結婚式に招待する友人が少ない…どんな挙式スタイルがおすすめ?
「素敵な結婚式を挙げたいけど、招待する友人が少ない…」そんなお悩みを持つ方は意外と多いのです。この記事では、結婚式に招待する友人が少ないとお悩みのおふたりに向けて、おすすめの挙式スタイルや結婚式を楽しむ方法などをご紹介します。ゲストが少なくても、素敵な結婚式を挙げることは可能です。まずは自分たちがどんな結婚式を挙げたいのか、おすすめの例などを見ながらイメージしてみましょう。
目次
- 1.結婚式に招待する友人は約20人が平均
- 2.招待したい友人がいない・少ない…その理由と取り巻く事情とは?
- 3.結婚式に招待する友人の決め方
- 4.新郎・新婦で友人数に差がある場合の対応法
- 5.結婚式に招待する友人が少ないときは少人数婚がおすすめ
- 6.友人が少なくても結婚式を楽しむ方法
- 7.どうしても人数を増やしたい場合の対応
- 8.まとめ
1.結婚式に招待する友人は約20人が平均
「結婚式にどれくらいの人数を招待するのか」は、多くの方が悩むポイントです。「ゼクシィ結婚トレンド調査 2023 首都圏」によると、結婚式に招待した学生時代の友人・恩師の平均人数は22.9人でした。全国平均も21.1人とほぼ変わりません。
ただ2020年の調査では、結婚式に招待した学生時代の友人・恩師の数は平均27.0人でした。コロナ禍の影響で招待する人数を絞る傾向にありましたが、今後は徐々に増えていくことが予想されます。
ただ、これはあくまで平均の数です。たくさんのゲストを招待した方も、もっと少ない数に絞った方も当然いらっしゃいます。結婚式は、必ずしも「多くの友人を招待しなければならない」というわけではありません。大切にしたいのは「自分たちがどのような結婚式をしたいのか」という点です。
最近では家族や親しい友人だけを招待して、少人数で式を挙げる方も多く、結婚式のスタイルは以前よりも多様化しています。招待するゲストがおふたりにとって大切な方々であれば、人数は問題ではありません。
ほとんどの式場では少人数向けの結婚式プランを用意しています。フォトウエディングプランや新郎新婦だけで行うエロープメントウエディング、家族のみの招いて行う結婚式プランなど、少人数の式でも選択肢は豊富にあります。友人が少ない、または招待する友人がいないという方でも、すてきな結婚式を挙げることは十分可能です。
参考:ゼクシィ結婚トレンド調査2023 首都圏
2.招待したい友人がいない・少ない…その理由と取り巻く事情とは?
招待したい友人がいない、あるいは少ない理由としては、友人がもともと少ないだけでなく、年齢や状況によっても呼べない理由があります。結婚式に招待したい友人がいない場合のよくある理由は次の3つのパターンです。
- 結婚式に呼べるほどの間柄の友人が少ない
- 子育て中の友人が多く気を使う
- 友人の多くが遠方にいる
それぞれ詳しく見ていきましょう。
結婚式に呼べるほどの間柄の友人が少ない
「友人はいるけれど、結婚式に招待できるほどの間柄ではない」というケースも少なくありません。
結婚式に招待することで、相手の時間やご祝儀などの金銭的な負担もあるため、どこまでの友人を結婚式に招待すべきなのか、線引きが非常に難しくなります。招待すべきか、あるいはしないほうが良いのかで悩んでしまう方も多いようです。
子育て中の友人が多く気を使う
仲の良い友人を呼びたくても既に結婚し、子育て中のため出席できるか分からないというケースもよくあります。
確かに、子育て中の方にとって、小さなお子さまを連れて結婚式に出席するのはハードルが高いもの。お子さまは同じ場所でじっとしていることが難しかったり、思わぬタイミングで泣き声をあげてしまったりということがよくあるので気を使うのです。
大切な結婚式を邪魔したくない、預け先の確保の準備が大変などの思いから、結婚式への出席を躊躇してしまう方も少なくありません。
招待する側としても、「小さい子を持つ友人を招待するのは、ちょっと気が進まない……」と、子育て中の友人を気遣って招待を迷ってしまうことは多いようです。
友人の多くが遠方にいる
友人が遠方であることも、結婚式に呼びにくくなる理由のひとつとなります。
地元を離れている新郎・新婦だと、「地元の友人を呼びたいけれど、距離や費用で負担をかけてしまう……」と悩んでしまうものです。現在住んでいる場所の近くで挙式をするか、地元でするのか、中間にあたる場所が良いのかなど、どの場所が相応しいのかで、答えがなかなか見つからずに困ってしまうようです。
3.結婚式に招待する友人の決め方
「友人をどこからどこまで招待したらいいか分からない」と悩む方も多いでしょう。ここでは、招待するゲストの決め方を紹介します。いつまでに決める必要があるのか、疎遠になってしまった友人にはどのように声をかけたらいいかもまとめているので、ぜひチェックしてください。
何を優先して選ぶか
結婚式の招待客は、「何を優先するのか」をしっかり意識してから決めるようにしましょう。ゲストとの関係性はもちろん、会場の広さや予算など、どういう点を優先したいのかを意識しておくと招待客を決めやすくなります。
結婚式のイメージで人数を決める
自分たちが望んでいる結婚式のイメージがはっきりしていると、招待する人数の目安も考えやすくなります。例えばアットホームな結婚式を希望している場合は、ゲスト1人ひとりと歓談の時間が持てるように、招待する人数を絞ったほうが良いでしょう。また、カジュアルな結婚式を望んでいる場合は、仕事関係の方は招待せずに親しい友人のみを招待するという選択肢もあります。
会場に合わせて人数を決める
選んだ会場の収容人数に合わせて招待人数を決めるという方法もあります。会場に収容できる人数は決まっており、多すぎても少なすぎても施設を利用することはできません。ただ、収容人数の上限ギリギリまで招待すると、テーブル同士・ゲスト同士の距離が近くなり、窮屈に感じてしまう可能性もあるため、少し余裕を持たせておいたほうが安心です。
予算や関係性を考慮して人数を決める
結婚式の予算から招待人数を決めるというのも1つの手です。結婚式会場ではゲスト1人当たりの費用を提示してくれるので、予算から逆算して招待する人数を決めることができます。
また、「親族のみ」「親族と友人のみ」「親族と本当に仲の良い友人、近しい会社関係者のみ」など招待するゲストの間柄を先に決めてから、人数を考えていく方法もあります。
招待を決めるタイミング
厳密な人数の確定はまだ先になりますが、「会場見学をする前」にだいたいの人数を考えておくことが望ましいです。ほとんどのブライダルフェアでは見学後にウエディングプランナーと話す機会があり、そのときに見積もりを出してもらえます。
料理・飲み物、ペーパーアイテム、またテーブルの数やテーブルコーディネート、装花などの費用は招待する人数によって大きく変動します。招待したい人数が決まっていれば、見積もりの金額も実際の金額に近いものになり、他の会場との比較もしやすくなります。
また「会場見学中のタイミング」で招待する人数を決める方も多いです。これは、見学中に気に入る会場が見つかった場合、その収容人数に合わせてゲストを招待するためです。
会場見学前に招待人数が決まっていることが理想ですが、それが難しい場合はおおよその人数を決めておき、会場が決定した後で最終的な微調整を行うことがベターです。
疎遠になった友人の誘い方
「結婚式に呼びたい友人がいるけど、色々あって今は疎遠になってしまった」というケースもあるのではないでしょうか。ここでは、昔は仲がよかったけど疎遠になってしまった方や、地元を離れて疎遠になってしまった方の誘い方を紹介します。
仲が良かったけれど疎遠になった友人
時間の経過と共に疎遠になってしまうこともあります。昔一緒に過ごした楽しい時間を思い出させるようなメッセージを送ることで、懐かしい気持ちや再会の楽しみを感じてもらえるでしょう。
<メッセージの文例>
久しぶりの連絡で驚かせてしまうかもしれないけど、結婚することになりました。 昔よく一緒に遊んでいたメンバーも招待するので、同窓会のように楽しめると嬉しいです。 |
当時親しかったメンバーを招待することもさりげなく伝えると、相手も安心して出席を検討しやすくなります。
自分が地元を離れて会わなくなった友人
地元を離れてから会わなくなった友人には、遠方からの参加してもらうことに対する配慮が大切です。飛行機や新幹線などの交通費・宿泊費の負担を提案しておくことで、誠意やおもてなしの気持ちが伝わります。
<メッセージの文例>
こちらで出会った人と結婚することになりました。 場所が遠くて申し訳ないけど、来てもらえたら嬉しいです。 交通費や宿泊費はこちらで負担する予定なので、よかったら旅行気分で来てね。 |
交通費や宿泊費の負担についてはこちらから具体的に伝えておくことで、ゲストの安心感を高められます。移動に関する費用だけではなく、ゲストに時間や手間をかけてもらうことを忘れない対応を心がけましょう。
久しぶりに会っていない友人を招待するのは、躊躇してしまう方もいらっしゃるでしょう。そんな場合は、まず連絡を取ってみることをおすすめします。連絡する際には、近況を伝えたり、会いたい気持ちを素直に伝えてみましょう。久しぶりに会うのが不安な場合は、ランチやお茶など、軽い食事から始めてみるのも良いかもしれません。
振り返ったときに招待しなかったことを後悔しないよう慎重に考えましょう。
4.新郎・新婦で友人数に差がある場合の対応法
新郎・新婦で招待したい友人数に差があるケースもあるようです。友人数に偏りがある場合、席の配置を工夫することで友人数の差が気にならなくなる工夫もできます。続いては友人数に差があるケースの席の配置・対処方法を2つご紹介します。
席次表ではなくエスコートカードを使う
披露宴では通常、ゲスト全員の肩書きと全体の座席配置が書かれた「席次表」を使用するのが一般的です。
しかし、この席次表を使わず、エスコートカードを使うことで新郎新婦の友人数の差をカモフラージュできます。
エスコートカードとは、ゲストの席やテーブル番号を記載するカードです。テーブルには番号札を設置し、受付でゲストにエスコートカードを配ります。
ゲストにはエスコートカードの番号をもとにテーブルを探してもらうシステムです。
席次表は分かりやすい半面、友人数の差が明白になるというデメリットもあります。エスコートカードであればその心配もなく、人数差を自然にカモフラージュしてくれます。
ゲストにそれぞれの招待客の肩書きや席の配置を知らせなければ、そもそも友人差が気になることもありませんね。
ミックステーブルにする
ゲストへ事前に説明して、新郎新婦の友人をミックスしたテーブルにする方法もあります。
席次表には「新郎新婦の友人」という肩書きを記載しておけば、ゲストは新郎新婦の共通の友人としてお互いをみるので、自然とコミュニケーションが取りやすくなります。
従来の円卓でも良いですが、友人数の差をカモフラージュできる長テーブルにするのも良いでしょう。
このようにゲストの人数差がある場合の対応策については式場に相談してみるのがおすすめです。式場では新郎新婦で招待客に差があるケースをいくつも経験してきているため、状況に応じた対応策を提案してもらえます。
ホテル椿山荘東京では会場の下見や料理の試食、相談会に無料で参加できるブライダルフェアを開催しています。
ご都合の良い日程でご参加いただければ、ゲストの人数差などのご相談も承ります。東京で結婚式を挙げたいとお考えの方は、ホテル椿山荘東京にぜひご相談ください。
5.結婚式に招待する友人が少ないときは少人数婚がおすすめ
「結婚式に招待する友人が少ない」という場合は、少人数婚という挙式スタイルを検討するのもおすすめです。ここでは、少人数婚のメリットや挙式のスタイルなどを紹介します。
友人が少なくても式が挙げられる
友人が少なくても、心に残る結婚式を挙げることは十分可能です。招待する友人の数が不安な場合は、次のような挙式スタイルを検討してみてはいかがでしょうか。
おふたりのみで挙式を行う
エロープメントウエディングという挙式スタイルは、新郎新婦だけ、または親族などごく少人数のみで行う結婚式を指します。式場によってはエロープメントウエディング向けのプランが展開されていることもあるので、プランナーに相談してみると良いでしょう。
プラン内には、挙式料、衣裳料、ブーケ、美容着付け、写真撮影などが含まれることが多いです。費用を抑えやすく、新婚旅行のグレードアップや新生活の準備資金に充てることができます。アットホームで心温まる、おふたりらしい挙式を希望している方におすすめです。
少人数の結婚式を行う
少人数での結婚式や、親族だけで行う結婚式も選択肢の1つです。少人数式は親族や親しい友人のみを招待する式で、10~40名程度のゲストを想定したスタイルです。挙式と披露宴は親族のみで行って、友人は二次会から招待するという方法もあります。
親族のみや少人数での結婚式は、ゲストとの距離が近く、アットホームな雰囲気を演出できます。準備もスムーズに進められて、費用も抑えやすいところもメリットです。ゲスト1人ひとりとしっかり交流する結婚式にしたい、というおふたりにおすすめの挙式スタイルです。
特に親しい友人だけを招待できる
少人数婚というスタイルをはじめから選択することで、招待するゲストはおのずと近しい方に限定されます。特に親しい友人や親族だけを招待できるので、思い出に残る結婚式を行えるでしょう。仕事関係や親族関係のしがらみを気にせずに、おふたりらしい雰囲気で挙式や披露宴を楽しむことができます。
結婚式の費用を抑えられる
招待するゲストの数を限定することで、結婚式にかかる費用を抑えられます。いただくご祝儀の総額は少なくなってしまいますが、少人数婚用のプランなどを上手に活用して結婚式の費用を抑えられるように検討してみましょう。
また、大人数での結婚式と比べて費用を抑えられることで、その分ゲスト1人ひとりへのおもてなしにかける費用も多めに取ることができます。料理のグレードを上げたり、ゲストそれぞれへのおもてなしを意識してみるのもいいかもしれません。
6.友人が少なくても結婚式を楽しむ方法
友人を大勢呼ばなくても、結婚式を楽しむ方法はたくさんあります。ここでは、少人数やおふたりだけで結婚式を行う方法をご紹介します。
家族だけを招待する
招待する友人が少ない場合、家族や近しい親族だけを招待する「家族での結婚式」がおすすめです。家族での結婚式であれば緊張しすぎることもありません。リラックスできるアットホームな結婚式にしたい方に向いています。
家族での挙式とは?
家族だけの挙式とは、両家の家族や親族を招待して行う小規模なスタイルの結婚式です。一般的には招待人数は30人以下とされており、大規模な結婚式に比べてゲストとの距離が近くなります。ゲストとゆっくりと話せる時間を多く取ることができ、感謝の気持ちを伝えやすい点がメリットです。
家族での場合どんな挙式スタイルがある?
家族での挙式に決まったスタイルはありませんが、一般的には「会食と記念撮影のみ」または「挙式と会食と記念撮影」がよく選ばれています。シンプルな結婚式を希望している場合は、会食と記念撮をセットにしたフォトウエディングを行うスタイルがおすすめです。一般的な挙式の雰囲気も楽しみたい方は、挙式を加えたプランを選ぶと良いでしょう。
フォトウエディングの魅力は、柔軟性が高いところにあります。ロケーション撮影として、チャペルなどの伝統的な結婚式の場所を背景にすることも可能です。実際に式を行わなくても、挙式の雰囲気を味わいながら思い出になる写真を残すことができます。
フォトウエディングは、大規模な結婚式を希望していないおふたりにとって、費用を抑えながら結婚の記念となる瞬間を形に残すことができる人気のスタイルです。
気を使わないアットホームな式ができる
家族だけの挙式の最大の魅力は、新郎新婦がリラックスして式に臨めることです。人前に出るのが苦手な方には特に向いています。ゲストとゆっくりおしゃべりしたい、自分たちの門出を家族や仲のいい親族にお祝いしてもらいたい、というおふたりにおすすめです。
新郎新婦おふたりで挙式・会食をする
おふたりだけで挙式と会食を行うプランで結婚式を楽しむという方法もあります。結婚式をおふたりだけの特別な時間にしたい、という方におすすめです。おふたりだけでの結婚式は、ウエディングドレスやタキシードを着用して、おふたりだけで結婚の誓いを交わします。大勢の前で式を行うことに抵抗があるおふたりや、再婚などで控えめな式を望むおふたりにもぴったりです。
新郎新婦おふたりでの結婚式は式のプログラムが簡略化されているため、準備にかかる時間も少なくすることができます。また、ゲストを招かないため費用を抑えられる点も大きなメリットです。
挙式後には、おふたりだけで会食ができるプランを提供している式場もあります。おふたりだけの時間をゆっくりと過ごしながら、新しい人生の始まりを祝うのも1つの形です。
7.どうしても人数を増やしたい場合の対応
新郎・新婦で友人差があり、どうしても人数を増やしたいケースもあるかもしれません。なかには、パートナーに友人が少ないことをバレたくなく、どうにか人数だけ増やせないかと考える方もいるかもしれません。
そのようなときの対処法としては、恩師や職場の同期等、知り合いに声をかけて出席してもらう方法があります。
知り合いに声かけをする
知り合いに声をかける方法も有効です。
1人でも出席できる友人がいれば、その友人に信頼できる知り合いを連れてきてもらうのも良いでしょう。
ただし、素性の分からない方を呼んでしまうと、トラブルになるケースも考えられます。中には、両親のご友人を招待するケースもあるので話し合ってみると良いでしょう。
8.まとめ
結婚式は、おふたりにとって特別なイベントです。タイミングを逃すと、後悔することにもなりかねません。
友人を何人招待するのか、友人をどこまで招待するのかなどは、おふたりで話し合って決めることが大切です。招待する人数よりも、おふたりがどんな式を行いたいかが重要になります。思い出に残る結婚式にするため、おふたりの意見をしっかりと共有して計画を立てていきましょう。ご両家のバランスばかり気にせずに、後で後悔しないためにも呼びたい友人は声をかけるのがおすすめです。
結婚式のイメージが湧かない、何から始めたら良いか分からないという方は、ぜひブライダルフェアを活用してみてください。式場を見学することで結婚式を具体的にイメージできるようになります。プランナーに相談いただければ、結婚式の準備の進め方も丁寧に説明させていただきます。
ホテル椿山荘東京では、チャペルウエディングや神前挙式はもとより、少人数結婚式やレストランウエディングなどの挙式スタイルにも対応しております。フォトウエディングにふさわしいロケーションや、ご両家のお顔合わせにもご利用いただけるレストラン・料亭もご用意しています。
土日祝はもちろん、平日にもブライダルフェアを開催しておりますので、ぜひお気軽にご参加ください。