様やお姉様、おじい様・おばあ様はより下座に座ります。兄弟、姉妹の年齢順に座ることが一般的です。なお、おじい様・おばあ様の足が不自由な場合は最も入口に近い場所に座ってもらうなど、形式にとらわれずに対応しましょう。
円卓の場合

食事をするテーブルが丸い形状だった場合も上座と下座の考え方は同じです。入り口から最も離れた席が上座になります。
親御様がおひとりで参加される場合の席順
親御様がおひとりで参加される場合は、新郎新婦が間に入る形や、親御様同士が近くなる配置に調整しましょう。
人数が奇数、人数差がある場合の席順
人数が揃わない場合は、できるだけ中央の席を空ける、または会場と相談してバランスの良い配置にしましょう。
和室で床の間がある場合の席順
和室の場合は「床の間の前」が最上席(上座)です。入口との位置関係を確認し、必要があれば会場スタッフに相談しましょう。
3. 滞りなく進めるためにー顔合わせ食事会での席順の決め方
両家が揃う顔合わせの食事会では、上座、下座の考え方を押さえて席順を決めることは大切です。また、その他にも顔合わせ食事会をおこなううえでのポイントがありますので、食事会でのポイントをそれぞれチェックしておきましょう。
事前に両家の意向を確認しておく
結婚前の顔合わせは、両家の仲を深めるという意味が込められています。マナーを守る必要はあるものの、重要なことは両家の意向を重視することです。カジュアルかフォーマルか、マナー重視かなど両親の希望をよく確認しましょう。結納の有無も含めて、意見が分かれる場合は事前によく相談すると安心です。
席順を前もって周知しておく
両家が顔合わせする食事会では、お互いにはじめてお会いする場では、席順を譲り合うあまり、進行が滞ってしまうことも珍しくありません。当日に無駄な時間や気遣いをなくすために、あらかじめ席順を伝えておきましょう。席次表や席札を用意すると良いでしょう。
席順の決め方 5ステップ
- 会場のレイアウト・入口・床の間の有無を確認
- 上座・下座の位置を決める
- ご両親・親族の希望をヒアリング
- 並び方をイメージし、全体バランスを調整
- 決定案を家族に共有し最終確認
会場スタッフへ確認しておきたい事項
上座の位置、入口や動線、写真撮影の場所、足の不自由な方の配慮など、不明点は会場スタッフへ早めに確認しておきましょう。
当日の迷いを防ぐ事前共有の方法
席次表やLINEなどで席順を事前共有し、当日も案内表示を依頼すると安心です。高齢の方にはスタッフのサポートも頼みましょう。
こんなときどうする?顔合わせ食事会の席順Q&A
席順でよくある疑問や、当日迷いやすいポイントをQ&A形式で紹介します。
Q. 両家で親の人数が違う場合は?
A. バランスよく向かい合わせで配置するか、中央席を空けるなど調整します。人数差が大きい場合は会場スタッフにも相談しましょう。
Q. どちらかの親が欠席の場合は?
A. 新郎新婦が間に入る、両家の親同士を斜め向かいにするなど、柔軟に調整してOKです。本人・ご家族が安心できる形を優先しましょう。
Q. 席順で譲り合いが起きた場合は?
A. 主催者が「皆が見やすいように」「話しやすいように」と理由を添えてリードするとスムーズです。候補を用意しておくと安心です。
席順が決まったらやることチェックリスト
- 席順を会場スタッフに事前共有
- 席札や席次表の準備
- 足の不自由な方やご高齢の方の席を再確認
- 上座や入口の位置を再度確認
- 写真撮影のタイミングや場所を決めておく
- 両家に最終案内を送る(図付きが便利)
当日「こんなはずじゃなかった」とならないために、事前準備をしっかり行いましょう。
4.顔合わせ食事会当日の流れ

顔合わせの食事会当日、どのような流れで食事会を進めれば良いのか分からない人も多いことでしょう。そこで、食事会当日のおおまかな流れと、食事会を進めるうえで押さえておきたいポイントについてご紹介します。
- お待ち合わせののち、店内へ
- 上座に座る人から先に入る
- 始まりの挨拶
- 両家の家族紹介
- 婚約記念品のお披露目、交換
- 食事、歓談
- 写真撮影
- 結びの挨拶
- お礼の挨拶
当日はお互いの両親に待ち合わせ場所を伝え、新郎新婦が会場まで案内しましょう。地方から両親が来られる場合、道に迷ってしまうこともあるのでエスコートしましょう。
会場に到着し、席に着いたら、両家のお父様が最初に挨拶するのが一般的です。両家の家族紹介は、挨拶に引き続き、そのままお父様または男性ご本人が自身の両親や兄弟、おじい様・おばあ様の紹介をして、次に女性側が紹介をするという順番です。家族を紹介した後は、婚約記念品を見せたうえで交換します。新郎様からは婚約指輪を、新婦様からはお礼の品としてスーツや時計などを贈ることが多いようです。男性のお父様、もしくは男性ご本人が乾杯の挨拶をして食事会をスタートします。おふたりはお互いの両親に話をふって、会話が途切れないようにし、お互いの両親に気を遣わせないようにすることが大切です。食事を終えたら記念撮影をして、おふたりそれぞれがお礼の挨拶をします。基本的に、食事会は2時間~2時間半程度でおこなうのが一般的です。
入店から着席までの段取り
受付や入口で、誰が最初に案内するかを事前に決めておきましょう。着席時に譲り合いが起きた場合は「本日はこの並びでお願いします」と新郎新婦がリードするのがおすすめです。案内役が明確だと、全員が安心して会のスタートを切れます。
5.顔合わせ食事会を気持ち良く進めるために
顔合わせの食事会の席順は、上座から順番に男性側のお父様、お母様、ご本人と続き、最も下座に女性ご本人が座ることが一般的です。しかし、おじい様・おばあ様が参加する場合や、小さな子どもを連れた兄弟や姉妹が参加する場合などは、参加者の状況によって臨機応変に対応することが求められます。
また、両家の参加者人数を揃えることも大切です。事前に両家の意向を聞いたうえで食事会の席順を決めることで、円滑に食事会を進められます。
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顔合わせ食事会の席順に関するよくあるご質問
Q1. 新郎新婦が招待(主催)する場合でも、親を上座にして良いですか?
A. はい、親御様を上座にご案内するのが一般的です。 たとえおふたりが費用を負担し、主催者として親を招待する形であっても、顔合わせは「両家の結びつき」を祝う場です。親御様への敬意を表し、景色の良い席や入り口から遠い上座には親御様に座っていただくのがスマートです。
Q2. 「下座(女性側)」の親が「上座(男性側)」の親より年上の場合は?
A. 基本的には「男性側が上座」の慣習を優先して大丈夫です。 しきたりを重視する場合、まずは男性側を上座とするのが基本です。もし年齢差などが気になる場合は、事前にお互いの親御様へ「当日はこちらの席順で用意しています」と伝えておきましょう。最近では、あまり形式にこだわらず、眺望が良い席を年長者に譲るという配慮をされるケースも増えています。
Q3. 手土産を渡すタイミングと、置く場所に決まりはありますか?
A. 挨拶が済んだ後、または着席後すぐに渡すのがスムーズです。 手土産は、和室なら畳の上に直接置かず、風呂敷から出して差し出します。食事中、手土産は自分の座席の脇(邪魔にならない場所)に置いておき、帰宅時に忘れずにお持ち帰りいただけるよう配慮しましょう。
