少人数婚礼の魅力は演出にあり!身近なゲストならではの演出アイデア
大勢のゲストを招く披露宴も魅力的ですが、家族や親しい友人だけを集めた少人数婚礼を行ないたいという方もいるのではないでしょうか。本記事では、少人数婚礼を盛り上げる演出のアイデアをご紹介いたします。新郎新婦からゲストへ贈る演出・ゲスト参加型の演出などのアイデアをまとめました。くわえて、少人数婚礼を成功させるためのチェックポイントもご紹介いたします。
目次
- 1.少人数婚礼の魅力は自由度の高い演出にある!
- 2.新郎新婦からゲストへ贈る少人数婚礼の演出5選
- 3.ゲストに参加してもらう少人数婚礼のおすすめ演出6選
- 4.少人数婚礼でおすすめのその他の演出9選
- 5.少人数婚礼を成功させるために考えておきたいこと
1.少人数婚礼の魅力は自由度の高い演出にある!
少人数婚礼は小規模な結婚式であるため、より自由度の高い演出を取り入れられます。くわえて、気心の知れた家族や友人に囲まれて式を進行できるため、アットホームでリラックスできる結婚式になるのも魅力です。ここでは少人数婚礼の魅力3つご紹介します。
一人ひとりへ心を込めたおもてなしが叶う
少人数婚礼ではゲストが少ない分、一人ひとりのゲストに対して多くの時間を割けます。また、親しい家族や友人だけを招いていることから、個々のゲストに合わせたおもてなしを考えられるのも魅力です。人数に合わせた小さな会場で行なうため、演出を過剰に派手にせず、アットホームでぬくもりのある自然な演出にするのも良いでしょう。
ゲスト参加型の演出ができる
大人数を招待する結婚式では難しいゲスト参加型の演出も、ゲストの少ない少人数婚礼では滞りなく実施可能です。例えば、キャンドルリレーやリングリレーなどのゲストが参加する演出は、会場全体の一体感を高められます。ゲスト皆でにぎやかにケーキデコレーションをしたり、ジュース・カクテルを作ったりするのもおすすめです。ゲスト参加型の演出を通して、ゲスト同士の距離も縮められるでしょう。
ゆったりと進行することができる
大規模な結婚式では、人の出入りや進行上の都合などで、どうしてもスケジュールがタイトになりがちです。その点、少人数の少人数婚礼では時間に余裕を持ってゆったりと式を進行できます。時間に余裕があることで、プログラムの一つひとつに時間をかけられるため、盛り込みたい演出を妥協せずに実現できるでしょう。
2.新郎新婦からゲストへ贈る少人数婚礼の演出5選
新郎新婦からゲストへ贈る、おすすめの演出を5選ご紹介いたします。集まるゲストの顔を思い浮かべながら、どの演出を取り入れようか考えてみてください。
1.家系図を書いたプロフィールブック
家族や親しい親族が中心の少人数婚礼であれば、ゲストのプロフィールや新郎新婦との関係性をまとめたプロフィールブックを家系図の形にまとめる演出がおすすめです。写真付きのプロフィールを家系図に載せれば、それぞれがどのような関係なのか、一目で関係性がわかります。ゲスト同士の話題にしやすくなるでしょう。余裕があれば、プロフィールだけでなくちょっとした人物紹介のコメントも入れるのもおすすめ。両家同士が打ち解けやすくなるでしょう。
2.オリジナルのフォトアルバム
新郎新婦の思い出の写真を集めて、オリジナルのフォトアルバムを用意するのはいかがでしょうか。大規模な結婚式となると、ゲストの人数分のフォトアルバムを用意するのは手間がかかるもの。その点、少人数婚礼であればゲストの数が少ないため大きな負担がかかりません。式が終わったら、お土産として持って帰っていただけます。
3.ゲスト一人ひとりに宛てたメッセージ
ゲストが少ない少人数婚礼では、ゲスト一人ひとりに宛ててメッセージを用意することも十分に可能です。招待状やメッセージカードの他、感謝状やメッセージウォールにして贈ると良いでしょう。サプライズを狙うのであれば、席札にメッセージを忍ばせるのもおすすめです。ゲスト一人ひとりに気持ちを伝える機会ですので、普段はなかなか言えない感謝の言葉を綴ってみましょう。
4.ゲスト一人ひとりに宛てた引出物
ゲスト一人ひとりに宛てた引出物を用意するのもおすすめです。相手の好みに合わせた品物を一つひとつ選んだり、包装のデザインを変えたりすれば、「自分のために手間をかけてくれた」とゲストに喜んでもらえるでしょう。大人数のゲストに対して個別の引出物を用意するのは手間がかかりますが、少人数婚礼であれば少ない負担で済みます。
5.ゲストへケーキや料理をサーブ
新郎新婦が、直々にウエディングケーキや料理をサーブする演出です。ケーキカットの後に新郎新婦が各テーブルを回ってケーキをサーブしたり、その場で得意な料理を披露して出来上がったメニューをごちそうしたりと、ゲストも一緒にワイワイ楽しめます。親しいゲストだけが集まっている少人数婚礼であれば、一人ひとりにゆっくりとケーキや料理を振る舞えます。実施できない場合もありますので事前にウエディングプランナーへ相談しておきましょう。
3.ゲストに参加してもらう少人数婚礼のおすすめ演出6選
ここからは、少人数の結婚式に取り入れたいゲスト参加型の演出を6選ご紹介いたします。ゲスト皆で楽しめる演出を取り入れることで、さらにアットホームでリラックスした結婚式になります。
1.ハートドロップスを作る
ハートドロップスとは、ゲストがメッセージを書いた木のチップを、用意したフレームのなかに入れていく演出です。チップの形がハート型であることが多いため、ハートドロップスと呼ばれています。結婚式の後は家へ持って帰り、インテリアとして飾れるのがポイント。新郎新婦にとっても、ゲストにとっても思い出の品となるでしょう。
2.ゲストに新郎新婦の他己紹介をしてもらう
従来の結婚式では、最初に新郎新婦が自己紹介を行なうのが定番です。少人数婚礼では、あえて他己紹介を取り入れるのがおすすめ。親御様や親しい友人などのゲストを指名して新郎新婦を紹介してもらえば、会場が和やかなムードになるでしょう。家族や親しい友人だからこそ知っている新郎新婦の意外な一面が知れるため、新郎新婦とゲスト、またはゲスト同士の距離も縮まるかもしれません。
3.ゲスト全員に一言スピーチをお願いする
ゲスト全員から、一言ずつ簡単なスピーチをしてもらう演出です。大勢のゲストの前でかしこまったスピーチをするのは、誰しも緊張してしまうもの。しかし、ゲストの少ない少人数婚礼であれば、リラックスしてもらいやすいでしょう。ゲスト全員からお祝いの言葉をかけてもらえるのも、少人数婚礼ならではの魅力です。
4.ゲストと一緒にジュースやカクテルを作る
大きなパンチボウルにベースとなるジュースまたはお酒を注ぎ、ゲストに好きなフルーツを入れてもらう演出です。お子様や未成年のゲストにはジュースのボウル、大人のゲストにはカクテルのボウルと、2パターンのボウルを用意しておくと良いでしょう。フルーツを入れたジュースやカクテルは、見た目も華やかでお祝いムードにふさわしいドリンクになります。
5.全員参加のリングリレーをする
リングリレーとは、長い1本のリボンと結婚指輪を使った演出のこと。結婚指輪を通したリボンをゲストに持ってもらい、リレー式で新郎新婦のもとまで結婚指輪を届ける演出です。新郎新婦は、ゲストの手によって届けられた結婚指輪を交換します。
大人数のゲストがいる従来の結婚式では、新郎新婦と一部の代表者で行なうことが多いリングリレー。しかし、ゲストが少ない少人数婚礼であれば、全員参加のリングリレーを取り入れられます。
4.少人数婚礼でおすすめのその他の演出9選
新郎新婦とゲストの距離を近づける演出やゲスト紹介コーナーなど、少人数婚礼を盛り上げる方法はまだまだあります。以下でご紹介する演出も参考に、理想の少人数結婚式のイメージを固めてみてください。
1.新郎新婦とゲストを同じテーブルにする
長テーブルを1卓用意して、新郎新婦とゲストが同じテーブルに着席するアイデアです。ゲストとの距離がより近くなり、少人数婚礼ならではのアットホームな雰囲気を楽しめます。「食事や歓談の時間をメインにとりたい」「ゲストと気兼ねなくおしゃべりできる時間を設けたい」という新郎新婦に、特におすすめです。
2.新郎新婦やその家族が司会進行をする
新郎新婦、またはその家族が司会進行をするのも斬新なアイデア。多少の失敗やアクシデントがあっても、それがかえって和やかな空気を演出してくれるかもしれません。「場を盛り上げるのが得意」「人前に立つのに慣れている」という新郎新婦、またはそのような家族がいる場合におすすめの演出です。
3.新郎新婦によるゲスト紹介コーナーを設ける
新郎新婦が、ゲスト全員を紹介するアイデアです。おふたりから紹介されることで、ゲストの人柄や関係性がわかります。新郎新婦だからこそ知っている、ゲスト一人ひとりの意外な一面も知れるかもしれません。ゲスト同士の会話が盛り上がるきっかけにもなるでしょう。映像や写真を使ったり、ゲストにちなんだ思い出の品を持ち寄ったりすると、ゲストの感動もひとしおです。
4.新郎新婦の特技を披露してみる
歌やダンス、楽器演奏など、新郎新婦の特技を披露するのもおすすめ。例えば、ピアノが得意なのであれば連弾で好きな曲を演奏したり、ダンスが好きなのであればおふたりのファーストダンスを披露したりすると良いでしょう。「大勢の前で実演するのは緊張する」という方でも、当日のゲストが家族や友人だけなのであれば、リラックスして特技を披露できるはずです。使用できる楽器は会場によって異なりますので、事前に確認しておくことをおすすめします。
5.新郎新婦に関連するクイズを出題する
新郎新婦にちなむクイズも定番の演出。三択形式や○×クイズなど、ゲスト全員が参加しやすい方式のクイズを選びましょう。家族・友人が中心のアットホームな少人数の結婚式であれば、内輪ネタ的な話題を盛り込んでも盛り上がります。最も多く正解した方に対し、ちょっとした景品を用意しておくのも良いでしょう。
6.○○バイトを取り入れる
ウエディングケーキの入刀は結婚式の演出の一つとされていますが、例えばケーキではなく「おにぎり」を使って行なうのもひとつの手。「お結び」とも呼ばれるおにぎりは、結婚式にぴったりの演技が良い食べ物です。大きなおにぎりを目の前に、おふたりで大きなしゃもじを持って切るスタイルはもとより、おにぎりに直接かぶりつくなど、演出方法はさまざま。洋風ウエディングだけでなく、和婚を希望するカップルにも適した演出です。「ウエディングケーキ入刀はしっとりした雰囲気で恥ずかしい」という方でも、おにぎりバイトはインパクトがあるため、笑顔と柔らかい雰囲気に包まれるでしょう。
7.季節のイベントを楽しむ(お花見やクリスマスなど)
シーズンが合うのであれば、季節のイベントと一体型になった結婚式をされてはいかがでしょうか。例えば、桜のシーズンであれば家族・友人とのお花見も兼ねたガーデンウエディングがぴったり。12月であれば、クリスマスパーティーを兼ねた華やかな結婚式が挙げられます。季節のイベントの要素を取り入れた特別感と、気心の知れたゲストと一緒に楽しめるアットホームな雰囲気を同時に楽しめるのが魅力です。
8.パパママ婚ならお子様のイベントを取り入れるのもアリ
出産後に結婚式を挙げるのが「パパママ婚」です。家族・友人に対し、改めてお子様をお披露目する意味合いを込めて、お子様が主役になる演出を取り入れてみてはいかがでしょうか。具体的な演出例としては、お食い初めやハーフバースデーなどがおすすめです。お子様の年齢によっては、リングボーイやフラワーガールを任せるのも良いでしょう。
少人数婚礼ならではの演出を楽しむためには、結婚式場の広さやレイアウトを把握することが大切です。ホテル椿山荘東京では、チャペルや神殿、披露宴会場などをゆっくり見学できるブライダルフェアを実施中。実際に会場を見学することで、少人数婚礼にぴったりな演出のアイデアが浮かぶかも知れません。この機会に、ホテル椿山荘東京のブライダルフェアにお越しください。
5.少人数婚礼を成功させるために考えておきたいこと
気心の知れた家族・友人だけを招いて行なう少人数婚礼。せっかく式を挙げるなら、新郎新婦とゲスト皆が楽しめる結婚式にしたいものです。少人数婚礼を成功させるために考えておきたいポイントを、以下でご紹介いたします。
招待人数と会場の利用条件をチェックする
すべての結婚式場が、少人数婚礼に対応しているわけではありません。「◯◯名以上で予約・利用可能」といった条件を設けている結婚式場もあります。1つの結婚式場に複数の会場がまとまっている場合、会場ごとに利用人数の条件が決まっているケースもあります。結婚式場に目星をつけたら、招待したいゲストの人数と結婚式場の利用条件を最初に確認しましょう。
参加人数に合った会場・演出を選ぶ
少人数婚礼は、一般的な結婚式と比べるとゲスト数が少ないのが特徴です。ゲスト数に見合わない規模の会場を選ぶと、寂しい雰囲気になってしまうこともあります。参加人数と式場の利用人数の目安を照らし合わせて、空間を活かせそうか否かをチェックしましょう。盛り込む演出も、参加人数と会場の規模に合わせたものをチョイスすることが大切です。
20名以下:会食を中心にこだわりの演出を取り入れる
ゲストが20名以下であれば、無理に多くの演出を取り入れなくても十分に間を持たせられるでしょう。会食・歓談がメインになるため、食事やドリンクに費用をかけることでゲストの満足度がアップします。取り入れる演出をあえて1~2つに絞ると、パーティーの進行にメリハリをプラスできます。
20名以上40人以下:会食を中心にしつつ披露宴らしさも出す
家族や親族にくわえて、親しい友人を何人か招くケースです。ある程度のキャパを確保できる会場を確保したうえで、適宜披露宴らしさをプラスすると良いでしょう。リングリレーやウエディングケーキのデコレーションなど、ゲストが多くても全員参加できる演出を取り入れると盛り上がります。
少人数婚礼の魅力は、ゲストとの距離の近さにあります。特に、「親御様や兄弟姉妹などの家族にゆっくりと感謝の気持ちを伝えたい」と考える方もいるのではないでしょうか。
ホテル椿山荘東京では、少人数専用の会場の他、レストランや料亭も揃え、華やかな少人数婚礼の実現をお手伝いいたします。遠方からお見えになる親御様もいらっしゃるので、親御様への日頃の感謝と気持ちを込めて、ホテル椿山荘東京の宿泊をプレゼントするのもいかかでしょうか。少人数婚礼をご希望される方はぜひお気軽にご相談ください。