フォトウエディングで後悔しないためのポイントとは

フォトウエディングで後悔しないためのポイントとは

パートナーとの素敵な時間を写真という形で永遠に刻めるフォトウエディング。費用や準備の負担が少ないうえ、憧れの衣裳を着ることができるのが魅力です。今やメジャーとなっている結婚のスタイルですが、「本当に写真のみで後悔しないか」迷っているおふたりも多いでしょう。フォトウエディングのみで最高の思い出をつくるには、実際に写真だけ撮り終えた方の後悔した理由を知ったうえで、準備を行うことが大切です。

本記事では、フォトウエディングで後悔しないためのポイントをご紹介しています。フォトウエディングのみか結婚式を行うべきか、どちらを選択したら良いか迷っているおふたりはぜひご覧ください。

1.フォトウエディングだけで後悔してしまう理由6つ

フォトウエディングをする前に、写真のみの結婚式だから起こりえる後悔のポイントを把握しておくことが必要です。まずは実際に、どのようなことで後悔してしまったのかチェックしていきましょう。

1.婚礼衣裳を家族や友人に見てもらえなかった

家族には後で写真を見せる予定でフォトウエディングのみにした新郎新婦もいます。しかし、親御様の中には「結婚式を挙げない」というおふたりの意見を尊重しながらも、本音では自分の娘・息子の晴れ姿は直接見たいと思っている場合も。写真を見せた際に「やっぱり直接見てみたかった」という言葉を聞くと、「晴れ姿を直に見せてあげれば良かった…」と後悔するケースがあるようです。

2.衣裳やメイクを妥協してしまった

ドレスやヘアメイクなど、自分のこだわりを反映できず、後悔してしまったパターンです。例えば「プラン内で選べる衣裳が少なく、気に入ったデザインは別料金だったので断念した」「ヘアメイクリハーサルがプラン内に含まれておらず、希望通りでないメイクのまま本番に臨んでしまった」などが挙げられます。結婚式と比べると費用を抑えやすいという魅力を持つフォトウエディングですが、それゆえに衣裳の別料金やメイクリハーサルがないといった制限が課されやすいことを念頭に入れておきましょう。

3.家族や友人と一緒に写真を撮りたかった

フォトウエディングは基本的に、パートナーのみと行うことが多いです。大切な思い出として残す写真だからこそ、ゲストや家族が映っていない写真に寂しさを覚える可能性も。「祖父母や友人と3ショットを撮っておくべきだった」「愛犬と撮影したかった」など、せっかくの晴れ姿をさまざまな人と一緒に残したかったという思いは予想以上に強く残るものです。

4.直に結婚を祝福してもらえなかった

結婚式は家族や友人に感謝を伝える場でもあり、たくさんの方に祝福してもらえるイベントでもあります。しかし、フォトウエディングのみにすると、直接祝ってもらう機会がなくなるため、悲しさを覚える場合があります。人生の大切なイベントである結婚を、多くの方たちに見守ってほしい・祝ってもらいたいと思うのは自然なことといえるでしょう。

5. やっぱり結婚式もやれば良かった

準備にかかる手間や費用削減といったさまざまな事情でフォトウエディングのみにしたものの、「やっぱり厳かな挙式のシーンも残したかった」と後悔する声もあります。なぜなら、父親とバージンロードを歩く・ベールダウン・祭壇の前で誓いのキスをするなどのシーンは、結婚式だからこそ撮れる演出だからです。いずれも憧れを抱く方が多いシチュエーションですので、割り切れない思いを抱く方がいても不思議ではありません。

6.撮影だけでなく会食も行えば良かった

基本、おふたりのみで行われるフォトウエディングでは、お祝いムードを感じにくいと感じる方もいるでしょう。大事な家族や友人と感動と喜びを共有できないことに物足りなさを感じるのは自然なことかもしれません。せめて会食を行って、お祝いの雰囲気を楽しみたかったという声も挙がっています。

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2.フォトウエディングと結婚式のメリット・デメリット

自分たちのペースで行えるフォトウエディングと、縁ある人々に見守られる結婚式では、それぞれに魅力がありながらもデメリットとなる部分は存在します。各スタイルのメリットとデメリットを把握することで、後悔のない選択ができるでしょう。

フォトウエディングのメリット・デメリット

ここではフォトウエディングの長所と短所を、3つずつご紹介します。

 

【メリット】費用の負担を軽減できる

フォトウエディングの魅力は、予算を抑えられる点です。「ゼクシィ結婚トレンド調査 2023 首都圏」によると、スタジオ撮影の費用は平均20.8万円で、ロケーション撮影の費用は平均21.3万円ほどでした。結婚式の費用が数百万円かかるのに対し、フォトウエディングは10分の1程度の費用で済みます。「費用はかけられないけれども、ウエディングドレスを着たい」「ふたりの思い出を残したい」といったおふたりにぴったりです。
参考:ゼクシィ結婚トレンド調査2023 首都圏

 

【メリット】準備が少ない

フォトウエディングに必要な点は、小物や衣裳・ロケーションの選定の他、撮影日程の打ち合わせなどが挙げられます。結婚式に比べると、準備の手間が少ないところがメリットです。そのぶん打ち合わせ回数も減るため、結婚式の準備に時間を割けない方や派手な演出を好まない方にも嬉しいウエディングスタイルといえるでしょう。

 

【メリット】自分たちのこだわりを反映しやすい

フォトウエディングは、基本的におふたりとスタッフで実施するため、自分たちの都合に合わせたスケジュールを組みやすいのもメリットです。さらに、フォトウエディングだと、スタジオだけでなくロケーション撮影も可能。こだわりの場所でオリジナリティにあふれる1枚を撮影できます。

 

【デメリット】天候に左右されるケースもある

野外で撮影を行う場合、天候の影響を受けやすいのがフォトウエディングのデメリットです。儚い雰囲気の写真が撮りたいのに強風が吹いている・爽やかな1枚にしたいのに曇天など、撮影のシチュエーションに合わない状況もあり得ます。ただし、フォトウエディングは延期することが可能なケースが多いため、撮影日をずらすことで悪天候を回避できるでしょう。予め日程変更の可否を確認するのがおすすめです。

 

【デメリット】感謝を伝える場がない

結婚式は、親族や友人などのお世話になった方に「ありがとう」を伝えられる場でもあります。しかし、フォトウエディングのみにすると一堂に会する場がなくなります。大切な人たちに新たな門出を機に感謝を伝えたい、おもてなしをしたいといったおふたりには、心残りができる可能性があるでしょう。

 

【デメリット】結婚を実感しにくい場合もある

結婚式のように、大勢のゲストを招くことがないため、お祝いされている感覚を感じにくいというデメリットがあります。祭壇の前で将来を誓う・両親への手紙朗読といった、普段は体験できないシーンがないぶん、結婚した実感がわきにくいかもしれません。そのため、フォトウエディングのみで物足りなさを覚えないか、おふたりでしっかり話し合いましょう。

フォトウエディングについてさらに詳しく知りたい方は「フォトウエディング(フォト婚)のみ行うメリット・デメリットとは?費用や流れについても解説」の記事をご確認ください。

結婚式のメリット・デメリット

結婚式のメリットとデメリットを、それぞれご紹介します。前述したフォトウエディングのメリット・デメリットと比べてみましょう。

 

【メリット】家族やゲストに感謝を伝えられる

日常の中で、親や友人などに「ありがとう」と伝えるのは恥ずかしいと感じる方も多いでしょう。結婚式では、お世話になった方へ感謝の思いを伝えられる最大のチャンスです。親御様の中には「娘のウエディングドレス姿が見たい」「バージンロードを一緒に歩くのが夢」といった憧れや夢を抱いている場合もあるため、自分の晴れ姿を見せることで親への感謝の気持ちが伝えられます

 

【メリット】結婚の報告を一斉にできる

フォトウエディングを選んだ場合、結婚したことを文面で送ることも可能ですが、すべての方に報告するのは難しいものです。一方、結婚式を行えばそのような報告が一斉にできます。お祝いをもらった場合でも式の中で対応ができるので、個別に対応を調整するといった手間が少ない点もメリットといえるでしょう。

 

【メリット】夫婦の絆を深めやすくなる

結婚式の準備は、大きな時間と労力と費用が伴います。お互いの結婚への覚悟・金銭感覚などの深い話をする機会もあるでしょう。時にはケンカに発展してしまうときもあるかもしれませんが、新たな生活を迎えるためには必要な話し合いです。そのような苦労を重ねた後の結婚式では、感動と達成感がより感じられ、夫婦の絆も深まることでしょう。

 

【デメリット】費用がかかる

「ゼクシィ結婚トレンド調査 2023 首都圏」によると、挙式にかかった費用は全国(推計値)で平均327.1万円となっています。数百万円もの費用を工面するのは容易ではありません。実際に、経済的な理由で結婚式をあきらめた方も多いようです。しかし、親からの援助や祝儀・式場のお得プランの活用などで自己負担を抑えることもできます。
参考:ゼクシィ結婚トレンド調査2023 首都圏

3.フォトウエディングで後悔しないためにできる8つのこと

心から納得いくフォトウエディングにするためにも、事前準備は入念に行いましょう。ここでは、フォトウエディングのみで後悔しないためのポイントを解説します。

1.打ち合わせは念入りに行う

会場やスタジオの担当者との打ち合わせでは、不安が残らないようにしておくのがポイントです。スケジュールや結婚式のテーマ、場所の選定など、細かな部分まで打ち合わせましょう。さらに、新郎新婦同士の話し合いも欠かせません。お互いにどのような写真を撮りたいか・何にどこまで予算をかけるかなどを話し合い、双方が納得いく撮影をしましょう。

2.衣裳やメイクがイメージ通りか確認する

フォトウエディングで大切なのは、おふたりの自分達らしさを引き出すことです。そのため、衣裳の試着やヘアメイクリハーサルを依頼し、イメージ通りに仕上がるか確認しましょう。写真に残る特別な1日だからこそ、自信を持って輝ける装いを見つけることが大切です。また、衣裳やメイクのイメージを正確に伝えるために、写真や画像を用意しておくとやり取りがスムーズに進むでしょう。

3.いろんなポーズを楽しんでみる

結婚式や披露宴ではできないような、さまざまなポーズで撮影ができるのもフォトウディングの魅力です。スタンダードなポーズはもちろん、おふたりならではのポージングで、一味違ったウエディングフォトに挑戦してみてはいかがでしょうか。試行錯誤して楽しく撮影することで、出来上がりの満足度が高まります。撮りたい写真のイメージがある場合は参考となる写真を持参することで、カメラマンも協力しやすくなるでしょう。

4.家族や友人などを招いて撮影する

おふたりのみでも撮影はできますが、プランやスタジオによっては、家族や友人を招いて一緒に撮影ができます。おふたりだけでなく、皆の思い出にもなる1枚を残せるのが魅力です。また、挙式や披露宴を行わない場合は、ウエディングドレス姿を披露できる機会にもなります。

5.サプライズ演出を用意してみる

撮影中にサプライズ演出を組み込むのもひとつのアイデアです。例えば、当日までお互いにどのような衣裳にするか内緒にしたり、パートナーに内緒でゆかりのある人を撮影に招いたりといった演出があります。当日、花束やアクセサリーをプレゼントするのもおすすめです。驚いた顔や笑顔など、自然な表情を写真に収められるでしょう。

6.写真のお披露目会をする

新郎新婦だけでなく、家族や知人を招いて写真を楽しむのがお披露目会です。自宅でリラックスした中で行ってもいいですし、食事会を開いてもいいでしょう。撮影までに至る経緯や当日の様子、撮影していたときの気持ちなどを伝えることで、幸せな気持ちを共有できます。

7.ロケーション撮影でチャペルを選ぶ

フォトウエディングでは、スタジオだけでなくロケーション撮影が行えます。その際、チャペルでの撮影を選ぶと挙式気分が味わえるため、式を挙げない予定の方におすすめのロケーションです。

チャペルでのフォトウエディング!チャペルでおこなうメリットやおすすめポーズを紹介!」の記事で詳しく紹介しているのでチャペルでのフォトウエディングをご検討のおふたりは、是非ご確認ください。

8.ゲストと交流できるプランを選ぶ

フォトウエディングでは、撮影するだけでなく、食事会や1.5次会を組み合わせたプランを提供している会場もあります。ゲストを招いたフォトウエディングと交流プランを組み合わせることで、撮影時の余韻を楽しむことができます。

フォトウエディングは、ウエディングドレスやタキシードなどのウエディング衣裳を着れる機会です。せめてドレスを着たい、という想いを叶えられますが、どのような写真を撮りたいかおふたりでしっかりとイメージし、撮影に臨まないと後悔する可能性があります。満足できる写真を残すためにも、準備をしっかりと行うことが大切です。

おふたりで話し合っても、イメージがなかなか固まらないという場合は、ブライダルフェアに参加してウエディングプランナーに相談してみるのもひとつの手です。疑問や不安を解消して、思い出に残る写真を撮りましょう。

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