お顔合わせ食事会の準備と当日の流れ

お顔合わせ食事会の準備と当日の流れ

「お顔合わせ」とは、大きな意味での「結納」の一つのスタイルです。結納品を用意せず、新郎新婦の両家が顔合わせすることで、結納に代えます。価値観の多様化や簡略化により、「お顔合わせ」も増えてきています。

目次

お顔合わせとは?結納との違い

「結納」とは、「結婚する両家が結ばれ、一つに納まる」ということです。結ばれるのは、結婚する新郎新婦だけでなく、その両家を意味しています。結ばれる「家」と「家」とがお祝いの品を交換するのが「結納」です。「正式結納」は仲人が新郎新婦の両家を行き来し、結納品を届けます。昨今は自宅でなく、ホテルや結納などで結納を行う「略式結納」が多いようです。
「お顔合わせ」は、結納品を贈り合うことはなく、記念品の取り交わしと食事会をすることで、結納に代えるものです。

お顔合わせの流れ

お顔合わせに必要な準備や流れをご紹介します。
いずれも、新郎新婦、ご両親がよく話し合い、両家の理解を深めることが大切です。

◇相談や準備、下調べ

・出席者を決める
まず、はじめに考えなくてはならないのが出席者です。両親はもちろん、兄弟・姉妹が多い場合は、皆が参加できるのかを確認する必要があります。

・会場と日程を決める
参加者が決まったら、次に会場と日程を決めます。お顔合わせは一生思い出に残る日になりますので、下見を必ず行うようにしましょう。また、日程は、スケジュールに余裕があり、お日柄にこだわるのであれば、大安・友引などの午前中に行うのが一般的です。

・服装を決める
両家で事前に話し合いをし、格を揃えることが大切です。
新婦:振袖、訪問着、スーツ、ワンピース。アクセサリーは、パール等上品なもの
男性:略礼服、紺やグレーのダークスーツに白または、シルバーのネクタイ
女性:色留袖、 一つ紋の無地訪問着、新婦より控えめのスーツがワンピース

・話題を決める
形式ばった内容の話題を無理に作っておく必要はありませんが、当日結婚式の相談をするつもりであれば、お互いに当日は式の話もしたいと思っている旨を両家に伝えておくと当日の会話がスムーズです。

・婚約記念品を決める
婚約記念品として一番多いのが、婚約指輪です。女性からの「返礼品」は時計やスーツなど、実用的なものが人気のようです。

◇挨拶と両家の紹介
全員が集合したら、はじめに挨拶をして場を引き締めます。両家のお父様が最初に挨拶をするのが一般的です。両家の紹介は、挨拶に続き、そのままお父様がされてもよいですし、新郎新婦のお二人がそれぞれのご家族を紹介する場合もあります。

◇婚約指輪、婚約記念品の取り交わし
挨拶のあと、婚約記念品と返礼品の取り交わしをします。

◇乾杯後、食事を開始
挨拶と記念品の紹介が終わったら、ここでいよいよ乾杯です。ご新郎のお父様が乾杯のご挨拶をされることが多いようです。

◇結びの挨拶
開始の挨拶同様、お父様がされる場合と、新郎新婦が皆さまに感謝を込めてご挨拶される場合とあります。

◇記念撮影
カメラを用意し、記念に写真を残しておくとよいでしょう。

ホテル椿山荘東京のお顔合わせ

◇料亭でのお顔合わせ
庭園内の数奇屋造りの料亭「錦水(きんすい)」では、晴れの日にふさわしい、華やかなお祝いの会席料理と、窓から臨む四季折々の景色が和やかなひとときを約束してくれることでしょう。

◇レストランでのお顔合わせ
ホテル内イタリア料理のレストランや、日本料理のレストラン、庭園内石焼料理レストランの各レストランの個室でのお顔合わせも承っております。
レストランの雰囲気やお料理のご希望に合わせてお選びいただけます。

◇スイートルームでのお顔合わせ
スイートルームのリビングでのお顔合わせでは、まるでご自宅にお招きしたかのような、アットホームな雰囲気をお楽しみいただけます。お料理はシェフとの打合せによる、オリジナルコースのご用意も可能です。

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