ハツコエンドウ ウェディングスに聞いてわかった!トレンドを押さえておしゃれなお色直しにする方法
がらりと雰囲気が変わるお色直しは、新郎新婦だけではなくゲストのムードも一気に盛り上がりますよね。しかし、衣装の種類が豊富でどのような衣装ドレスを選べばいいのか迷ってしまう人も少なくありません。そこで今回は、ハツコエンドウ ウェディングスのドレスコーディネーターからトレンドを押さえておしゃれなお色直しにする方法について詳しく聞いてみたいと思います。
「おしゃれにお色直しをしたい!」「お色直しを成功させる秘訣が知りたい!」という人だけではなく、「お色直しって必要なの?」「お色直しをしようかどうか迷っている……」という人もぜひ参考にしてみてください。
目次
1.ウエディングドレスからのお色直しは必要?
お色直しとは、披露宴の途中で新郎新婦の衣装をチェンジすることですが、そもそもお色直しは必要なのでしょうか?ここでは、お色直しに込められた意味やメリット、お色直しの平均回数について詳しくご紹介します。
◇お色直しに込められた意味とは
お色直しの起源にはさまざまな説がありますが、一説によると奈良時代に始まったとされています。当時は、結婚した新婦は三日間白無垢を着用し、四日目には色打掛に着替えるという風習がありました。純白の衣装から色物に着替えることで相手の家に染まるという意味を表していて、お色直しをすることで嫁として認められていたのだそうです。その他の説では、色打掛は花嫁道具の一つとして用意する新婦も多く、招待客に披露していたことがお色直しの起源になっているともいわれています。お色直しに込められた意味を思いながら衣装を選べば、より感慨深いお色直しになりそうです。
◇お色直しの平均回数
お色直しの平均回数は1回が主流、お色直しをしないというカップルも珍しくありません。1980年代は3回のお色直しが一般的だったそうです。
なぜ年代によって、お色直しの回数に差がついたのかというと、以前は決められたプログラムに沿った結婚式が主流でお色直しの回数も多く設けられていました。しかし、現代の結婚式は自由度が高く選択肢も増え、多様化してきているため回数が減っていると考えられます。
たとえば、お色直しにかける費用よりも料理のランクをアップさせたり、演出など他の出費に回したりする選択肢も、いまでは一般的になっています。このように、時代や景気の変化とともにお披露目するスタイルからゲストと楽しむスタイルへと、結婚式に求められるものも変わってきています。
◇お色直しをするメリット
お色直しをしないというカップルもいますが、お色直しを行なうことで得られるメリットもあります。
さまざまなドレスを着られる
新郎新婦の休憩時間になる
ゲスト同士のコミュニケーションの時間にもなる
お色直しをすることでさまざまなドレスを着られるというメリットのほかにも、着替えの時間は新郎新婦やゲストにとってもひと休みする時間になります。
結婚式当日は、早朝からヘアメイクをし、挙式本番・写真撮影・披露宴と半日がかり。ノンストップでこなしていると疲れもたまりやすいため、中座の時間はほっとひと息つける貴重な時間です。
お色直しをしないカップルでも、トイレ休憩のために中座を用意するのが一般的です。中座の時間を気にしてお色直しを迷っているなら、ぜひ中座の時間をプラスにとらえてみてください。
また、披露宴の最中は新郎新婦が中心になってしまうため、ゲスト同士で話をする時間が少ないもの。中座の時間を設けることで、久しぶりに再開したゲスト同士のいいコミュニケーションの場にもなるでしょう。
2.ウエディングドレスからのお色直しをおしゃれに成功させるコツ
お色直しを行なうカップルの中には「お色直しにぴったりなドレスがわからない」「おしゃれなドレスの選び方がわからない」という人も少なくありません。そこでここでは、お色直しをおしゃれに成功させるコツをご紹介します。
◇おすすめのお色直しの組み合わせ
お色直しの王道は、純白のウエディングドレスからカラードレスへのチェンジです。色を変えることで雰囲気をがらりと変えられるため、お色直しを楽しみにしているというゲストも多いです。
ドレスからほかのドレスへのお色直しは、和装への衣装変更に比べて着替えの時間を短縮できるので、結婚式のコンセプトに合わせて考えてみても良いでしょう。
また、パーツを脱着できる2WAYウエディングドレスを選べば、1着のレンタル料金で済むため費用節約にもつながります。「和装と洋装どちらもしたい!」という場合は、お色直しに色打掛を選ぶのもおすすめです。
◇お色直しをおしゃれに成功させる3つのポイント
ここでは、お色直しをおしゃれに成功させる3つのポイントをご紹介します。おしゃれなお色直しの選び方がわからないという人は、ぜひ参考にしてください。
- イメージチェンジできているか
- 顔映りがいいか
- 会場とのバランスはとれているか
お色直しの際にチェックしたいことは、ウエディングドレスに対するイメージチェンジができているのかということです。特にシルエットと正面からのデザインは重要で、1着目のウエディングドレスとの違いがはっきりと現れているのかどうかを確認することが大切です。好みのものを選ぶと似てしまう可能性もあるので、写真をとって見比べてみましょう。
ウエディングドレスのデザインは変えず、ドレスの素材や髪型、アクセサリー、小物を変えるなど、ウエディングドレス以外のところでもイメージチェンジを図れます。
また、ドレスの色選びに悩んだら、パーソナルカラーを取り入れてみましょう。パーソナルカラーとは生まれ持った似合う色のことを指し、顔映りをよくさせてくれる効果が期待できるます。パーソナルカラーには、スプリング・サマー・オータム・ウィンターのパターンがあり、その中から自身に合った色を選ぶことで、新婦さんの魅力を引き出してくれるはず。
そして最後に、会場の雰囲気とカラードレスがあっているかどうかについてもよく考えてみることが大切です。会場のクロスや装花の色味とのバランスも考えることで、式全体の統一感が増します。
3.ウエディングドレスからお色直しをしたい!というときによくあるQ&A
ここでは、ホテル椿山荘東京の提携衣装店「ハツコエンドウ ウェディングス」のご担当者にご協力を頂き、お色直しに関する疑問についてまとめています。
Q1.お色直しの衣装を選ぶ際、用意するものはある?
→用意するものは特にございませんが、希望するドレスの写真や参考画像などがある方は、お持ちいただけるとよりイメージしやすくなると思います。また、会場の画像や決まっていれば花のイメージ、ご希望の色味などがあると、カラードレスの色を決める際にも役立ちます。
Q2.ハツコエンドウ ウェディングスでお色直し後のカラードレスの人気色は?
→王道カラーの赤やピンクはもちろん、最近はニュアンスカラーの中でもブルーグレー、スモーキーピンクといったトレンドカラーやヌードカラーが人気です。
また、デコルテを美しく見せてくれるオフショルダーのものが人気です。
Q3.ハツコエンドウ ウェディングスのカラードレスの特徴は?
→ハツコエンドウ オリジナルブランド「A by Hatsuko Endo」のカラードレスがラインナップも豊富で好評です。
もともと欧米ではお色直しの風習はないので、日本の花嫁のために素材選びから様々なディテールにもこだわり、日本女性のご体型に合わせたシルエットやカラーでデザインされています。
Q4.お色直しの衣装選びのポイントは?
→お色直しの衣装選びのポイントは、デザインや素材・カラーをがらりと変えることです。最近では白から白へのお色直しも人気がありますが、日本人ならではの和装へのお色直しも注目されています。
また、会場や披露宴のイメージに合わせて、お色直しの衣装を選ぶお客様も多数いらっしゃいます。
Q5.お色直しをした場合にかかる金額は?
→お色直しでは、だいたい30~38万円の費用がかかることが一般的です。
ホテル椿山荘東京で挙式のお客様には、限定プランでご案内でき、通常30~38万円のところ、15~22万円の費用でお色直しが可能でございます。
Q6.レンタルする場合、どうやって衣装を受け取ればいい?
→私どもで式場にドレスをお届けいたします。お客様が店舗にお越しいただく必要はございません。
またご返却の際も、会場に引き取りに伺います。
画像提供および取材協力:ハツコエンドウ ウェディングス
4.まとめ
相手の家に染まるという意味が込められているお色直しですが、昔に比べるとお色直しを行なう回数も減り、しないという選択をするカップルも増えてきました。
しかし、お色直しを行なうことで休憩時間の確保やゲスト同士のコミュニケーションの場にもつながるなど、メリットがたくさんあります。
コスパよくお色直しをしたい、お色直し1回でもインパクトを与えたいという場合は、ぜひ今回ご紹介したトレンドや成功のコツを意識してウエディングドレスを選んでみてください。
ホテル椿山荘東京では、当ホテル限定のハツコエンドウ ウェディングスのお得なプランを用意しております。お気に入りのドレスでお二人らしい結婚式あげましょう。
土日祝日はもちろん平日のフェアも承っておりますので、ぜひ足を運んでみてください。