結婚式は数年後に挙げてもいい?周囲からの反応と併せて解説

結婚式は数年後に挙げてもいい?周囲からの反応と併せて解説

人生には、「今」だからこそ意味がある瞬間があります。結婚式も、そんな特別な時間の一つかもしれません。
様々な事情で結婚式を挙げられなかった方、あるいは節目の時期にもう一度お祝いをしたい方など、結婚式を挙げたい理由は人それぞれ。入籍から数年が経ち、新たな絆や思い出が生まれた今のおふたりだからこそ挙げられる結婚式があるのです。
入籍から数年経ったタイミングで結婚式を挙げる主な背景や計画方法、ゲストの方々へ配慮するポイントなどをご紹介します。

1.入籍から数年後に結婚式を挙げる理由

入籍から数年後の挙式となる理由は人それぞれです。以下では、理由と式を挙げるメリットを詳しくご紹介します。

コロナ禍で延期になっていた

新型コロナウイルスの影響で結婚式の延期を余儀なくされた方も多いのではないでしょうか。そんな背景を持つおふたりだからこそ、改めて式を挙げることには大きな意味があります。長い間待ち望んだ祝福の日を、より一層喜びと感謝の気持ちを込めて迎えられるでしょう。
また、この数年の間に深まった絆や乗り越えてきた困難を、ご家族やお世話になった方々と共に振り返る素晴らしい機会にもなります。延期された時間が、かえって二人の関係をより強くし、思い出深い結婚式につながるのです。

経済的な余裕と準備の充実

結婚から数年が経過したことで、当初より経済的な余裕が生まれた、挙式のための資金準備が整ったという方もいらっしゃるでしょう。経済的余裕があることで、おふたりのこだわりを反映させた、より思い出に残る結婚式を挙げられます。
また、入籍の前後は引っ越しや婚姻届の提出など準備が忙しいものです。しかし、数年経過したことで時間的な余裕があり、挙式の準備にじっくり取り組めるでしょう。
おふたりの希望が細部までこだわった演出や衣裳を考える時間、そしてそれを叶えられる経済的な余裕があることは、時間を置いたからこそ得られる大きなメリットです。

子育ても落ち着いている

結婚後すぐにお子様が誕生して、子育てに忙しかったという方もいらっしゃるでしょう。数年経った今なら、子育ても少し落ち着き、家族揃って結婚式を挙げられる絶好のタイミングかもしれません。
お子様と一緒に挙げる結婚式は、家族の絆をより一層深める素晴らしい機会となります。お子様も含めた家族全員で挙式までの準備を楽しむことができ、思い出作りの時間そのものが、かけがえのない宝物となります。お子様にとっても、ご両親の愛を感じ、家族の大切さを学ぶ貴重な経験になるでしょう。

入籍からの記念日で挙げる

入籍から数年後に挙式を挙げることで、結婚記念日に合わせて挙式ができるのも素敵な点です。例えば、結婚2周年や5周年、10周年といった節目に合わせて式を挙げることで、これまでの歩みを振り返りながら未来への誓いを新たにする、そんな特別な式になります。記念日と合わせることで、毎年その日が来るたびに結婚式の思い出が蘇り、おふたりの絆を再確認する機会にもなるでしょう。

2.周りの目を気にせず二人で話し合うことの重要性

どのような理由であれ、延期していた結婚式をいつ挙げるかは、おふたりにとって大切な決断です。しかし、「周囲の反応が気になる」という方もいらっしゃるでしょう。ここでは、おふたりの気持ちを大事にすることの重要性、周囲の反応への対処法について説明します。

周囲の反応とその対処法

入籍から結婚式までの期間が空くことで、周囲から「なぜ今さら?」という反応をされないか心配する方もいらっしゃるかもしれません。しかし、大切なのはおふたりが納得できるかどうかという点です。
周囲の反応を気にするあまり、自分たちの本当の気持ちを我慢してしまうのは避けましょう。代わりに、おふたりでしっかりと話し合い、なぜこのタイミングで結婚式を挙げたいのか、その理由を共有することが大切です。そうすることで、お互いの想いを再確認し、結婚式に向けての意志を強くすることができます。
また、周囲の方々に対しても、おふたりが決断した理由を丁寧に説明することで、理解を得られるでしょう。「二人の記念として大切な日に」「家族や友人と喜びを分かち合いたくて」など、素直な気持ちを伝えることで、身近な方々がおふたりを応援してくれるはずです。

二人の価値観を尊重する

結婚式は夫婦であるおふたりにとって大切なお祝いです。夫婦それぞれによって、結婚式に対する想いや理想は異なります。
例えば、大規模な披露宴よりも、ご家族や親しい友人だけを招いた小さな会を望むかもしれませんし、逆になるべく多くの方に列席していただきたいという方もいるでしょう。このように、おふたりの価値観や希望を尊重し、納得のいく形で結婚式を計画することが大切です。
結婚してから時間が経っているからこそ、お互いをより深く理解し、おふたりの関係性もより成熟しているはずです。これまでの経験を活かすことでおふたりらしい結婚式を創り上げることができ、その思い出がより深い絆へとつながるでしょう。

3.結婚式を計画するためのステップ

結婚式を計画するためのステップ

ここでは、結婚式を計画するにあたって必要なステップをご紹介します。一つひとつ準備を重ねていく過程も、きっと楽しい思い出になるはずです。

ステップ1:コンセプトの設定

まずは、結婚式のテーマやコンセプトを決めることから始めましょう。夫婦共通の趣味や大切な思い出を反映させると、よりおふたりらしい結婚式になります。
例えば、伝統的なチャペルでのウエディングの他にも、自然に囲まれたガーデンウエディング、カジュアルな雰囲気のナチュラルウエディングなど、一口に挙式と言っても様々なスタイルがあります。おふたりの好みや価値観に合わせて結婚式のスタイルを選びましょう。
また、結婚してからの年月を反映させたコンセプトを詰め込むのも素敵です。例えば、「二人で歩んできた道」をテーマにして、これまでの思い出の写真を飾ったり、この数年間のムービーを流したりするのも良いでしょう。あるいは、「新たな出発」をテーマにして、未来への希望や決意を表現するのも新鮮さがあります。

ステップ2:予算の立て方

結婚式の予算を立てる際は、具体的な費用項目をリストアップし、優先順位をつけて予算を配分することがポイントです。
主な費用項目としては、婚礼衣裳、挙式費用、装花、会場費用、写真撮影、引出物、料理、飲み物、音響・照明、司会者、ヘアメイク、ペーパーアイテム(招待状など)などがあります。おふたりにとって大事にしたい項目に重点的に予算を配分しましょう。例えば、ドレスにこだわりたいは衣裳に、おいしい料理でゲストをもてなしたい場合は料理により多くの予算を割り当てるといった具合です。
また、結婚記念日の年数に合わせた特別な演出や贈り物も予算に組み込むと良いでしょう。例えば、結婚5周年は「木婚式(もっこんしき/もくこんしき)」と呼ばれる一つの節目です。それにちなんで、ゲストの方々へ木を使った食器や小物などを贈るとより印象深い式になるでしょう。
なお、予算を立てる際は、余裕を持たせることも大切です。予期せぬ出費に備えて、予備費を確保しておくと良いでしょう。

ステップ3:会場と日程の決定

希望の会場を見つけるためには、早めの行動が大切です。人気の会場は予約が埋まりやすいので、できるだけ早い段階で候補をリストアップし、見学の予約を入れましょう。
ブライダルフェアに参加すると、実際の会場の雰囲気や設備を確認できるだけでなく、様々なプランや特典についても詳しく知ることができます。見学の際は、おふたりのコンセプトに合っているか、必要な設備が整っているか、アクセスは良いか、予算内に収まるかなどをチェックしましょう。この際、ウエディングプランナーやウエディングコーディネーターに相談することをおすすめします。
日程を決める際は、季節や曜日によって料金が変わることも考慮しておきましょう。例えば、桜の季節や紅葉の時期は人気だったり、平日は土日祝日よりも価格がおさえられることが多いなど、タイミングによっても様々です。
おふたりが入籍した日や出会った日など、特別な意味を持つ日を選ぶのも素敵です。

ステップ4:招待状の準備

招待状は、列席する方々に結婚式の予定を伝える大切なアイテムです。招待状には、結婚式の日時や場所、出欠の返信方法などの基本情報に加えて、おふたりの思いも込めましょう。例えば、「長年の間お待たせしました」「この度、改めて皆様に感謝の気持ちをお伝えしたく…」といったメッセージを添えると、ゲストの心に響くはずです。
デザインは、結婚式のコンセプトに合わせて選びます。シンプルでエレガントなデザイン、カジュアルで遊び心のあるデザイン、和風のデザインなど、様々なスタイルがあります。もちろん、おふたりで考えてデザインするのも素敵です。
招待状は、ゲストが予定を調整しやすいよう、結婚式の2、3ヶ月前など余裕を持って早めに送ることをおすすめします。また、遠方からいらっしゃるゲストの方には、宿泊や移動に関する情報も同封すると親切です。
返信用はがきには、食事の制限(アレルギーなど)や、子連れでの参加の有無なども確認できる欄を設けると、配慮を感じてゲストがより参加しやすくなるでしょう。

4.入籍後から数年経って結婚式を挙げる際の配慮と注意点

入籍後から数年経って結婚式を挙げる際の配慮と注意点

入籍の際にご祝儀をいただいた方を結婚式に招待する際には、改めて感謝や配慮の気持ちを伝えましょう。

事前のお礼と案内

入籍時にご祝儀をいただいた方には、結婚式に招待する前に感謝の気持ちを改めて伝えることが大切です。
まずは、電話やメールなどで結婚式に招待する旨を伝えましょう。この際、「当日はお気遣いなくご出席ください」というような、「ご祝儀は不要です」という配慮のある言葉を添えると良いでしょう。
さらに、事前の案内では、結婚式の日程や場所だけでなく、数年経ってからの結婚式である理由を簡単に説明したうえで、「改めて皆様と喜びを分かち合いたい」といった思いを丁寧に伝えるとより印象が良くなります。例えば、「コロナ禍で延期していた式を、やっと開催できることになりました」や「入籍2周年を記念して、改めて皆様にお集まりいただきたく思います」といった言葉を添えることで、ゲストの方々も喜んで参加してくださるはずです。

ご祝儀についての配慮

結婚式当日に再度ご祝儀をいただかないようにしたい場合、招待状にも「以前にお祝いをいただきありがとうございました。当日はどうぞお気遣いなくご出席ください」と明記することが望ましいです。このように相手のために配慮することで、お招きする方々の負担を軽減し、より楽しんで結婚式に参加していただきたいという想いが伝わります。
また、結婚式の案内状と一緒に、入籍時からこれまでの新郎新婦の様子や思い出の写真を同封するのも良いでしょう。お世話になった方々におふたりの成長や幸せな日々を感じていただくことができ、参加ができない方へも近況を伝えることができます。

受付の対応

結婚式当日の受付では、事前にいただいたご祝儀のリストを作成し、受付担当者に共有しておくことで、当日再度ご祝儀を頂戴することを避けられます。また、受付に「お祝い済み」といった注釈をつけておくと、対応がスムーズになるでしょう。
さらに、受付では入籍時にお祝いをいただいた方々に対して、特別な対応を用意しておくと良いでしょう。例えば、「以前のお祝い、誠にありがとうございました」と書かれた小さなメッセージカードを用意し、受付時にお渡しする方法があります。このような細やかな配慮が、ゲストの方々に感謝の気持ちを伝える良い機会となります。

結婚式当日の挨拶で感謝を伝える

結婚式当日にも、再度感謝の気持ちを伝えることが大切です。スピーチや直接の挨拶を通じて、改めてお礼を述べましょう。おふたりの言葉から感じとれる感謝の気持ちが、結婚式全体の雰囲気をより和やかにします。例えば、「以前にもお祝いを頂戴しただけでなく、本日も温かく見守っていただき、心から感謝しております」といった言葉を添えると、より心のこもった挨拶になるでしょう。
また、入籍から結婚式までの期間にあった出来事や成長を交えながら挨拶をすることで、ゲストの方々により深く喜びを共有していただけます。例えば、「皆様のお祝いのおかげで、この3年間、幸せな日々を過ごすことができました」や「皆様の温かい支えがあったからこそ、今日このような形で改めてお集まりいただくことができました」といった言葉を添えると、より感動的な挨拶になるでしょう。さらに、入籍時から結婚式までの思い出の写真をスライドショーで紹介するなど、視覚的な演出を加えることで、ゲストの方々により深くおふたりの幸せを感じていただけるはずです。

5.おふたりにとって素敵な結婚式を開きましょう

結婚から数年経った今、改めて結婚式を挙げることは、深まった絆を実感する素晴らしい機会です。経済的や時間の余裕、節目となる記念日の特別感など、時が経ったからこそのメリットは数多くあります。周囲の目を気にせず、おふたりの思いを大切に準備を進めることで、きっと心に残る特別な一日になるでしょう。おふたりのこれからとこれまでを形づくる挙式は、ぜひホテル椿山荘東京にお任せください。
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