結婚式の費用はいくら準備すれば良い?内訳や支払方法もチェックしよう!

結婚式の費用はいくら準備すれば良い?内訳や支払方法もチェックしよう!

結婚式を計画しているカップルに向けて、気になる結婚式の費用の目安や相場を詳しく解説します。
ご結婚が決まると、いよいよ式場探しがはじまります。どんな結婚式にしようか、おふたりの夢も際限なく広がることでしょう。最近では結婚式のスタイルも多様化しており、選択肢の幅も広がっています。しかし、費用の目安を知らないまま理想だけで式場や式のスタイルを選んでしまうと、あとから支払に困ることにもなりかねません。
何にどれくらいの費用がかかるのか、おおよその目安を知っていれば、どのスタイル・選択肢が自分たちにとってベストなのか、どのくらいの貯金が事前に必要なのか全体が見えてくるはず。
また少しでも自己負担金を減らす節約アイデアについてもいくつかご紹介していきますので是非ご参考にしてみてください。

目次

1.結婚式の費用内訳とそれぞれの目安

結婚式にかかる費用は、式場代だけではありません。結婚式では以下のように様々な項目を決めていく必要があり、それぞれのグレードなどによっても金額は大きく変わってきます。

<結婚式の費用を左右する主な項目>

  • 挙式会場代
  • 披露宴会場代
  • ゲストなどの料理・飲み物代
  • 会場の装花代
  • 衣装(ドレス・ブーケなど)や美容・エステ代
  • 写真や映像代
  • 会場演出代
  • ペーパーアイテム
  • 引出物代
  • サービス料
  • その他(二次会・持ち込み料)

上記それぞれの費用目安について、ここから詳しくご紹介します。

挙式会場代

挙式会場の費用目安:約10万~30万円
結婚式を挙げる会場としては、「チャペル挙式」「神前挙式」「人前式」の3つの選択肢があります。それぞれの費用目安は以下のとおりです。

  • チャペル挙式料:15万~30万円
  • 神前挙式(初穂料):10万~30万円
  • 人前式:10万~30万円

会場によって、あらかじめ金額が決まっているところ、ランクを選択できるところなど様々です。

披露宴会場代

披露宴会場の費用目安:約20万~40万円
挙式のあとに行う披露宴では幅広い選択肢があるので、こだわればこだわるほど金額はアップしていきます。
会場代は式場によって決められていますが、新郎新婦や親族の控室を借りるときは別途費用がかかる場合があります。費用目安は以下のとおりです。

  • 控室料:約1万~5万円
  • 親族控室・来賓控室、ブライズルーム:3万~10万円

全館貸し切りタイプの会場では、会場代に控室の使用料が含まれているケースもあるので事前に確認をしておきましょう。

ゲストなどの料理・飲物代

  • 料理の費用目安:1人あたり約15,000~25,000円
  • 飲物の費用目安:1人あたり約4,000~8,000円
  • ウエディングケーキ:1人あたり約1,100~1,800円

料理については会場ごとにあらかじめコースが設定されていることがほとんどです。加えて、デザートビュッフェや子ども用のプレートなどの追加で、別途費用が発生します。

料理はゲストの満足度を左右するポイントのため、こだわるカップルも多く、ゲスト向けの料理で選ばれる価格帯としては19,000~22,000円くらいが多いようです。
ウエディングケーキを入刀用のイミテーション(偽物のケーキ)にする場合は4万~5万円が相場ですが、ゲストにも振舞う場合は人数に応じた料金となります。仮にゲストが40人とし、1人あたりの金額が1,000円だとすると、費用は4万円ほどとなります。
飲物はフリードリンク制が一般的ですが、ウェルカムドリンクの実施や飲料の種類を増やすことで別途費用が発生します。

会場の装花代

装花の費用目安:総額 約16万~27万円
会場の装花には、大きくゲストテーブル用と新郎新婦が座る高砂用の2つがあります。それぞれの費用目安は以下のとおりです。

  • ゲストテーブルの装花代の目安:約8,000~15,000円
  • 高砂用の装花代の目安:約8万~15万円

装花費用は、選ぶ花の種類やボリュームによって変わりますが、卓上数が増えればそれだけ装花費用も高くなります。
卓上だけでなく、ウエルカムスペースやケーキナイフ・乾杯グラスのそばに装花を置く場合にはさらに費用が上乗せされていきます。

衣装(ドレス・ブーケなど)や美容・エステ代

  • 衣装の費用目安(新郎新婦):総額 約45万円
  • 美容・着付・ヘアメイクの費用目安:約10万~30万円
  • ブーケの費用目安:約3万~5万円

新婦の衣装は式のメインともいえる重要なポイント。そのため、衣装や美容にかかる費用の総額平均は、90万円前後と高めになっています。
新郎の衣装総額は10万~15万円ほどが平均的な金額となっています。
ウエディングドレスは選ぶドレスによって値段が変わってきますが、1着あたりの平均は約20万~30万円となっています。
インポートドレスや有名ブランドのドレスなどは、レンタルでも30万円以上の費用がかかる場合があります。10万円未満など低価格帯のドレスもあるので、極力費用を抑えたいという方にはおすすめです。
衣装替えで着用するカラードレスは20万円前後が平均です。その他、アク
セサリーや小物、インナーなどに別途費用がかかります。
和装の場合だと、白無垢(約20万円)・色打掛(約40万円)ほどが衣装代としてかかります。

着付やヘアメイクにも費用がかかり、ブライダルエステを受ける場合にはプラスで8万~10万円前後の費用がかかります。

写真や映像代

写真や映像の費用目安:約30万~40万円
結婚式では、当日の式の様子を写真やムービーで残すことができます。プロに頼む場合、スナップ写真・ビデオ撮影それぞれ、約15万~20万円の費用がかかります。
さらに、最近では当日の式の様子をエンドロールで流す「撮って出しエンドロール」もはやっていますが、そちらを頼む場合は20万円前後の費用がかかります。
アルバムやムービー作成など、思い出をどのような形態で残すかによってもかかる費用が変わってきます。

会場演出代

会場演出の費用目安:約10万~50万円
費用は、演出によってかかる費用が変わります。たとえば映像を映し出すスクリーンのレンタル、キャンドルサービスやスパークバルーンなど演出によって使用する音響や照明も異なり、それらはオペレーター費用として加算されます。
その他、司会や花嫁の付き添いでお世話をしてくれる介添人にも費用がかかります。それぞれの費用目安は以下のとおりです。

  • 司会:約8万~15万円
  • 介添料:約3万~5万円

ペーパーアイテム代

ペーパーアイテムの費用目安:1人あたり約1,000~2,000円
ペーパーアイテムとは、招待状や席次表、席札などのこと。
40人ゲストを呼んだ場合で計算すると、約4万~8万円の費用がかかることになります。

引出物代

引出物の費用目安:1人あたり約4,000~1万円
引出物とは、ご祝儀のお礼としてゲストに渡す手土産のことをいいます。引出物の金額はご祝儀の1割が目安といわれています。
なお、キャンドルサービスやお見送りのときに渡すプチギフト(200~300円)は引出物にはカウントされません。
地域によって独自に引出物のルールがある場合もあるため、金額や贈り物の内容は親御様や式場に相談してみてください。

サービス代

サービス費用の目安:飲食代や席料の15%
結婚式では、スタッフの人件費として飲食代や席料の15%程度を式場に支払います。飲食代だけでなく装花にもかかるなど、式場によってサービス料が加算される項目が異なります。その他、結婚式の企画・運営のプロデュース料として別途10万~30万円ほどの費用が必要なケースもありますので事前によく確認しておきましょう。

その他(二次会・持ち込み料)

  • ドレスの持ち込み料の費用目安:3万円~
  • 二次会の費用目安:20万~30万円(10~30人の場合)

ドレスや引出物など、提携外のアイテムなどを式場に持ち込む場合、別途持ち込み料が発生する場合があります。
以下のようなアイテム・スタッフを独自に持ち込みたいと考える場合は、持ち込み料が発生するかどうかを事前に確認しておきましょう。持ち込み料無料のところもあれば、持ち込みNGのところがあります。

<持ち込み料の目安>

  • ドレス:1着3万~5万円
  • ブーケ:無料~2万円
  • 引出物:1点あたり500~1,000円
  • カメラマン:10万円~
  • メイクさん:3万~5万円
  • 装花:5万~10万円

など

カメラマンやメイクさん、装花についてはNGの会場も多いようです。実際の式では、ペーパーアイテム・ウエルカムアイテム・プチギフト・ブーケなどは持ち込みで用意するカップルも多くなっています。

二次会費用は参加人数や用意する余興、プチギフトなどによって大きく価格が変わります。式場によっては二次会プランを用意している場合もあり、その場合は1人あたりいくらと事前に決められています。
その他にも、遠方から来ていただいたゲストに対して、新郎新婦から交通費を包んで渡すケースも。地域の風習にもよるため、事前に確認しておきましょう。

結婚にかかるその他の費用

  • 結納式の費用目安:約18万円
  • 結婚指輪の費用目安:2人で約25万円
  • ハネムーン費用目安:約30万~70万円
  • 新生活の費用目安:約60万~100万円

結婚式を挙げる前に結納式を行う場合、18万円前後の費用がかかります。ただ、最近は堅い雰囲気の結納はせず、カジュアルに両家顔合わせの食事会で済ませるケースも多くなっています。食事会で両家顔合わせをする場合、4万円前後の食事会費用がかかります。

新婚旅行に行く場合は、国内か海外かによっても大きく費用が変わってきます。現地で記念にお土産を購入する場合は、別途お土産の費用も用意する必要があります。お土産の相場は平均4万円程度が多いようです。
またふたりでスタートさせる新生活でも、引っ越し代や家具・家電の用意などに費用がかかります。こちらは状況によって金額が大きく変わるでしょう。

結婚式を挙げる際には、これらの費用がかかることも踏まえ、残しておかなければならない金額を考慮したうえで慎重に検討しましょう。

2.結婚式を行うといただけるお金

結婚式ではご祝儀・家族からの援助などもらえるお金もあります。また自治体の助成金や勤め先から結婚祝い金をいただけるケースもあります。
これらの金額も考慮しておくと、結婚式を挙げる際の自己負担額としてどれくらいの費用を用意すればいいか計算しやすくなるでしょう。
ここからは結婚によっていただけるお金についてご紹介します。

ご祝儀

結婚式では、ゲストからご祝儀をいただくことがほとんどです。
地域差はあるものの、ご祝儀の相場は親族で6万円、会社の上司や昔の学校の恩師などは4万円、友人や同僚は3万円といわれています。
一昔前は、2で割れる数字は「別れる」として縁起が良くないともいわれていましたが、今では「ふたり」を連想させる2の倍数として受け入れられています。
ご祝儀総額の平均額は、40人のゲストで考えると、40×3万円とした場合、120万円程度となります。
挙式費用を平均の300万円と仮定すると、約4割はご祝儀でまかなえる計算になります。

家族や親族からの援助

結婚式では、家族や親族から費用援助をしてもらえるケースもあります。
必ずしももらえるお金ではないですが、カップルの両方の援助額があれば、ご祝儀と合わせるとプラスになる可能性も。ただし、結婚式前後には何かとお金がかかりますので、結婚式だけでなく新婚旅行や引っ越し費用などトータルで使い道・配分を考えることをおすすめします。

会社や市町村からのお祝い金

勤めている会社によっては、結婚が決まると3万~5万円程度のお祝い金を支給される場合もあります。共働きの場合それぞれの勤め先からもらえるケースもあるため、結婚する際には、会社の就業規則をあらためて確認しておきましょう。

地方自治体によってはお祝い金を支給しているところもあります。自治体からの給付は申請が必要になるため、事前に確認し忘れずに手続きしておきましょう。

最大60万円補助してもらえる「結婚新生活支援事業」

現在、国の事業として結婚にともないかかる費用の一部を補助する「結婚新生活支援事業」が行われています。
世帯所得や結婚時の年齢の条件はありますが、主に家賃や引っ越しなどにかかる費用を最大60万円を上限に補助してもらえます。

こちらは国により交付が決定した市町村のみ受けることができ、申請先はお住まいの自治体が窓口となります。主に人口の少ない地方の自治体などで実施されていますので、該当する場合は役所に問い合わせてみてください。

【令和5年度に交付が決定している自治体一覧】
対象の市区町村をチェック 令和5年度地域少子化対策重点推進交付金(結婚新生活支援事業)交付決定一覧:子ども家庭庁【外部リンク】

参考:結婚新生活支援事業について: 子ども・子育て本部 – 内閣府

3.自己負担額の計算方法

はじめにお伝えしたように、結婚式にかかる自己負担額は、結婚式の総額からいただけるお金を引いて計算します。

新郎新婦の自己負担額=全体の費用合計-(ご祝儀+親御様からの援助など)

たとえば、結婚式にかかる費用とご祝儀の費用を平均額で計算し、親御様からの援助を100万円とした場合、以下のような計算となります。
結婚式の平均費用303.8万円-(ご祝儀平均180.4万円+親御様からの援助100万円)
=自己負担額は23.4万円

総額に関しては、式場の見積りから把握できます。自治体などからの給付金も事前に申請すれば分かるでしょう。
ただ、なかなか予測しにくいのは、ご祝儀ではないでしょうか。招待するゲストや立場ごとに分けて、どの程度の金額になりそうか、あらかじめ計算しておくのもひとつの手です。

結婚式にかかる費用は、招待する人数や規模によって大きく変動します。装飾や演出、サービス内容にこだわっていくと、気付くと予想以上の費用がかかってしまっているケースも少なくありません。
ご祝儀の相場はあくまでも目安ですので、ご祝儀やお祝い金に過度な期待はしないようにしましょう。

費用面に不安のある方は、事前にブライダルフェアに参加し、相談しておくことをおすすめします。
ブライダルフェアとは、式場主催の参加型イベントで、料理の試食や試着会、相談会などが開催されます。
ホテル椿山荘東京でもほぼ毎日ブライダルフェアを開催しています。どなたでも無料で参加でき、結婚式でゲストに振舞う料理も試食できます。
結婚式について不安な点があればなんでもご相談いただけますので、ぜひご都合の良い日にちでご予約ください。

4.支払時期について

結婚式費用の支払は「前払い」で、支払時期は式を挙げる2~3週間前というケースがほとんどです。つまり、結婚式費用はご祝儀をもらう前に支払う必要があるため、その点に注意しましょう。

まず、会場を決めた時点で手付金として10万~20万円ほどを先に支払います。したがって、会場選定の時点である程度まとまったお金を用意しておく必要があります。
支払いには現金はもちろん、会場によってはローンの使用も可能です。ローンの場合は事前に審査があるため、支払方法についても早めにカップルで話し合っておく必要があります。
ローンで支払いたい場合には、「ブライダルローン」「キャッシング・カードローン」の2つの選択肢があります。これらの支払方法について、正しく理解しおふたりに無理のない範囲でローンを組みましょう。

ブライダルローン

ブライダルローンとは、使い道を結婚費用に限定したローンで、一般的なローンと比べて低金利である点が特徴です。ブライダルローンの金利は金融機関によって異なりますが、3~10%ほどとなっています。

結婚式場が提携しているローン会社を紹介してくれるケースも多いため、利用を検討する際は式場に相談してみてください。
式場が提携しているブライダルローンの場合、借りたお金は直接式場に振り込まれます。

ただし、ブライダルローンは審査が厳しく、収入、借入状況、勤続年数、住所就労状態によっては借りることができないケースもあります。

キャッシング・カードローン

クレジットカードを持っている場合には、カードに付属したキャッシングサービスを利用してお金を借りることができます。金利はカードローンのほうが低く1.5~15.0%、キャッシングで借りた場合は金利が高くなります15.0~18.0%。そのため、金利を考えると、カードローンがおすすめです。カードローンで借りたお金は指定の口座に振り込まれます。

カードローンはブライダルローンより審査が厳しくなく、融資までの時間が短いことがメリットです。ご祝儀が入り次第、一括で返済できるケースもあります。

5.結婚式費用の準備方法

結婚式費用を準備するためには、基本的にコツコツ貯めていくしかありません。ここからはおすすめの貯め方をご紹介します。

毎月一定額を貯金する

おすすめの貯め方は、毎月一定額を貯金していく方法です。銀行の定額自動振込などのサービスを利用し、結婚式用の口座に給料から毎月一定額を振り込むようにすれば、貯金が苦手な方でも強制的にお金を貯められます。

おふたりとも働いている場合には、おふたりで共同の口座を作り、そこへ一緒に貯めていくのも良いでしょう。

まずはトータルでいくらかかるのかを計算し、いつまでにいくら貯めればいいのかを逆算してみましょう。
具体的な数字が分かると、毎月どのくらいの金額を貯金すればいいのか、どのタイミングから始めればいいのかなど計画的にお金を貯められるはずです。

節約してコツコツ貯める

お金を貯めるためには、節約も大切です。以下のような方法で、節約にチャレンジしてみてください。

  • 外食を減らして手作りにする
  • ダイエットを兼ねて食べる量を減らす
  • 固定費を見直す
  • 家計簿アプリを利用し無駄遣いを防ぐ

節約を続けるコツは、無理をしすぎないこと。ダイエットも同じで、無理してしまうと体調を崩してしまい、かえってお金がかかってしまうことも。おふたりが楽しく続けられるものに取り組みましょう。

6.結婚式費用の節約アイデア4つ

「結婚式にはこだわりたいけれど、できるだけ費用も抑えたい」というおふたりに向けて、ここからは結婚式の費用を節約する具体的なアイデアを4つご紹介します。

日柄にこだわらない

縁起の良い日にこだわりがないなら、会場が安い日にちで押さえてしまうのもひとつの方法です。
結婚式は大安吉日が良いといわれていますが、人気があるため会場費が高くなる傾向にあります。反対に、仏滅など縁起が良くない日は安くなることも。また、休日ではなく平日にするというのも費用を抑えるポイントです。
仏滅の結婚式をご検討している方はこちらの記事をご確認ください。

式を挙げる時期を考慮する

春や秋などの過ごしやすい季節は、人気の結婚式シーズンです。人気の時期を避けることで費用を抑えられる場合があります。式場でも、サマーウエディングなど、時期や時間帯によって安めのプランが用意されていることがあります。
ガーデンウエディングなど屋外をメインにする場合は、日差しや寒さをしのげる休憩場所をきちんと設けるなどゲストへの配慮が必要です。

また、式場によって空いている日にちを利用し期近割引をしているところもあるので、準備期間は短くなりますが開催時期が期近でも良い場合には、検討してみるのもおすすめです。

持ち込みのアイテムを使用する

ゲストに送る招待状や席札、ブーケ、メニュー表などを手作りすることでも費用が抑えられます。
手作りする手間はかかりますが、新郎新婦のこだわりや手作りならではの工夫をこらせる楽しみもあるので、近年人気の方法です。
ただし、式場によっては「持ち込み料」がかかる場合がありますので、契約前に確認しておきましょう。

ドレスの着用枚数を抑える

新婦のドレスは、1枚増えるごとに約20万~30万円の費用が加算されます。そのため、ドレスの着用枚数を抑えることで大きな節約になります。
最近では、1枚でも様々なアレンジができる2WAYドレスなどもあり、そうしたドレスを利用すればお色直しをせずとも1枚で素敵に着まわせます。
また、レンタルではなく自身でドレスを用意する方法もあります。SNSやフリマサイトなどでもドレスをお得に探すことができますし、式が終わったあとには再び出品することでかなりの節約になります。
自分でドレスを用意する場合は、式場が持ち込みOKか、持ち込み費用はいくらかを事前に確認しておきましょう。

結婚式にはお金がかかります。式はゴールではなく、おふたりの生活のスタートでもありますので、少しでも費用を抑えたいというのは自然なことです。
ただし、安くしたい気持ちが前面に出てしまうと、肝心の式自体が妥協したものになってしまうことも。
せっかくの結婚式ですので、節約ばかりに重点を置くのではなく、どこに費用をかけるべきかをしっかり考えて、長く思い出に残るような満足できるものに仕上げましょう。

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