ナイトウエディング×キャンドルで叶える幻想的な結婚式のすすめ
夜の静けさに包まれ、ゆらめく炎だけがそっと照らす――ナイトウエディングは、そんな非日常のドラマをリアルに体験できる結婚式のかたちです。キャンドルを主役に据えれば、誓いの瞬間はもちろん、披露宴のひとときやフォトタイムまでがまるで映画のワンシーン。光と影が織りなす幻想的な世界観は、ゲストの心に深く刻まれ、おふたりにとっても一生ものの思い出になります。しかも近年はコスト面や予約の取りやすさといったメリットも注目され、「昼より夜派」を選ぶ新郎新婦が増加中。本記事では、キャンドルが持つ魔法のような演出力にフォーカスし、人気の理由から最新アイデア、衣装・装花のコツ、ゲストへのおもてなし術までをまるごと解説します。
【目次】
1.ナイトウエディングでキャンドル演出が人気な理由
2.キャンドルを使った演出アイデアを知りたい
3.ナイトウエディングならではの感動ポイントやメリット
4.ナイトウエディングにぴったりな衣装・装花の選び方
5.ゲストが喜ぶナイトウエディングならではのおもてなし
6.ナイトウエディング×キャンドルを最大限に楽しむコツ
7.ナイトウエディングでおふたりだけの特別な思い出をつくるために
8.ナイトウエディング×キャンドルで、最高にロマンチックな結婚式を叶えよう!
1.ナイトウエディングでキャンドル演出が人気な理由
ナイトウエディングと聞くと、ふっと頭に浮かぶのがキャンドルの灯り。昼の結婚式では味わえないロマンチックさ、そして特別感をグッと高めてくれるアイテムとして、昔から幅広く愛されています。やわらかい光に包まれて過ごすひとときは、新郎新婦だけでなく、ゲストの心も癒やしてくれるから不思議です。
「キャンドルの明かりは幸せを運んでくれる」と言われることもあり、その温かみは誰もが自然とリラックスできる空間を演出します。昼間の太陽や照明のまばゆいぱきっとした明かりも素敵な演出ですが、キャンドルの炎はやさしく揺れ、非日常感や幻想的な雰囲気を演出するのにぴったりです。
たとえば、バージンロードの両側や会場入り口、テーブルの上など、さまざまな場所にキャンドルを飾るだけで、同じ会場がガラリと雰囲気を変えるのを感じられるでしょう。特に夜の式では、空間全体がしっとりとした大人のムードに包まれます。
キャンドルの優しい灯りが空間を彩る
キャンドルの灯りは、なぜか心を落ち着かせてくれる不思議なパワーを持っています。パーティーが始まる前のちょっとした待ち時間や、挙式で永遠の愛を誓う瞬間、そして披露宴でみんなと乾杯を交わすとき…。どんなシーンでもキャンドルの柔らかな明かりがそっと空間を包み込み、普段はなかなか味わえない特別な世界観をつくりだしてくれます。
夜の結婚式だからこそ、キャンドルの温もりが際立つのです。たとえばバージンロードや祭壇のまわりにキャンドルを並べれば、入場シーンがぐっとドラマチックに。披露宴会場のテーブルやウエルカムスペース、テラスにもキャンドルを並べることで、写真映えするスポットがいくつも生まれる点もポイントです。
ゲストも心からリラックスできる空間に
ナイトウエディングは「主役のおふたり」だけでなく、ゲスト全員にとっても特別な思い出になるもの。照明をぐっと落とした会場でキャンドルが灯ると、その瞬間から全体が一体感に包まれ、ゲストも心からリラックスできる空間になります。
日中の明るい式と違って、夜の式は落ち着いた雰囲気が魅力。お酒も入りやすいディナータイム、ふだんより会話も弾みやすく、親しい人同士はもちろん、はじめて顔を合わせるゲスト同士も自然と距離が縮まっていきます。緊張感がほどけて、みんなが肩ひじ張らずに楽しめるのは、キャンドルのやさしい光の効果も大きいでしょう。
2.キャンドルを使った演出アイデアを知りたい

キャンドル演出と言っても、実はバリエーションが豊富です。どんなスタイルにしようか悩む方も少なくありません。ここでは「ゲスト参加型」や「家族との絆を深めるもの」「写真映えにこだわった装飾」まで、いくつか代表的なアイデアをご紹介します。
キャンドルリレーで一体感を生み出す
ゲストみんなで幸せを分かち合いたい!そんな気持ちをカタチにするなら「キャンドルリレー」がおすすめです。新郎新婦が最初のキャンドルに火を灯し、それを各テーブルの代表者が受け取り、さらに隣のゲストへとリレー形式でつないでいきます。
キャンドルの火がだんだんと会場全体に広がっていく様子は、とても幻想的で感動的です。その場にいる全員の気持ちがひとつになる時間です。最後は全員で一斉にキャンドルの火を吹き消し、天使に願いを届ける…というロマンチックな演出も人気を博しています。使ったキャンドルは、そのままプチギフトとしてゲストに持ち帰ってもらうこともできます。
ユニティキャンドルで家族の絆を深める
欧米のセレモニーから生まれた「ユニティキャンドル」は、家族の絆や新しい家族の誕生を象徴する演出。両家を代表する人がそれぞれ小さなキャンドルに火を灯し、新郎新婦がその火を合わせてメインキャンドルに点火します。
この瞬間は、これまで別々の人生を歩んできた二人が、これからは一緒に新しい家庭を築いていく決意を形にするものです。ご両親や家族に感謝の気持ちを伝えるにもぴったりの演出です。参加する家族だけでなく、見守るゲストも思わず涙してしまうような感動のワンシーンになるでしょう。
キャンドルロードやハンギングキャンドルで写真映えを狙う
会場の雰囲気づくりにこだわりたい方は、装飾としてのキャンドル活用もおすすめ。たとえば「キャンドルロード」。バージンロードやエントランス、ガーデンの小道にキャンドルをたくさん並べて、幻想的な光の道を演出します。退場シーンや送迎の時に、ゲストの心にも強く残る空間が完成します。
また、席札のフタにメッセージを書いて、熱で文字が浮かび上がる「クレールストーリア」などのアイデアも注目されています。写真映えも狙えるほか、ゲストへのサプライズ感もあるので印象的な演出にしたい方におすすめです。
3.ナイトウエディングならではの感動ポイントやメリット
「夜の結婚式ってハードルが高そう」「おしゃれだけど暗くてあまり映えなさそう」と心配する方もいらっしゃいますが、実はナイトウエディングは賢く選べば要望を叶えやすく昼とは違った自然の演出で心に残る式にできるスタイルでもあります。
夜の時間帯なら予約が取りやすい
昼間の挙式・披露宴は人気の時間帯のため、早くから予約で埋まってしまうことも珍しくありません。その点、ナイトウエディングは午後から夕方以降の時間帯になるため、希望日が取りやすく、希望の会場や日取りも比較的自由がきく傾向があります。
「人気会場なのに希望日が空いていた」「あきらめていた会場がナイトウエディング枠で予約できた」なんていう声も。特に土日祝の午前・午後がどうしても人気で埋まりやすいので、夜の時間を選ぶことで選択肢が広がります。
自然の明かりがもたらす感動
夕方の挙式で始まりは日暮れ、終わるころには夜景が楽しめるトワイライトウエディングもあります。日にちがよければ満月が照らす幻想的で天に祝福されたような式になるでしょう。さらに日没後数十分だけ表われる薄明の時間帯・マジックアワーでは、温かい金色の輝きを身にまとうことができるでしょう。自然の魔法のような光を浴びて輝くことは他の時間帯の式では味わえない感動を与え、記憶に残る式になるでしょう。
4.ナイトウエディングにぴったりな衣装・装花の選び方
ナイトウエディングを最高に楽しむためには、衣装や会場装花にもこだわりたいところ。昼間と違って照明やキャンドルが主役になる夜の会場では、選び方次第で雰囲気ががらりと変わります。
光沢やきらめき素材のドレスが映える
夜の式におすすめしたいのが、光を反射する素材やきらめき感のあるドレス。シルクやサテン、ラメやグリッターが施されたものは、キャンドルの明かりやライトアップと相性抜群。シンプルなシルエットでも、きらっと輝く素材感で大人の華やかさが引き立ちます。
写真映えも良く、暗めの会場でも主役感がしっかり出せるのもポイント。「夜の結婚式だからこそ普段は着ないようなデザインに挑戦してみたい」という花嫁さんにもおすすめです。
新郎の衣装も、白や光沢のあるグレー、ダークカラーのタキシードが人気。新婦と衣装の色味や素材をそろえたり、ブートニアやネクタイでリンクさせたりすると統一感が増します。
深みのあるカラーや白い花でメリハリを
お色直しのカラードレスには、ワインレッドやネイビー、ディープグリーンなど深みのある色味が夜の会場によく合います。暗い空間で映えるので、大胆なカラーにチャレンジしやすいのもナイトウエディングの良さ。
装花も、白やグリーンを基調にすると照明の下でも色がくすまず、写真にもきれいに残せます。アクセントにゴールドやシルバーのアイテムを加えたり、星や月、夜空をイメージした飾りをプラスしたりするのもおすすめ。大人っぽく洗練された空間が完成します。
5.ゲストが喜ぶナイトウエディングならではのおもてなし
せっかく夜に集まるからには、ゲストにも心から楽しんでもらいたいもの。ナイトウエディングならではのおもてなしや配慮で、みんなの思い出に残る一夜にしてみましょう。
食事やドリンクをディナー仕様にアレンジできる
ディナータイムに合わせたフルコースやビュッフェ、ワインペアリングなど、お料理も昼とは違った内容で特別感を出しやすくなります。夜ならではのゆったりした時間の流れのなかで、美味しい料理と会話をじっくり楽しんでもらえるのは、ゲストにも嬉しいポイント。
お酒もディナータイムならではのラインナップにこだわったり、オリジナルカクテルやナイト限定のスイーツを用意したりするのも良いでしょう。「大人のパーティー感」を意識したコーディネートやサービスで、ちょっと背伸びした非日常体験をゲストにも味わってもらえます。
宿泊や送迎の手配で安心して楽しんでもらえる
ナイトウエディングはどうしても終了が遅くなるので、遠方からのゲストやご年配の方には、会場近くの宿泊手配や送迎サービスも準備しておくと安心です。ホテルのウエディングプランならそのまま宿泊とセットにできる場合も多いので、「今日はとことん楽しんでほしい」という気持ちを伝えることができます。
また、披露宴が終わってからの帰宅時間が気になる場合は、終了時間をあらかじめゲストに伝える、翌日の予定を確認しておくなどの配慮も忘れずに。
6.ナイトウエディング×キャンドルを最大限に楽しむコツ

せっかくのナイトウエディング、最高の一日にするためにはちょっとした工夫や準備も大切です。夜ならではの注意点やコツを知っておくと、当日も安心して過ごせます。
季節や天候に合わせて防寒・暑さ対策をする
ガーデンやテラスなど屋外演出を取り入れる場合、季節ごとの気温や天候への配慮は欠かせません。冬はブランケットやカイロ、夏は冷たいドリンクや扇子などを用意しておくと、ゲストも快適に過ごせます。
春や秋は気温が穏やかでナイトウエディングにぴったりの季節。「夜は一気に冷えることもあるから、女性ゲスト向けに羽織ものを貸し出した」「ガーデンにヒーターやひざ掛けを設置した」などのアイデアもよく聞きます。
天気が心配な時期は、雨天でも楽しめる代替演出や屋内スペースの確保も大切です。プランナーさんと事前に相談しておくと、当日も落ち着いて対応できます。
二次会や帰宅時間にも配慮を
ナイトウエディングは披露宴のお開きが遅くなるため、二次会を当日に設定するとゲストの負担が大きくなりがち。「二次会は別の日にした」「飲み会スタイルで自由参加にした」「早めに披露宴を始めて二次会の時間を確保した」など、柔軟なプランが人気です。
また、遠方から来るゲストや翌日お仕事がある方のことも考えて、披露宴の終了時間や帰りの交通手段も事前に案内しておきましょう。宿泊先の案内や、帰宅しやすい曜日(土曜や祝前日など)選択なども考慮しましょう。
7.ナイトウエディングでおふたりだけの特別な思い出をつくるために
ナイトウエディング×キャンドルは、非日常のロマンチックな雰囲気を味わえる特別な結婚式スタイル。昼間の結婚式にはない、大人っぽさやしっとりとした空気感を楽しむことができます。 おふたりの「やりたい!」を形にするためには、情報収集やプロへの相談もポイントです。
気になることはプロに相談してみる
ナイトウエディングやキャンドル演出に興味はあるけれど、「具体的なイメージが浮かばない」「自分たちに合うスタイルが分からない」という方は、ウェディングプランナーに相談してみてください。
「どんなキャンドル演出ができるのか」「夜の会場コーディネートで気をつけること」「季節やゲスト層に合わせたプラン」など、プロならではの目線でアドバイスをもらえます。 ブライダルフェアや式場見学に参加すれば、実際の装飾や演出例も直接見て体感できるので、理想の結婚式のイメージが湧きやすくなったり、こだわりポイントが明確になったりするため、その後の選択がしやすくなるでしょう。演出やプランに迷ったときは、一人で悩まずプロに相談しながら少しずつ理想をカタチにしていくのが、理想の結婚式を叶えるコツです。
8.ナイトウエディング×キャンドルで、最高にロマンチックな結婚式を叶えよう!
幻想的なキャンドルの明かりと、夜だけの静けさや特別感。ナイトウエディングだからこそ叶えられる一夜は、おふたりはもちろん、集まってくれた大切な人たちの心にも深く残るものになるでしょう。
ナイトウエディングならではの演出として、例えば以下が挙げられます。
- ゆらめくキャンドルの灯りに包まれて愛を誓うセレモニー
- ディナータイムの特別なおもてなし
- 深みのある衣装や装花で大人の雰囲気を演出
ナイトウエディングは、昼の結婚式よりも準備や演出の幅が広がる分、悩むポイントも多いもの。でも、その分「自分たちだけの特別な一日」がきっと形にできるはずです。
気になることや分からないことがあれば、ブライダルフェアなどで相談してみましょう。プロのサポートやアドバイスを受けながら進めていけば、準備も当日も心から楽しめることでしょう。
「非日常」を感じるロマンチックな夜の結婚式。ナイトウエディング×キャンドルで、おふたりらしい最高の思い出を作ってくださいね。理想の一日への一歩は、今日からでも踏み出せます。
ナイトウエディングやキャンドル演出に興味をお持ちの方へ、ホテル椿山荘東京では、幻想的な雰囲気を体感できるブライダルフェアを開催しています。都心にありながらさながら森のような自然豊かな庭園を有し、夜にはキャンドルやライトアップによるロマンチックな演出が可能です。
ぜひ一度、ホテル椿山荘東京のブライダルフェアに足を運んでみてください。
