結婚式・披露宴の時間の長さはどのくらい?開催時間の目安と主なタイムスケジュールとは

結婚式・披露宴の時間の長さはどのくらい?開催時間の目安と主なタイムスケジュールとは

結婚式・披露宴を検討しているカップルの方は、結婚式のプランを立てるにあたり、どれくらい時間がかかるのか知っておきたいのではないでしょうか?
ゲストの皆さんに楽しんでいただくための素敵な計画を立てるには、所要所間の目安を知っておくとスムーズです。結婚式のスタイルは、教会式、神前式、人前式などさまざまあります。また、披露宴もホテルの会場を利用する、レストランで行う、船上で行うなど多くのスタイルがあります。結婚式・披露宴を最高の思い出にするために、かかる時間の目安と一般的なタイムスケジュールをご紹介します。

1.結婚式・挙式・披露宴の開催時間の目安とは

結婚式は、教会式、神前式など色々なスタイルがあります。披露宴の形も近年はバラエティーに富んでいますが、開催時間はどれくらいなのでしょうか?開催時間の目安をご紹介します。

〇挙式の所要時間
挙式のスタイルは主に3つ、「教会式」「神前式」「人前式」があります。どのスタイルの挙式も、所要時間は30分程度です。結婚式の中で行われる内容はそれぞれで異なりますが、かかる時間はほとんど同じです。

〇披露宴の開催時間
披露宴にかかる時間は、2時間30分程度です。ホテルの披露宴会場、レストランなど開催される場所はさまざまですが、2時間30分を目安にしてください。演出の内容によっては、3時間を超えるものもあります。披露宴は、あまり長すぎてしまうとゲストに負担をかけてしまうことがあるので、避けたほうが良いでしょう。逆に短すぎると、慌ただしく食事をしなければならなくなるため、ご注意ください。
一般的には、挙式と披露宴を合計した時間は約2時間30分~3時間30分程度です。式場や演出によって時間が異なります。結婚式を行う場所から披露宴会場まで距離がある場合には、移動時間も予定しておく必要があります。
なお、教会式か神前式のどちらを選ぶべきか迷っている方は、結婚式場にホテル椿山荘東京を選んでみてはいかがでしょうか。ホテル椿山荘東京の挙式は、教会式と神前式のどちらからも選ぶことができ、披露宴もバリエーション豊かな会場から選ぶことができます。
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2.結婚式・披露宴の主なタイムスケジュール

結婚式のタイムスケジュールについて、「教会式」「神前式」の2種類と、一般的な「披露宴」のタイムスケジュールをご紹介します。

〇教会式

  1. 開式宣言
  2. 新郎入場
  3. 新婦とその父親の入場
  4. 賛美歌の斉唱
  5. 聖書の朗読と神への祈り
  6. 新郎新婦、誓いの言葉
  7. 指輪の交換
  8. 「結婚証明書」への署名
  9. 新郎新婦による誓いのキス
  10. 新郎新婦の退場

その後、フラワーシャワーを行い、写真撮影の後にブーケトスを行うことがあります。

 

〇神前式のタイムスケジュール

  1. 入場
  2. 修祓の儀(しゅばつのぎ)
  3. 祝詞奏上(のりとそうじょう)
  4. 三献の儀(さんこんのぎ)
  5. 誓詞奉読(せいしほうどく)
  6. 指輪の交換
  7. 玉串奉奠(たまぐしほうてん)
  8. 巫女の舞
  9. 親族盃の儀(しんぞくはいのぎ)
  10. 退場

退場後に、記念撮影を行うこともあります。

〇披露宴
披露宴の所要時間は、2時間30分程度です。演出が多い場合は、3時間を超える場合がありますが、あまり長すぎるとゲストの負担になってしまうこともあるので、注意が必要です。披露宴のタイムスケジュールは、次の通りです。

・披露宴の前半で約45分
新郎新婦入場、新郎新婦の紹介、主賓挨拶、乾杯、ウエディングケーキ入刀など。

・お色直しで約30分
お色直しで中座する際は、新婦が先に退場し、少し時間をおいてから新郎が退場するケースが多くなっています。

・披露宴後半で約75分
新郎新婦再入場、テーブルラウンド、ゲストのスピーチ、余興、祝電紹介、両親への手紙の朗読、両親への記念品贈呈、謝辞、新郎新婦退場
新郎新婦が退場した後、会場の外で新郎新婦とその両親が並んでゲストの退場のお見送りを行います。ゲスト1人ずつ、参加してくれたことへの感謝の気持ちを伝えます。お礼の言葉とともに、プチギフトを渡すこともあります。

3.結婚式・披露宴で人気の時間帯とは

時間帯 メリット デメリット
午前 ・縁起が良いためご年配の方に喜ばれやすい
・披露宴の時間を食事のタイミングに合わせ
やすい
・二次会までの時間を持て余しやすい
・遠方から来るゲストほど早朝の移動や前日の
宿泊が必要
午後 ・ 時間にゆとりをもって結婚式・披露宴の準備が
しやすい
・二次会をスムーズに開催しやすい
・食事の時間が中途半端になりやすい
夕方 ・夕焼けの風景や夕暮れ時の雰囲気を堪能できる
・昼間に用事があるゲストでも参加がしやすい
・披露宴の後に二次会を行うのが難しい
・小さいお子さん連れや高齢のゲストの方に
不向き

〇午前に行う場合
・メリット
昔から、「お祝い事は明るいうちの行うのが吉」といわれており、挙式を午前中に行うことは縁起が良いため、参加者に喜ばれます。特に、参列者にご年配の方が多い場合には、午前中に行うことをおすすめします。小さいお子さんを連れて参加される方からも喜ばれます。また、披露宴の時間が昼食時間にあたるため、食事のタイミングとしてもちょうど良いでしょう。早く帰宅できる点はメリットといえます。多忙な方は夜に別の予定を入れることもできます。

・デメリット
遠方から来るゲストは、早朝から移動しなければならなくなる方もいるでしょう。移動に無理がある方には、前日宿泊できる場所を用意した方がよいでしょう。また女性ゲストは、着付けやヘアメイクをする時間を考えると、かなり忙しくなってしまいます。結婚式・披露宴だけでなく、引き続き二次会に参加してくれるゲストは、二次会までの時間を持て余してしまう可能性もあります。

〇午後に行う場合
・メリット
午後の結婚式・披露宴の最大のメリットは、時間にゆとりをもって準備できるという点です。新郎新婦、ゲストともに、いつもよりも早く起きなくても、美容院でのセットや着付けなどの準備ができます。遠方から足を運んでくれるゲストも、宿泊せずに帰宅できる方も多いでしょう。帰宅が困難な方がいる場合には、宿泊の手配をしましょう。披露宴がお開きになってから二次会までの間、時間が空きすぎることがないため、待ち時間に頭を悩ませる必要もありません。

・デメリット
食事の時間が中途半端になってしまう点です。かなり遅い昼食やおやつになってしまいます。小さいお子さんを連れて参加される方は、食事の調整が難しい場合もあるでしょう。

〇夕方に行う場合
・メリット
なんといっても、夕焼けの風景や夕暮れ時の雰囲気など、昼間とは違ったお洒落でロマンチックな結婚式・披露宴ができることが最大のメリットです。夕方であれば、忙しい方も参加しやすいでしょう。昼間に用事を済ませて参加することも可能です。

・デメリット
お開きになる時間が遅くなるため、小さいお子さん連れの方や高齢のゲストには、少し負担になってしまうかもしれません。また、遠方から足を運んでくれたゲストは、帰宅が困難になる可能性が高いため、宿泊先の手配が必要になる場合があります。披露宴の後に二次会を行うことはかなり難しくなるので、日を改めて行わなければなりません。

〇人気が高い時間はいつ?
結婚式・披露宴を行う時間帯には、それぞれメリット・デメリットがありますが、人気が高い時間帯は午後です。
特に土曜日の午後が、最も人気が高くなっています。新郎新婦・ゲストともに、ゆっくりと準備ができます。遠方から参加してくれるゲストも、飛行機や新幹線を利用すれば、午後の挙式には間に合うという方が多いでしょう。前日や当日に宿泊をしなければならない方も少なくなる上、二次会までの間が開いてしまい時間を持て余すという可能性も低くなります。ただし、招待するゲストの年齢層によっても、人気の時間は異なります。例えば、年配の方や小さいお子さんが多く参加される場合には、午前中の人気が高くなっています。招待するゲストの年齢に合わせて、結婚式・披露宴を行う時間帯を選ぶと良いでしょう。人気が高い土曜日の午後に結婚式・披露宴を行いたい方は、早めに予約することをおすすめします。

4.ゲストに時間を長く感じさせない披露宴の工夫とは

披露宴の所要時間は、約2時間30分です。参加してくれるゲストに時間を長く感じさせないためには、工夫が必要です。どのような工夫をすれば、飽きることなく楽しんでもらうことができるのでしょうか?人気が高い披露宴の演出をご紹介します。

〇ゲスト参加型の演出を取り入れる
ゲスト参加型の演出を用意して、楽しんでもらうという方法があります。
例えば、キャンドルリレーを行うのはいかがでしょうか?キャンドルリレーとは、新郎新婦2人からゲストへ、ゲストからゲストへ、幸せの灯火をつないでいくものです。会場内に、キャンドルの優しい光が増えていく様子は幻想的で、感動的ですよ。また「キャンドルの数だけ天使が幸せを運び、灯火を吹き消すと願いごとが叶う」という言い伝えがあります。幸せの輪が広がっていくようで、年齢を問わず、どなたでも参加しやすい素敵な演出です。クイズ大会も、結婚式の演出として定番になりつつあるものの一つです。新郎新婦にまつわるクイズを出題し、会場中が笑いに包まれるような面白エピソードがあると、盛り上がります。
お色直しの前に、ドレスの色当てクイズを出題し、正解者にはプチギフトを用意するというものも、どなたでも参加しやすい演出です。ただし、ゲスト参加型の演出は、盛り上がるからといって、人前に出ることが苦手な人に無理に参加を強いることのないように、配慮しましょう。

〇結婚式・披露宴の中で、メリハリのある演出を入れる
披露宴内で、ゲストにサプライズでプレゼントを贈るという演出を行うことがあります。昔は、ひな壇にいる新郎新婦の元へゲストが行き、歓談するのが主流でした。現在では、新郎新婦が各テーブルを回ってゲスト1人ずつにプレゼントを贈り、歓談するやり方が増えています。この他にも、デザートをビュッフェ形式にするのも女性のゲストに人気が高い演出です。新郎新婦がパティシエ・パティシエールに扮して、ゲストにサーブします。

〇お色直しで中座している間に映像演出を行う
ユニークな演出として、新郎新婦の生い立ち紹介映像を流すのも、人気が高まっています。幼少期の写真や映像を流し、ゲストも映像に登場すると会場が盛り上がりやすいでしょう。披露宴の当日に、参加できなかった人からのビデオレターなども人気です。自分達で作る自信がないという方は、プロにお願いしても良いでしょう。ゲストだけでなく、新郎新婦も楽しむことができます。
結婚式は厳粛なムードで行いますが、披露宴はアットホームな雰囲気作りをすることで、ゲストを飽きさせることなく、楽しんでもらうことができます。あまり考えすぎずに、新郎新婦らしい披露宴の演出を行うことがポイントです。

今回は、教会式や神前式の結婚式で何を行うかを詳しく紹介しました。
繰り返しになりますが、結婚式・披露宴の長さは2時間30分から3時間程度が一般的です。時間帯は、おおまかに「午前」「午後」「夕方」の時間帯ありますが、招待するゲストに合わせて時間帯を選ぶと良いでしょう。ゲストの年齢や遠方から来る人の数などを考慮して、時間帯を決めるのが理想です。披露宴は、結婚式に参加してくれたゲストに対して、感謝を表すためのものです。ゲストの方々だけでなく、新郎新婦も楽しめる演出を考えて、心に残る結婚式にしましょう。
なお、教会式や神前式の結婚式を挙げる上で、「注意点はある?」「わかりやすい流れを教えて」という方は、以下のページをご参照ください。教会式と神前式のそれぞれの結婚式について、詳しく解説をしています。

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