結婚式の和装前撮り!人気ポーズやおすすめの和装をご紹介
二人の晴れの結婚式、一生に一度の素晴らしい瞬間を素敵な写真に残したいと、写真にこだわられる新郎新婦が増えています。時間に制約のある挙式当日の撮影だけでなく、事前に前撮りするのがおすすめです。挙式はチャペルで行い、前撮りで和装の写真を撮られる方も多くいらしゃいます。
おすすめの和装の種類や、前撮りで人気のポーズなどについてご紹介していきます。基本的なことをまず知識として頭に入れて、結婚相手とじっくり相談して満足のいく前撮りを実現させましょう。
目次
1.和装で行う前撮りについて
ここでは和装で行う際の前撮りについて解説します。撮影方法や前撮りをする場合の、適した時期や季節、また費用についても見てみましょう。
◇和装の前撮りの撮影方法
一般的に前撮りにはどんな種類があるのでしょうか。和装での場合も、前撮りの種類は大きく分けて「スタジオ撮影」と「ロケーション撮影」の2つ に大別できます。
・スタジオ撮影
式場や専門の撮影スタジオを使って写真撮影するもので、天候や季節を気にすることなくじっくりと希望のショットを撮影することができます。さらに屋外と違って寝そべった撮影など、自由で遊び心のある写真を撮ることも可能です。
・ロケーション撮影
二人の思い出の場所や気に入ったロケーションを選んで屋外で撮影します。和装の場合は寺社や古い街並み、庭園などが好まれ、和の美しい雰囲気を上手に演出するとクオリティがアップします。
◇前撮りを行う時期や季節について
前撮りを行う時期はいつ頃がいいのでしょう。まず考えなくてはいけないのはカメラマンのスケジュールです。撮影から納品までどれくらいの日数が必要なのか事前に確認する必要があります。カメラマンが撮影データをパソコン上でリタッチ(補正や修正など)をする場合、1ヵ月以上かかる場合もあるようです。
さらに結婚式でその写真をウエルカムボードやムービーで使う場合には、その作業時間も考えて3ヵ月ほど前に依頼するなどの準備が必要になってきます。
撮影の季節は、新緑が美しい春と紅葉が映える秋に人気があります。夏場は高温によって化粧の崩れを気にする人も多く、冬場は単純に寒いからということで春や秋が好まれるようです。ホテル椿山荘東京では、2月初旬から4月初旬頃までの桜、春の新緑や夏の深緑、そして11月下旬から12月初旬頃の紅葉など、四季折々の景色を背景にすてきなお写真をお撮りいただけます。
◇前撮りの費用
和装での前撮りの一般的な費用はおおよそ10~15万円 と言われています(ゼクシィ結婚トレンド調査2019調べ)。この費用には、撮影、衣装のレンタル、ヘアメイクの料金が含まれていることが多いですが、衣装の価格帯には幅があり、撮影カット数を増やす場合などは費用が変わることもあります。
事前に予算を決めてその予算内で収まるようする場合は、計画的に撮影に臨むように心がけましょう。一般的に「スタジオ撮影」の方が安価で、「ロケーション撮影」はスタッフの交通費なども発生するため高くなることが多いようです。
また、曜日や時期により金額設定が異なることもあります。通常撮影は平日のほうが土日より安く設定されていることが多く 、さらに観光地や週末に人の多くなる場所での撮影では、平日のほうが撮影に適しています。どちらの撮影方法を選ぶにしても、前撮りのプランやオプションをよく確認しましょう。
2.前撮りで着たい和装の種類
せっかく前撮りをするなら、衣装にもしっかりこだわりたいところです。和装にはどのような種類があるのか紹介します。
◇前撮りで着る和装の種類は?
前撮りで身につける和装の種類を簡単に説明していきましょう。代表的なものは、白無垢と色打掛、引振袖です 。
・白無垢
結婚式で着る和装の代表格で、純白の衣装は清楚かつ華やか、格式も最も高い正礼装とされており人気が高い和装です。結婚式で白無垢を着ることを夢見ている女性も多いでしょう。
・色打掛
白無垢と同じように格式の高い正礼装で、織り方や彩色、刺繍などで鮮やかな模様を描いた和装です。白無垢が「静」なら色内掛は「動」といったイメージがあります。色柄で選ばれることが多く、着た人の華やかさがより一層引き立ちます。
・引振袖
別名大振袖とも呼ばれ、一般的な振袖よりも袖が長く裾の部分に綿が入った女性らしさを強調できるシルエットが特徴です。着やすく動きやすいのも人気の理由ですが、帯が表に出るため帯のアレンジで個性を出すことも可能です。
また、未婚女性しか着ることのできない振袖も、新婦に取っては最後の機会ということで、記念に選ぶ方も多いようです。
◇和装におすすめの髪型
和装の髪型として代表的なのは、文金高島田。綿帽子を被れば白無垢もより一層あでやかになります。長い髪を活かし、日本髪を地毛結いするのもおすすめです。
ここ最近は和装に洋髪を合わせるのが人気となっています。シニヨンや編み込みのまとめ髪に大柄のヘアアクセサリーや花、かんざしなど大胆なアレンジがトレンドになっているようです。
身につける和装とのバランスを考えながら、自分らしいスタイルを、専門家とじっくり話し合ってアレンジしましょう。
ホテル椿山荘東京では、白無垢を始めとする和装を数多く取り揃えています。衣装についての説明はもちろん、和装に合う髪型の紹介や、和婚についても詳細を紹介しているので、ぜひ以下のサイトをチェックしてみてください。
白無垢で結婚式を挙げよう!和装の種類や衣装、和婚に似合う髪型を紹介
3.和装前撮りで人気のポーズ
準備が整って、いざ撮影!その時に、どのようなポーズが良いか事前に考えておきたいところです。ここでは、和装で人気のポーズを紹介します。ベストなロケーションも考えながら、二人のセンスが光るポーズで撮りましょう。
◇ベーシックなスタイル
・スタンディング(ツーショット)
和装での前撮りの定番ショットはまず二人での立ち姿。スタジオでも屋外でもまずこのカットが基本になります。二人並んだこのショットは挨拶状や年賀状などにも使うことが多く、使用頻度も高くなるので重要な1枚となります。ポーズも変えて何パターンか撮影しておくことをおすすめします。
・ソロショット
一生に一度の晴れ着ですから撮影場所も事前に決めて全身、バストアップ、アップなどパターンを変えて撮りましょう。和装の魅力が伝わるようなポージング、着物の魅力が伝わる全身カットや、ヘアアクセサリーをひと工夫して幸せな表情があふれ出すアップも貴重な1枚となります。同時に表情や目線も重要で、笑顔だけでなく俯き加減になったり、遠くを見つめたり工夫してみても良いでしょう。
他にも立ち姿だけでなく二人で座ったカットや、「よろしくお願いします」と二人でお辞儀をしているカット、鼻先を合わせたり、見つめ合ったり、あるいはキスのカットなども人気です。
◇小物を使ったスタイル
前撮りで思わぬ効果を生むのが小物やアイテムです。撮影前に写真の構図をイメージして小物を用意する必要がありますが、二人だけのオリジナルなショットが撮れます。
・赤い糸
運命の人と結ばれるという意味の赤い糸ですが、お互いの小指に結んで撮影します。手作りもわりと容易にできるようで人気のアイテムとなっています。
・ガーランド
洋装でよく使用されるガーランドも人気アイテムの一つです。和装には、漢字で二人の名前を入れたり、「結婚しました」などのメッセージを書いて手に持って撮影します。
・コンフェッティ (紙吹雪)
コンフェッティを使えば、動きも出て、ぐっと華やかな1枚が撮れるでしょう。クラッカーやシャボン玉なども同様の効果が期待できます
・番傘
和装を引き立てる小物としては番傘があります。広げて手に持ってもいいですし、畳んで持っても、広げて横に置いても写真のグレードがワンランクアップします。
他にも和装で出番の多いものとしては、扇子や紙風船、御守り、習字などがありますが、まずはカメラマンとの打ち合わせの段階で希望するカットを伝え、持ち込む小物を確認しておく必要があります。スタジオならすでに用意されているものもあり重複が防げます。
◇顔を映さないスタイル
・バックショット
意外に人気なのが二人の顔をあえて撮らない写真です。代表的な例が二人の後ろ姿。日本庭園などのロケーションで、散歩するカットなどではあえて後ろ姿を狙うのもいいでしょう。構えていない自然体の二人の関係が写真にいい味を出します。新婦の写真でも斜め後ろから着物にピントを合わせた写真も高評価になる場合が多いようです。
・手元・足元のショット
結婚指輪をした二人の手元をズームアップしたショット。二人でそぞろ歩きする足元のアップも素敵な雰囲気を醸し出します。
・シルエット ショット
スタジオでアレンジしてもらったり、屋外でも逆光を使って、シルエットで撮影することも可能です。顔が見えなくてもスタイリッシュなイメージで仕上がります。
4.まとめ
和装は本人の希望と式場の衣装担当者との打ち合わせ、前撮りは事前の準備とカメラマンとのコミュニケーションが大切になってきます。どちらもしっかりとした予算決めと、二人の希望をはっきりさせておくことが重要です。
和装前撮りをするなら、希望のポーズやシチュエーションで撮影することができるホテル椿山荘東京がおすすめです。二人のリクエストにも親切に応えてくれるので、事前によく相談してみましょう。