どうして「前撮り」するの?

どうして「前撮り」するの?

結婚式に向けて「前撮り」をする方が増えてきています。そもそも前撮りとは一体どのようなものなのでしょうか。結婚式で写真を撮影するから前撮りは必要ないと考える新郎新婦もいるかもしれませんが、実は前撮りだからこそのメリットが多くあります。今回は前撮りのメリットやフォトウエディングの違い、楽しみ方などをご紹介します。前撮りが必要かどうか迷っているというおふたりはぜひ参考にしてみてください。

目次

1.「前撮り」ですること

「前撮り」は“プレウエディングフォト”ともいい、写真を撮ることを目的にした日を設けてゆったりと撮影を楽しんでいただくものです。結婚式前に行うため、「前撮り」とも呼ばれています。「前撮り」の最大の魅力は、ゆったりとリラックスした中で、写真撮影を満喫できること。結婚式当日でも写真撮影は可能ですが、ゲストへの対応や限られた時間の中でプログラムをこなさなくてはならないため、慌ただしくなってゆっくりと写真を撮影できないと感じることも多いようです。前撮りであれば、挙式とは別の日にゆったりとした時間の中で、ふたりの希望の場所で写真を撮影することができます。

一般的に前撮りに必要な時間は、当日の準備から撮影終了まで3時間程度。
フォトグラファーが立ち位置やポージングを提案してくれ、緊張もほぐしてくれるのでリラックスした写真が撮れるでしょう。本番当日のヘアメイクを試す方もいて、ヘアメイクのリハーサルにもなります。結婚式とは違った衣装が着られるという点も魅力のひとつといえるでしょう。

2.フォトウエディングとどう違う?

フォトウエディングは、結婚式や披露宴は行わずにドレスやタキシード、和装などを着て写真撮影をすることです。写真だけの結婚式」ともいわれ、近年の多様化している結婚式スタイルのひとつです。
対して前撮りは、結婚式を挙げることが前提で先に写真のみ撮影をすることです。
フォトウエディングは式を挙げないため、挙式をするかどうかが大きな違いになります。
フォトウエディングの場合、挙式をしないため、前撮りをする新郎新婦に比べて費用を抑えられる特徴があります。また「人前で式を挙げるのは恥ずかしい」「子どもが小さい・妊娠中なので式の準備が難しい」といった方にとっ
ても、写真という形でふたりのひと時が残せる結婚式スタイルのひとつです。

3.前撮りのメリット

ゼクシィ結婚トレンド調査2022によると、結婚式の前に撮る「前撮り」または、結婚式の後に撮る「後撮り」をしたカップルは73.3%という結果です。実施率は年々少しずつ増えてきている傾向にあるようです。
前撮りには具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか。ふたりにとって嬉しいポイントをご紹介します。

リラックスした中で写真が撮れる!

結婚式当日も写真を撮影しますが、挙式日は限られた時間の中で着替えや移動をしたり、ゲストの対応を行ったりと、かなり忙しい一日です。慌ただしくゆっくりと笑顔で写真を撮影するのが難しく、振り返ったときに「いい表情の写真が少ない」と感じてしまうことも。前撮りは撮影することが目的となるため、写真撮影に集中できます。リラックスできる場所や表情で撮影ができ、よりふたりらしい写真を残すことが可能です。

結婚式当日と違う衣装を着ることができる!

結婚式がドレスの場合、白無垢で前撮りすることで、日本の伝統や厳かな雰囲気を体感することができます。「結婚式のお色直しではカラードレスを着るけれど、本当は和装も着てみたい」「時間がなくてお色直しが1回しかできない」という場合、前撮りなら着てみたい衣装を諦めずに済みます。
衣装によって異なる雰囲気を楽しむことが可能です。

事前のヘアメイクの確認ができ安心!

結婚式当日のヘアメイクや衣装が、本当に自分に似合っているか心配になる場合もあります。自分でメイクをするときと、プロにメイクをしてもらうときとでは仕上りのイメージが異なることもあります。前撮りで挙式と同じ衣裳を着る場合は、ヘアメイクや衣装の事前の確認ができます。実際に写真を撮影してみて、「もっとメイクは濃いほうがいいかも」「髪型を変えてみよう」など、当日に向けての微調整ができ安心でしょう。

結婚式で使用するアイテムや演出に利用できる!

前撮りした写真や動画はふたりの記念として保管するだけではなく、結婚式当日のウエルカムボードや演出ムービー、ペーパーアイテムなどにも使用できます。オリジナリティ溢れる演出ができゲストに楽しんでもらえるでしょう。ただし、前撮りした写真データの受け渡しには1ヶ月ほど時間がかかることもあるため、当日の演出に使う場合は余裕を持ったスケジュールで準備してください。

結婚式当日と異なる季節の写真が残せる!

結婚式の日取りを決める場合、ゲストを招きやすい季節などに配慮して計画する新郎新婦も多いのではないでしょうか。前撮りであれば、ふたりの好きな季節や、ロケーションにこだわって写真を撮影が可能です。また、結婚式と異なる季節にまた違った雰囲気での写真が残せるのも嬉しいメリットといえるでしょう。10月〜11月に結婚式を控えているふたりなら、新緑が一斉に芽吹く初夏や緑が色濃くなる真夏の撮影も素敵です。

好きな場所で撮影ができる!

結婚式では限られた場所での撮影になってしまいがちです。前撮りの場合は、より自由にふたりの世界観を写真に表現することが可能です。フォトグラファーのアドバイスをもらいながら、写真映えするおすすめのスポットや、ふたりの思い出の場所での撮影も可能。「こんなふうに撮影したい」という憧れを叶えられるでしょう。その他、前撮りではフォトスタジオでの撮影もできます。屋内で照明などにこだわって撮影したいふたりにおすすめです。

約140年の歴史を紡ぐホテル椿山荘東京は、都心にありながら、幸せを包み込むような緑豊かな庭園が魅力です。豊かな自然を感じられるチャペルや、本格的な神前挙式のできる神殿などは、最高のロケーションです。
前撮りやフォトウエディングなども対応していますので、まずはブライダルフェアでおふたりの理想の雰囲気にあっているかを体験してみてはいかがでしょうか。ホテル椿山荘東京の魅力はこちらのページをご覧ください。

4.前撮りの衣装

新郎新婦によって、前撮りの衣装にはどのようなパターンがあるのでしょうか。洋装と和装を踏まえてご紹介します。

新婦

新婦の洋装の場合、一番人気なのが純白のウエディングドレス。憧れのウエディングドレスを着て、さまざまな表情やポーズで写真を撮影したいと考えている方にぴったりです。ウエディングドレス以外の洋装では、カラードレスも人気です。ピンクやブルーなど色鮮やかなドレスを着て華やかな写真を撮影することができます。和装の場合は、白無垢や色打掛、引き振袖などが一般的。結婚式の衣装がドレスの場合は、白無垢を着るのもおすすめです。日本の伝統的な文化を感じられ、上品な雰囲気を演出できます。肌色も明るく見えるので綺麗に写真映えするでしょう。

白無垢での前撮りはこちらの記事をご覧ください

新郎

新郎の洋装の場合、一番人気はタキシード。他には19世紀中頃〜20世紀初頭に昼間の礼装として使用されていたフロックコートなどがあります。和装の場合は、新郎が着る衣装で最も格式が高いといわれる「黒五つ紋付き羽織袴」を着用するのが一般的です。また、準礼装といわれる色紋付き羽織袴も写真の雰囲気が明るくなるのでおすすめです。和装する場合、新婦の衣装の格式と揃えた紋付羽織袴を着用する必要があるため相談しながら選んでみましょう。

5.前撮りの撮影はどこでできる?

前撮りの撮影には、さまざまな場所があります。人目が気になるから落ち着ける場所で撮影をしたい、ふたりにとっての思い出の場所で写真を残したい、外が好きで季節感を意識した撮影がしたいなど、新郎新婦の希望に合わせて幅広く選択が可能です。ここからはスタジオ撮影、ロケーション撮影、思い出の場所の撮影場所ごとに特徴や注意点をご紹介します。

スタジオ撮影

前撮りの撮影場所としてまずおすすめなのがスタジオです。撮影を専門としたフォトスタジオで撮影してもらうため、天候に左右されずに進められます。また、移動時間もないため、外での撮影と比べて比較的短時間で終了します。人目を気にする必要もなく、集中して撮影に臨めるでしょう。ロケーション撮影よりも比較的、費用に抑えられるものの、背景のパターンが少なく、単調になったり季節感がわかりづらくなってしまう懸念もあります。予算やイメージを踏まえて選択できるといいですね。

ロケーション撮影

チャペルや日本庭園、神社などのロケーションで撮影することも人気です。和装で撮影する場合、衣装に合わせて神社や庭園も雰囲気にぴったりです。他には観光名所や森林、公園などもおすすめです。ロケーション撮影の大きなメリットは季節感のある写真が撮れること。爽やかさや幻想的など、美しさを感じられる特別な1枚が残せます。移動しながらゆっくりと撮影ができる反面、天気に左右されてしまうため、雨天時の対応もあらかじめ担当者に確認しておきましょう。場合によっては希望する場所での撮影が難しい可能性もあるため、候補をいくつか出しておくと安心です。かける時間や予算、撮影後の使用イメージなどに合わせて、どの場所で撮影するか検討してみてください。

ふたりの思い出の場所

出会った場所やプロポーズをされた場所、同級生なら通っていた学校など、ふたりにとっての思い出の場所で撮影する方も多いです。ふたりの思い出を再現するようなストーリー性のある写真が撮影できて、ふたりの絆がより深まることでしょう。懐かしい出来事を思い出すきっかけにも繋がります。また思い出の場所で撮影すれば、結婚式でのウエルカムボードや演出ムービーで盛り上がるかもしれません。

6.前撮りは結婚式当日より3ヶ月前に行うのがおすすめ

結婚式当日に前撮りした写真をウエルカムボードや、オープニング、エンドロールの映像に活用することも検討されるなら、3ヶ月前に行うのがベスト。撮影した写真のアルバム制作の期間は約1ヶ月。データは1週間前後でお渡しすることも可能ですので、アイテムの準備に役立てていただくこともできます。

7.前撮りを楽しもう

前撮りは、結婚式に先立って記念撮影をすることです。結婚式当日だと慌ただしくてリラックスした表情の写真が残せない場合もあります。前撮りで撮影をすることで、ふたりらしい表情での写真撮影ができることはもちろん、さまざまな衣装やポージングで写真が撮れます。「結婚式はドレスだけど、和装も着たい」と憧れを持つ新婦の願いも叶えられますよ。和装と洋装のどちらかにするかは、ふたりのご希望や予算などと相談しながら選択してください。
また、撮影場所それぞれに違った良さがあるため、衣装を含めて検討しましょう。

普段じっくりと撮影される機会はなかなかなく、緊張してしまう新郎新婦も多いと思いますが、前撮りをしていると街ゆく方々やスタッフから「おめでとうございます」と声をかけてもらう場合があります。その幸せな瞬間をフォトグラファーに切り取ってもらうと、特別な1枚になりますし、ぜひ思いっきり撮影を楽しみましょう。衣装や撮影場所に悩んでしまう場合は、担当者に相談をするのもおすすめです。

開業70周年を迎えたホテル椿山荘東京には、都会の喧騒を忘れられるような緑豊かな日本庭園が存在します。歴史と季節のうつろいを感じられるロケーションでの撮影も可能です。チャペルや、本格的な神前挙式のできる神殿もあるため、衣装に合わせた撮影を提供できます。おふたりの世界観、こだわりが詰まった前撮りを検討している方は、ぜひ一度ブライダルフェアへお越しいただき、ロケーションの雰囲気を体験してみるのはいかがでしょうか。

ブライダルフェア

チャペル体験や神殿見学、開催中。
和洋体感して理想の挙式に。
ブライダルフェアはこちらから

お問い合わせ

お電話でのご予約・お問い合わせ
TEL.03-3943-0417
営業時間
11:00〜18:00(土日祝 10:00〜19:00)
定休日
火曜日(祝除く)