「結婚式をやりたくない派・したくない派」におすすめの代替案を紹介
「結婚式を挙げるべきか悩んでいる」「やりたくないけれど後悔しないか心配」——そんな方も多いのではないでしょうか。近年は多様な価値観が受け入れられ、ナシ婚や少人数婚、フォトウエディングなど“自分たちらしい”選択肢が広がっています。本記事では、結婚式をしない・迷っているおふたりに向けて、よくある理由とその対策、そして満足できる代替案の選び方をご紹介します。
【目次】
1.結婚式を「したくない」主な理由とは
2.結婚式の代替案と選び方
3.実際に挙式した方の感想
4.「結婚式をやりたくない」というパートナーに伝えたい結婚式のメリット
5.説得の前に──価値観のすり合わせ手順
6.まずはブライダルフェアで体験しよう
1.結婚式を「したくない」主な理由とは
結婚式に対して積極的になれない理由は、一組ごとに異なります。ここではよくある悩みや背景と、その具体的な解決策をまとめました。「やらない派」「したくない派」の気持ちに寄り添いながら、無理のない一歩を選ぶヒントとしてご活用ください。
お金がかかる
結婚式には大きな費用がかかります。ゼクシィ結婚トレンド調査2024によると、挙式を含めた平均総額は343.9万円です。
この金額は規模や時期によって異なりますが、「高額だからやりたくない」と思う方も多いでしょう。そんな場合は、式の内容や時期を見直すことで費用を抑えられることもあります。
ポイント:挙式時期や時間帯で費用を調整する
オフシーズン(夏・冬)や平日、ナイトウエディングなど、人気が集中しないタイミングを選ぶと、費用を抑えられることがあります。仏滅や赤口などに、割安なプランが用意されていることもあります。複数のプランを比較して検討してみましょう。
ゲスト選びが大変
招待するゲストの範囲を決めるのは、とても悩ましいものです。親族や友人、職場の関係者など、どこまで呼ぶか迷ってしまう場合も多いでしょう。招待ゲストを選ぶのが大変であえて結婚式をしないというケースもあります。
ポイント:まずはグルーピングして考える
まずは家族・親族・友人・職場の関係者などでグループ分けし、おふたりで基準を話し合って決めることが大切です。時にはウエディングプランナーや親しい方に相談してみても良いでしょう。
目立ちたくない
目立つことが苦手な方、あがり症の方にとっては、結婚式は想像しただけでも緊張してしまうイベントです。結婚式の規模によっては家族や友人だけでなく、普段あまり交流する機会がない方や目上の方も参列されるでしょう。大勢のゲストに囲まれて緊張したり、居心地の悪さを感じたりすることを想像した結果、パートナーは結婚式に対して消極的になっているのかもしれません。
ポイント:演出そのものを控えめにする
パートナーがあがり症で目立つのが苦手なタイプであれば、演出そのものを控えめにする案もあります。例えば、会食・歓談がメインの結婚式であればゲストに自由に食事を楽しんでもらえますし、おふたりへ視線が集中しすぎるのも防げるでしょう。また、キャンドルサービスやケーキカット、ファーストバイトなど、おふたりに注目が集まる演出を極力カットする・簡略化する方法もあります。また、参加型のイベントを行うことで、ゲストが主役になり、結果的におふたりへの注目が軽減されます。
結婚式の準備が大変そう
結婚式の準備は確かに多くの時間と手間がかかります。仕事と両立しながらの準備に不安を感じる方もいるでしょう。
ただし、少人数婚やフォトウエディングなど、準備が少なくて済むプランもたくさんあります。無理なく準備ができるスタイルを選ぶことが大切です。
ポイント:スケジュールの内容や準備するものを明確にしておく
結婚式に対し、パートナー側が「何となく大変そう」という印象を強く持っている可能性もあります。結婚式までのスケジュールを具体的に伝えたり、やるべきことリストを整理したりして、パートナーに説明してみましょう。丁寧に説明することで、「思ったより負担が軽そう」と考え直してくれるかもしれません。
結婚式の必要性が分からない
「入籍だけで十分」「わざわざ式を挙げなくてもいいのでは」と感じる方もいます。入籍したという事実があれば、結婚式をしなくても良いと考えているのかもしれません。
ポイント:まず一度ブライダルフェアへ行ってみよう
まずはブライダルフェアで実際の雰囲気を体験してみましょう。言葉では伝わりにくい魅力や価値に気づけることも多くあるでしょう。 ホテル椿山荘東京では、さまざまなブライダルフェアを実施しております。詳細については、以下よりご覧ください。
2.結婚式の代替案と選び方

結婚式をしないと決めても、ふたりの節目や家族への感謝を伝える方法はたくさんあります。ここでは「ナシ婚」の方にもおすすめできる代替案を紹介します。
少人数婚|本当に大切な人たちと過ごす
ご家族や親しい友人だけを招いて行う少人数婚は、気負わずリラックスできるのが魅力です。ゲスト一人ひとりと会話を楽しみながら、感謝をじっくり伝えられます。準備や費用も少なくて済みます。
ホテル椿山荘東京の小披露宴会場・少人数婚プランの詳細
フォトウエディング|写真で記念を残す
「式は挙げないけど、記念は形にしたい」「ウエディングドレスは着てみたい」と思う方にはフォトウエディングがぴったりです。庭園やチャペルで思い出に残る一枚を残せば、特別な節目になります。
レストランウエディング|会食中心のアットホームな挙式
格式張らず、落ち着いた雰囲気でゲストと過ごせるのがレストランウエディングです。美味しい食事を囲みながら、自然体でお披露目ができるので、緊張しやすい方や堅苦しい雰囲気が苦手な方にもおすすめです。
1.5次会(会費婚)|自由度とコストの両立
披露宴ほど形式ばっておらず、二次会ほどカジュアルすぎない1.5次会(会費婚)も選択肢です。会費制ならゲストの負担も軽く、気軽に感謝を伝えられます。進行や会場選びも自由度が高くなります。
3.実際に挙式した方の感想
「結婚式をするかどうか迷っている」という方にとって頼りになるのが、経験者の意見です。実際に挙式をした方のリアルな声を、ホテル椿山荘東京のウエディングレポートから一部ご紹介します。
ゲストのみなさまに楽しんでいただける結婚式を目指し、お料理・演出・装花に特にこだわりました。お越しいただいたみなさまからは、「ふたりの笑顔が素敵だった」、「ふたりの人柄が結婚式に現れていた」、「久しぶりの友達や先輩と会えてすごく楽しかった!」、「ずっと思い出に残る結婚式だった」と言っていただけました。コロナ禍で海外や地方の親戚や友人にお越しいただくことができなかったことが心残りですが、余興ムービーでメッセージをくれたことが最高のサプライズでした。(U.Tさま U.Rさま 挙式日:2020/09/13)
伯母が、50年前に椿山荘で結婚式をしており、結婚式後も椿山荘を利用している姿を見ていて、記念日などでまた戻ってくることができるという結婚式場とのつながりに憧れがありました。挙式は、私たちふたりと親族や友人数名で行いましたが、牧師の先生からの挙式中のお言葉がふたりとも心に残り、誓いの場を設けて良かったと実感できました。挙式後はふたりだけで、ホテルの庭園にある料亭で記念の食事をしました。料亭のお料理もサービスも素晴らしく、窓の外に雲海も現れ、非日常な時間を過ごすことができました。食事後のホテルの宿泊もとても素敵なお部屋で、大満足の1日になりました。(Y.Yさま Y.Aさま 挙式日:2020/10/29)
この他、ホテル椿山荘東京で結婚式をされた皆様のレポートはこちらからご覧いただけます。
4.「結婚式をやりたくない」というパートナーに伝えたい結婚式のメリット

結婚式を挙げることで、どのようなメリットがあるのでしょうか。夫婦としての自覚が強まることをはじめ、結婚式を挙げることのメリットをご紹介いたします。以下でご紹介する魅力を「結婚式はやりたくない」と考えているパートナーに伝えて、話し合ってみませんか。
夫婦としての自覚が強まる
結婚式という一大イベントを経験することで「夫婦になった」という気持ちが強まります。また、「みんなのウエディング」が行った調査によると、結婚生活が3年以上続いている夫婦の約6割が、挙式・披露宴を行ったと回答。対する離婚カップルの挙式・披露宴実施率は約4割に留まっていたと報告されています。くわえて、「入籍のみをした夫婦のうち、3割が離婚している」というデータも取れています。この調査結果を踏まえると、「結婚式を行った夫婦のほうが離婚率が低い」といえるでしょう。
ゲストに一斉に結婚報告をできる
家族や友人、職場の関係者などのゲストに対し、一度に結婚報告ができます。関係者に対し、個別に結婚報告をして回るのは思いの外労力がいるもの。後の負担も考えて、結婚式という場を設けたほうが手間が省けます。また、結婚式はこれまでお世話になったゲストに感謝の気持ちを伝える場でもあります。普段はなかなか口に出せない言葉でも、セレモニーの場であれば想像以上にすんなりと感謝の気持ちを伝えられるでしょう。
家族が喜んでくれる
結婚式は、小さい頃から育ててくれた親御様や御家族に晴れ姿を披露する場です。そのため、結婚式は子どもや孫が巣立っていく瞬間を見届ける瞬間だといえます。親御様や祖父母様への恩返しだと思って、挙式されてはいかがでしょうか。かしこまったセレモニーが苦手なのであれば、家族だけを招く少人数結婚式やレストランウエディングを検討すると良いでしょう。
5.説得の前に──価値観のすり合わせ手順
結婚式を挙げるかどうかで意見が分かれた時は、まずお互いの本音や希望を確認することが大切です。「なぜやりたくないのか」「何を大切にしたいのか」などをリストアップして、冷静に話し合う時間を持つことから始めましょう。
価値観を話し合うためのチェックリスト
- なぜ結婚式をしたくないのか、具体的な理由を整理する
- 結婚式に対して期待すること、必要ないと感じることをお互いに確認する
- 両家や家族の希望や意見も聞く
- お互いが「譲れない点」と「妥協できる点」をまとめてみる
このように整理することで、二人にとって納得できる形を見つけやすくなります。
6.まずはブライダルフェアで体験しよう
「どのスタイルが自分たちに合うか分からない」という方は、まずはブライダルフェアに参加してみましょう。会場の雰囲気やスタッフ、試食や相談で具体的なイメージがわきます。特典やプレゼントも用意されているので、迷っている方にもおすすめです。
ホテル椿山荘東京であれば、チャペルウエディングや神前挙式はもとより、少人数結婚式やレストランウエディングなどの挙式スタイルにも対応しております。フォトウエディングにふさわしいロケーションや、ご両家のお顔合わせにもご利用いただけるレストラン・料亭もご用意。結婚式の開催を迷われている方にも、ふさわしい代替案をご提案させていただきます。
