結婚式の場所はどうやって決める?地元の違うカップルが選ぶ際のポイントを紹介
「お互いに地元が遠い場合は、結婚式場をどこにしたらいいの?」「ふたりの思い出の場所で結婚式を挙げてもいい?」とお悩みの方もいるのではないでしょうか。結婚式場の決め方に迷っている方に向けて、結婚式を挙げる場所や、式場の決め方についてポイントをまとめました。また、地元から遠い結婚式場での注意点や、結婚式場の種類についても紹介しています。
目次
1.結婚式の場所の決め方とは?おすすめ候補をピックアップ
何を基準に決めたらいいのか、何に気をつけたらいいのか、結婚式場の決め方は迷うところです。ここでは、結婚式場を決める際によく選ばれるおすすめの場所について、6つの候補に絞り込んでメリット・デメリットをご紹介していきます。
現在住んでいるエリア内
おふたりの地元が離れている場合は、現在住んでいるエリア内にある結婚式場に決めるケースが多いようです。今のおふたりと交友が深いご友人や、職場の方が出席しやすいメリットがあります。もうひとつの大きなメリットが、プランナーと結婚式の打ち合わせがしやすい点です。結婚式当日までには打ち合わせで何度か会場に足を運ぶもの。結婚式場が今住んでいるエリアにあれば、プランナーと綿密に打ち合わせが行えるため相談がしやすくなります。ただし、費用や日程の都合で地元のご親族様やご友人を多く招くのが難しい可能性があるのがデメリットです。
新郎新婦どちらかの地元
続いては。おふたりのどちらかの地元で結婚式を挙げるパターンです。メリットは、地元のご親族やご友人が参加しやすくなる点です。そのため、ゲストに招く人数が多い・移動が困難なゲストが多いといった基準でどちらかの地元を選ぶと良いでしょう。プランナーとの打ち合わせを考えて、より利便性が高い方を選ぶ、という方もいます。
デメリットは、選ばれなかった方の地元のゲストにとっては遠方になる可能性がある点です。式場が遠いほど、移動や宿泊にかかる費用や日程の調整が難しくなるため、会場の場所を決めた理由をきちんと説明して理解を得る必要があります。あわせて、ゲストに渡すお車代や宿泊費なども考えておきましょう。
新郎新婦の地元の中間地点
どちらの地元も選べないときは、おふたりの地元から中間に位置する場所の結婚式場を選ぶのもひとつの手です。どちらのご親族様に対しても顔を立てることができますし、負担も平等になるのがメリットです。
ただし、中間地点を選ぶ場合は、土地勘がないのがデメリットです。厳密な中間地点ではなく、空港や駅からの距離が近い、または乗り換えが少ない場所だと出席者は困りません。土地勘のない場所で式場を選ぶ際は、交通の利便性に着目して選ぶのがポイントです。
新郎新婦の思い出の場所
おふたりの思い出の場所や、思い入れのある場所の式場を選ぶのもおすすめです。おふたりで行ったことのある旅行先や、プロポーズの場所、学生時代に一緒に過ごした場所などが候補の例です。住んでいる場所やおふたりの地元で探しても思ったような結婚式場が見つからない時に、主役であるおふたりの気持ちに沿った場所として選ばれることも。思い入れがある分、思い出の結婚式となるメリットがあります。ただしデメリットとして、場所によっては招待したご親族やゲストが遠方からの参加になるので、お車代の負担や移動距離の問題が発生しやすくなるでしょう。
ゲストが参加しやすい場所
ご親族様やご友人、会社の同僚など、招待するゲストの参加しやすい場所かを重視して結婚式場を選ぶパターンです。参加してほしいゲストのなかに体調に不安がある方や、長距離の移動が難しい方がいる場合におすすめです。
ただし、招待したいゲストがいる場所と現在おふたりが住んでいるエリアが離れている場合には、結婚式場での打ち合わせに出向く際に負担が大きくなります。オンラインを利用したり、打ち合わせの回数を減らすなど、プランナーへ相談しながら負担が少なくなるように工夫しましょう。
リゾート
リゾートウエディングとは、美しい自然に囲まれたロケーションで行う結婚式です。日常から離れて魅力的な風景のなかで結婚式を挙げること自体がメリットになります。遠方で行われることが多いリゾートウエディングでは、招待するゲストもご親族様や親しいご友人様が中心になるので、ゲストとの距離が近い点もメリットです。大きすぎない規模の、アットホームな式を挙げるのに向いているでしょう。
デメリットとしては、遠方の会場だと現地での打ち合わせが難しくなる点です。また、宿泊になるケースではゲストの費用負担が大きくなる可能性も。もし、おふたりがゲスト全員の交通費を出したいと考えているのであれば、お車代の負担が大きくなる点にも注意しましょう。
様々なアクセス方法があり交通の利便性が良い立地のホテル椿山荘東京は、遠方に住んでいるゲストを招待した場合も敷地内にゆったり過ごせる宿泊施設も揃っています。結婚式場のほかにレストランやスパ、広大な庭園も併設されているので充実のおもてなしが可能です。
季節の美しさを感じられる広大な庭園は、都心にありながら非日常を味わえる結婚式となるでしょう。
チャペルでの挙式や神前挙式など、希望のスタイルから理想の結婚式場を選択でき、小規模から大人数まで対応できるプランをご用意しています。
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2.地元から遠い結婚式場を選ぶ際の注意点
前項でもご紹介した通り、おふたりの地元から離れた場所で結婚式を挙げる際は、ゲストの日程確認やお車代の負担が増えるだけでなく、招待されるゲストにも多少の負担がかかります。そのため、前もって注意点を押さえておき、心おきなく式に参加してもらえるような準備が必要です。
両家の親御様の意見を聞いておく
式場選びの際には、親御様の意見を聞いておきましょう。ご家族やご親族の都合など、おふたりが予想していなかった事情が分かる場合があるので、早めに話をしておくのが良いです。おふたりが納得している場所であっても、親御様にとっては想定していなかった選択肢の可能性があります。ある程度、場所の選択肢が狭まっている状態であれば、顔合わせの食事会や両家の親御様が揃う席で話し合ってみるのも良いでしょう。
ゲストの交通費や宿泊費の手配をする
ゲストの交通費や宿泊費について、おふたりが負担するのかゲストに負担をお願いするのかを決めた上で、招待状を送るようにしてください。もし、ゲストに交通費や宿泊費を負担して貰うのであれば、ご祝儀を辞退するのがマナーです。おふたりで費用を負担するのであれば、交通チケットやホテルを手配するのか、ゲストが手配した分の費用を全額または半額程度お車代としてお渡しするのか決めなくてはいけません。さらに、おふたりのうちどちらかの地元が遠いといった理由で交通費や宿泊費が偏ってしまうのであれば、両家でどう負担するか事前に話し合っておきましょう。
結婚式を行う時間帯に気を配る
遠方からのゲストを招待したい時には、スタート時間に気を配るようにしてください。午前中または夕方のスタートにすると、前泊や当日泊が必要なゲストが出てくる可能性があるためです。お昼を過ぎた頃の午後スタートであれば、午前中の間で移動できますし、帰りもあまり遅くならないので当日中に帰宅できるでしょう。
移動が困難なゲストへの配慮をする
小さなお子様がいらっしゃる方や、ご親族様が高齢の場合は、移動に困難が伴うことが予想されます。移動が困難なゲストの招待を考えているのであれば、交通手段についても配慮しましょう。最寄り駅からの移動が楽な結婚式場を選ぶ、到着駅から結婚式場までの送迎を手配しておくといった気配りがおすすめです。敷地内での移動に距離がある時や車いすを使用するゲストを招待する時には、あらかじめ会場側に事情を説明するか、式場の導線を事前に下見しておきましょう。
3.結婚式場まで距離がある時の打ち合わせは?
おふたりが住んでいる場所から結婚式場まで距離があると、現地へ打ち合わせに行くのに移動時間や費用がかかってしまいます。結婚式の打ち合わせは約3~4ヶ月前からはじまり、月に1回程度行われます。打ち合わせ1回につき2~4時間程度が平均です。つまり、式本番までに約3~4回の打ち合わせが必要になりますが、それが難しい場合もあるでしょう。そこで、ここでは現地に行く回数が少なくても打ち合わせがスムーズに進められるポイントをまとめました。
プランナーへ現地に行く回数を減らしたいと伝える
最初に、プランナーには遠方に住んでいると説明を行って、現地での打ち合わせの回数を減らしたいと要望を伝えておくのがおすすめです。1回で行う打ち合わせのボリュームを増やしたい時は、事前にプランナーと調整して打ち合わせの時間を長めに確保して貰うと良いでしょう。メールや電話・オンラインツールを活用するのであれば、オンラインでの打ち合わせが可能な結婚式場を選ぶのもひとつの手です。
ただし、中には現地でしか決められない内容もあります。例えば、衣裳の試着や、アクセサリーやブーケなどのアイテム類の実物確認、衣装のサイズも含めた最終確認などです。現地に行くメリットは、実物を見たり触ったりできる点と、細かなニュアンスや雰囲気がプランナーに伝えやすい点です。プランナーに相談しながら、こだわりがある部分とそうでない部分をはっきりさせて足を運ぶ回数を決めましょう。
打ち合わせをスムーズに進めるポイント
スムーズな打ち合わせのポイントは、事前の準備です。日頃から結婚式のイメージに近い画像をSNSや雑誌で探しておく、またはメモをとっておくと、理想の形がプランナーに伝わりやすくなります。また、次回の打ち合わせの内容をプランナーに尋ねておくと、準備がしやすくなるでしょう。おふたりのイメージや要望をはっきり伝えること、疑問点を漏れなく伝えて解消して行くことで、スムーズな打ち合わせになります。
4.結婚式場の種類を5つ紹介
ホテル
高級感と充実した施設、質の高いサービスが魅力のホテルウエディング。宿泊やレストランなどの施設が併設されているため、土地勘がない遠方からのゲストも、結婚式場とホテルが同じ敷地であれば当日に移動時間を考慮したり迷子になったりする心配がありません。ホテルから近い場所に住むゲストにとっても、交通の便が良いのはメリットです。車で来る方の駐車場にも困りません。
また、高齢のご親族様やお子様連れのゲストが多い時にも、ホテルの利用がおすすめです。当日に宿泊の手配をしておけば、直前までプライベートな場所であるホテルの客室で休むことができるため、ゲストの負担は少ないでしょう。
専門式場
結婚式に特化している専門の式場は、設備が充実しているため、結婚式ならではの演出に強いのが特徴です。結婚式場と披露宴会場が併設されていることが多く、チャペルや神殿のようにコンセプトがはっきりしており、会場にあった演出を提案してくれます。さらに、フォトジェニックな外観や内装・調度品にこだわりのある会場が多い傾向にあります。勤めているスタッフも結婚式に精通しているため、要望に対する柔軟な提案が期待できるでしょう。
他にも、おふたりとゲストの導線を分けてバッティングを防いでくれる、控室が広めに確保されているなど、おふたりやゲストが式に集中できるように作られているのも特徴です。設備を重視する方は、専門式場を選ぶと良いでしょう。
ゲストハウス
一軒家の邸宅を貸し切って行うゲストハウスウエディングは、自由度の高さとアットホームな雰囲気が魅力です。貸し切りなので入口から会場、庭や控室といったあらゆる場所に装飾ができ、全体の統一感を出せます。庭付きの邸宅であれば青空の下でのガーデンウエディングやバブルシャワー、夜はキャンドルでのライトアップといったロマンチックな演出も可能です。
デメリットは、プライベート感を叶えるためにアクセスしにくい場所に建てられていることが多い点です。駅から遠いこともあるので、駐車場の有無を確認したり、バスやタクシーの手配を行ったりすると良いでしょう。また、天候によって左右されてしまう屋外での演出については、代替案を会場側と打ち合わせしておきましょう。
レストラン
少人数の結婚式をしたい方や、カジュアルな結婚式にしたい方に向いているのが、レストランウエディングです。レストランを貸し切りにするので、他のお客さんに気を遣う必要はありません。プライベートな空間でおいしい料理とお酒でゲストをもてなしながら、和やかに会話を楽しめます。
チャペルや控室がないことがデメリットでしたが、最近では併設されているレストランもあります。内装やコンセプトも様々なので、おふたりのイメージにあった場所を選ぶと良いでしょう。
気をつけたいのは、衣装や装飾のアイテムといった持ち込みが多くなることです。結婚式らしくしすぎると持ち込みが増えて、手間も費用もかかってしまうので、要不要をおふたりで相談して決めましょう。そもそも持ち込みが可能なのか、持ち込み料がかかるのかは、早い段階で確認してください。
神社
神社で行う格調高い式は、神様に結婚を報告するため神前式と呼ばれています。神前式は、ご親族様を中心に執り行われ、両家揃って盃を交わす儀式があるので、家同士のつながりを大切にしたい方におすすめです。また、日本の伝統的な婚儀を現在に受け継いでいるので、厳かで美しい雰囲気の結婚式となるでしょう。式の流れや演出もある程度決まっていますが、新郎の活躍の場が比較的多めにあることも特徴です。
神前式を考えている場合は、事前に両家の宗教や宗派を確認しておきましょう。また、神道に則って執り行うので、結婚式の前に知っておかなければならない手順があります。もし、取り入れたい演出や着たい衣装がある時には、可能かどうかを事前に確認しましょう。また、神社によっては天候に左右されてしまうデメリットがありますが、屋内施設や結婚式場の神殿内であれば問題なく実施できます。
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