結婚式の見積もり5つの注意点!節約するポイントも解説

結婚式の見積もり5つの注意点!節約するポイントも解説

結婚式の見積もりは総額に大きく影響を与える重要な明細です。ただし、見積もりと実際の費用が一致するとは限らないため、見積もりの見るべきポイントや見落としがちな点は事前に押さえておきましょう。この記事では見積もりの正しい見方や、重要なポイント、注意点などを詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。

目次

1.結婚式における見積もりとは

結婚式の見積もりには、会場使用料や衣装、料理、引出物、写真や映像、サービス料などの項目とその価格が詳細に書かれています。さらに、異なるプランやランクごとの金額やオプションの内容も確認することが可能です。複数の会場を比較検討する際の参考となるため、見積もりの詳細を理解しておくと、会場選びを進めやすくなります。

見積もりの項目と見方

結婚式の見積もり書に記載されている項目と見方は、以下の通りです。

引用:ゼクシィ

項目名 説明
A:挙式日 希望する日付であるかを確認する。日によって価格が異なることがあるため注意が必要。
B:出席者数 大人と子どもの数は分けて表示されている。参加可能な人数で計算することで見積もりが
正確になる。
C:必要項目 各項目(飲食、衣装等)ごとに必要なアイテムをリストアップ。金額が書かれていない項目は
追加費用が生じる可能性がある。
D:単価 金額が確定していないアイテム(料理や装花など)は、最低価格で記載されていることが多い
ので、内容を確認する。
E:数量 食事は大人と子どもで人数が異なるが、ケーキは合計人数で計算される。引出物は一家族に
つき一つ準備するのが一般的。
F:備考 重要な詳細が記入されていることが多いので、見落とさないよう確認が必要。
G:利用プラン パックプランや衣裳プランを利用する場合は、内容の確認を忘れずに行う。
H:サービス料 総額の一部を占めるサービス料(多くは合計金額の10%)を確認する。
I:総額 見学時の金額は暫定的なもので、最終的な総額は異なる場合がある。実際の金額に近い
見積もり額を問い合わせると安心。
J:特典 割引や無料特典について明記されているか、確認を忘れずに行う。

見積もりは「必要項目」によって、金額が大きく変動します。会場によってさまざまな項目があるため、見積もりをもらうときにはよく確認することが大切です。以下で最低限かかる必要項目をご紹介します。

項目名内容挙式料会場ごとの料金体系に基づき、挙式のスタイルによって価格が変動する。会場費使用料は各会場で異なる名称が使われ、「席料」としている場合は一席ごとに計算されることもある。料理・飲物複数のメニューコースが提供され、選択する内容に応じて料金が決まる。結婚式費用の大きな比率を占める部分となる。衣裳・着付けセットプランが一般的だが、特別な要望やお色直しを希望する場合は追加費用がかかることがある。装花・ブーケ花の種類や量、アレンジメントによって費用が変動する。ゲストテーブル用の装花もプランニングが必要。引出物会場によって、引出物の数が異なるケースがある。ゲストごとに内容を変える「贈り分け」をする場合は、最終金額が変わることも。記録写真の枚数やアルバムの選択、納品方法によって料金が異なり、映像撮影等は追加でオプションを要する場合が多い。印刷物初期見積もりには通常、招待状や席札、席次表などが含まれるが、自作する場合はこれらの費用を省略できる。演出演出に関する初期見積もりでは、BGM使用料や司会者の費用のみが含まれることが多く、内容によってはオプション価格が発生するいくつかの演出の希望がある場合には、初めに伝えて見積もりに入れてもらう。

見積もりの重要性

見積もりをもらうことで、全体の予算を把握することができ、どのくらいの費用を準備しておけば良いのかが分かるでしょう。また、候補となる式場からの見積もりを並べて比較することで、おふたりの予算内で最適な選択をする助けにもなります。

2.結婚式で必要なコストをアイテム別に紹介

結婚式に必要なコストは、以下の通りです。
それぞれ詳しくみていきましょう。

  • 挙式と会場にかかる費用相場
  • 衣装に関する費用相場
  • ゲストにかかる費用相場
  • 会場装飾・装花・演出・写真にかかる費用相場

挙式と会場にかかる費用相場

挙式と会場にかかる費用相場をそれぞれ解説します。

挙式の費用相場

ゼクシィ結婚トレンド調査2023」(全国推計値)によると、挙式費用は平均して約36万6,000円という結果が出ています。挙式費用には会場の規模や設備、音楽演奏者の有無などが含まれ、挙式のスタイルや演出によって大きく変動します。挙式の演出に関する追加費用は、以下の通りです。

演出の種類 平均費用
ブーケトス用のブーケ 6,043円
ブーケプルズ
(リボンを引く演出)
8,189円
バルーンリリース
(風船を飛ばす演出)
3万5,959円
フラワーシャワー 1万7,627円

※引用:ゼクシィ

フラワーシャワーやブーケは自分で用意することでコストを抑えることが可能です。持ち込みを希望する場合は、プランナーへ事前に確認しましょう。

会場の費用相場

会場費用の各相場は、以下の通りです。

会場費用の種類 平均費用
使用料 25万1,047円
音響と照明 5万7,908円
司会者 7万円
介添え 2万5,062円
サービス料(総費用の約10%) 18万830円

※引用:ゼクシィ

人数に応じた席料を基に計算される会場もあるため、控室やブライズルームの使用料が必要な場合もあります。ヘアメイクさんがアテンダーを兼任する場合、介添え料は美容着付け代に含まれていることがあるので、この点も確認が必要です。ゲストの人数が増えると、サービス料も増加するため、最終的な費用は招待人数によって大きく変わることを留意しましょう。

衣装や着付け料に関する費用相場

衣装の費用と、着付けやメイクの費用をそれぞれ解説します。

衣装に関する費用相場

結婚式における衣裳は、新婦のウエディングドレスやカラードレス、新郎のタキシードや紋服など、さまざまな選択肢があります。衣装に関する費用相場は、以下の通りです。

衣装の種類 平均費用
ウェディングドレス 26万円
カラードレス 24万4,000円
白無垢 17万9,000円
色打掛け 26万9,000円
タキシード 12万9,000円
紋服 9万9,000円
母の留め袖 4万7,901円
父の衣装 3万131円

※引用:ゼクシィ

衣裳の費用は平均して数万円から数十万円の範囲で変動し、新婦の衣裳は平均2~3着、新郎の衣裳は平均1.6着のセットプランを選ぶケースが多い傾向にあります。衣裳の持ち込みには追加費用がかかることが多いので、その費用も事前にプランナーへ確認しておくことが重要です。

着付けやメイクの費用相場

衣装に合わせた着付けやメイクの費用相場は、以下の通りです。

項目 平均費用
花嫁美容着付け 9万9,628円
花婿ヘアセット 5,738円
花婿着付け 1万4,881円
留め袖着付け(1人) 9,878円
ゲストヘアセット(1人) 6,367円

※引用:ゼクシィ

結婚式における美容と着付けのための費用は、花嫁の場合、ヘアメイクと衣装着付けがセットになっていることが多く、追加のお色直しやリハーサルが必要な場合、平均2万3,133円の追加費用が発生するとされています。
花婿はヘアセットと着付けで別々の料金が設定され、メイクが必要な場合は平均5,987円がプラスされます。
ゲストのヘアセットや留め袖の着付けも個別に料金が設定されており、ゲストの人数に応じて総額が変動するため、式場や美容院との契約時に詳細を確認しておくと良いでしょう。

ゲストにかかる費用相場

ゲストにかかる費用は、以下のようなものが挙げられます。ゲスト一人当たりにかかる費用相場を解説します。

  • 料理・飲食
  • ペーパーアイテム
  • ギフト
  • 交通・宿泊

料理・飲食の費用相場

料理・飲食のゲスト一人当たりにかかる費用相場を解説します。

項目 平均費用(1人当たり)
料理 1万5,500円
飲物 4,000円
ウエディングケーキ 1,115円
デザートビュッフェ 1,436円
子ども料理、飲物 4,403円
ウエルカムドリンク 1,329円
乾杯ドリンク 1,044円

※引用:ゼクシィ

ゲストに提供する料理にはさまざまなコースがあるため、料理でおもてなしをしたい場合はより高いコースを選ぶと良いでしょう。会場によって、ウェルカムドリンクや乾杯用のドリンクが別料金になっていることがあるため、費用計算の際は注意が必要です。子ども用の食事については、年齢に合わせたメニューを選びましょう。

ペーパーアイテムの費用相場

結婚式のペーパーアイテムには、招待状、席次表、席札が含まれます。ペーパーアイテムの費用相場は、以下の通りです。

項目 平均費用(1人当たり)
招待状 392円
席次表 390円
席札 176円

※引用:ゼクシィ

これらのアイテムのコストは、自分たちで準備するか、業者に発注するかによって異なります。予算に応じて、会場提供のものを利用するか、外部サービスに発注するか、あるいは個性を出すために手作りを選択するかを検討すると良いでしょう。選択した方法が予算内に収まること、全体の結婚式のスタイルに合っていることが重要です。

ギフトの費用相場

結婚式におけるギフトには、引出物、引き菓子、プチギフト、およびそれらを入れるペーパーバッグが一般的です。ギフトの費用相場は、以下の通りです。

項目 平均費用(1人当たり)
引出物 5,400円
引き菓子 1,300円
プチギフト 264円
ペーパーバッグ 366円

※引用:ゼクシィ

ギフトはゲスト一人当たりの平均的な予算に基づいていますが、実際には親族、職場の同僚、友人といったゲストの関係性によって、以下のように費用が調整される場合もあります。

  • 親族:6,266円
  • 職場関係:4,651円
  • 友人:3,650円

地域によっては引出物への支出や選び方に独自の慣習があるため、計画を立てる際にはそれらの慣習を考慮することが大切です。

交通費の費用相場

一般的に、交通費は飛行機や新幹線などを利用する遠方のゲストに対して「お車代」として包むことが多いです。また宿泊が必要なゲストは、宿泊代も含めたお車代を渡します。交通費をゲストに渡す目安として、以下のような状況が挙げられます。

  • 宿泊が必要になる
  • 片道5,000円以上かかる
  • 片道数時間以上かかる
  • 新幹線や飛行機の利用が必要になる
  • 特急料金や高速料金が発生する

交通費は、おふたりが事前にゲストの居住地から会場までの距離を調べて準備しましょう。一般的には、半額から全額を渡し、端数は切り上げて整った額で包むのが礼儀とされています。
例えば、東京から大阪までの交通費が3万円の場合、半額である1万5000円を2万円に切り上げて包みましょう。親族へは挨拶も兼ねて、友人には受付で渡すことが望ましいです。

会場装飾・装花・演出・写真などにかかる費用相場

会場での装飾・装花・演出・写真にかかる費用相場をそれぞれ解説します。

装花・装飾にかかる費用相場

結婚式の装花とテーブルコーディネートには、メイン卓とゲスト卓の装花、ウエディングケーキの装飾、そしてテーブルクロスやナプキンなどのテーブルコーディネートが含まれます。
装花・装飾にかかる費用相場は、以下の通りです。

項目 平均費用
メイン卓装花 7万2,836円
ゲスト卓装花(1卓) 8,436円
ウエディングケーキ装花 1万670円
テーブルコーディネート料 5万4,294円

※引用:ゼクシィ

装花はメイン卓に多めに費用をかけることが一般的です。その他にもゲスト卓ごとやウエディングケーキの装花など、華やかさをプラスするアイテムとなります。テーブルコーディネートにはテーブルの見た目を整えるためのさまざまなアイテムが含まれ、式場によってはこれらのアイテムが個別に料金設定されていることもあります。「ゼクシィ結婚トレンド調査2023」によると、全体の装花と装飾には平均して約21.8万円の予算が必要となりますが、より豪華に飾り付けたい場合はそれ以上の予算を見積もりましょう。

演出にかかる費用相場

結婚式の演出には、ロマンティックな雰囲気を演出するキャンドルリレーや、会場を幻想的に彩る光の演出などがあります。また、さまざまな場面を盛り上げるムービーも人気の演出の一つです。結婚式の始まりを告げるオープニングをはじめ、新郎新婦の生い立ちや経歴を紹介するプロフィール用や、結婚式の締めくくりとして感動を誘うエンディング用として準備することで、ゲストへの挨拶や感謝の気持ちを伝えられます。
演出にかかる費用相場は、以下の通りです。

項目 平均費用
キャンドルリレー 3万4,107円
光の演出 4万9,804円
オープニングムービー 4万9,507円
プロフィールムービー 4万4,543円
エンディングムービー 15万4,275円

※引用:ゼクシィ

これらのムービーはプロの制作に依頼するとそれぞれに費用がかかります。特に、当日の挙式や披露宴の様子を編集してすぐに上映する「撮って出し」のムービーは制作費が高くなる傾向にあります。ビデオ上映の際にプロジェクターを使用する場合には、平均で41,084円の費用が発生することを頭に入れておくと安心です。これらの演出は結婚式の印象を大きく左右する要素の一つとなるので、パートナーやプランナーと相談しましょう。

写真や動画にかかる費用相場

結婚式の写真とビデオ撮影には、会場でのスナップ写真撮影、ビデオ撮影、そして特別な記念写真が含まれます。写真や動画にかかる費用相場は、以下の通りです。

項目 平均費用
スナップ写真 21万6,000円
ビデオ撮影 20万円
記念写真(1カット) 1万7,186円

※引用:ゼクシィ

スナップ写真は、アルバム制作の有無や品質によって価格が異なります。ビデオ撮影を希望する場合は、その料金も加味したうえで見積もりに加えましょう。また、結婚式の当日以外にスタジオや屋外で撮影する「別撮り」も人気で、より自由な設定や背景で特別な記念写真を残したい方におすすめです。衣裳の変更回数や提供されるデータの量に応じて費用が変動します。

3.結婚式の見積もり費用を節約する7つのポイント

「予算内に収めたいけれど、チープな結婚式にはしたくない!」という方に向けて、予算は抑えつつ、品のある結婚式を実現するための7つの節約ポイントを紹介します。それぞれ詳しくみていきましょう。

  1. 人気の月日を避ける
  2. 少人数ウエディングや家族だけの挙式にする
  3. ペーパーアイテムを自作する
  4. 会費制にする
  5. ムービーを自分たちで作る
  6. 割引や特典を利用する
  7. フリマアプリを活用

 

1.人気の月日を避ける

3月~6月、9月~11月は結婚式のハイシーズンとなり、料金が上がる傾向にあります。一方1月と2月、7月と8月はオフシーズンとなるため、比較的式の費用を抑えることが可能です。さらに、週末や吉日は人気も高く値段が上がりやすくなりますので、平日や仏滅、オフシーズンの夕方などを選択するのも方法の一つです。季節にこだわりがない場合は、検討に含めると良いでしょう。仏滅や赤口などの結婚式について、さらに詳しく知りたい方は「結婚式は仏滅でも良い?仏滅の考え方と日取りの決め方について」の記事をご確認ください。

2.少人数ウエディングや家族だけの挙式にする

少人数ウエディングとは、新郎新婦の親族やと親しいゲストのみを数名招き、お祝いするものです。ゲストが少ないと、一人あたりの費用も削減されるぶん、小規模な会場が選べるため、結果としてリーズナブルになりやすくなります。

3.ペーパーアイテムを自作する

結婚式で使用するペーパーアイテムには、以下のようなものが挙げられます。

  • 招待状
  • 席次表
  • 席札
  • メニュー表
  • プロフィールブック

このようなペーパーアイテムは、注文するよりも手作りすると費用が抑えられます。ペーパーアイテムに関する無料テンプレートや、道具一式が揃った状態で販売されているものなどもあるため、デザインやパソコンが苦手な方でも、美しい仕上がりを実現させることが可能です。
ただし、作成に時間がかかることもあるので、招待状は挙式4~5ヶ月前から、席次表は挙式3ヶ月前から準備を開始し、スケジュールに余裕を持って行う必要があります。持ち込み料がかかることもあるため、プランナーへ確認してから進めましょう。

4.会費制にする

結婚式の費用を抑える方法の一つに、ゲストが参加費を支払う会費制があります。会員制の魅力は、結婚式のスタイルを予算に合わせて柔軟に選択でき、ゲストの負担も抑えられる点です。参加費を自由に設定できますが、食事やドリンク、参加者へのプチギフトは会費から賄われ、衣装や特別な演出の費用はおふたりが負担することが一般的です。ただし、会費ですべての費用を賄えないことのほうが多いので、予算を決めてどこまで自分たちで負担するのか計画することが大切です。

5.ムービーを自分たちで作る

結婚式の演出には、プロフィールムービーやオープニングムービーがあり、制作を外注した場合には3~10万円程の費用がかかります。近年は簡単に動画を作成できる無料アプリやテンプレートの種類も多いため、それらを活用しながらおふたりで作るのも良いでしょう。

6.割引や特典を利用する

結婚式場によって、オリジナルの特典や割引を用意している場合があります。例えば、オンラインからの申込みをすることで受けられる割引特典や、ブライダルフェアに参加することでプレゼントを受け取れるといったキャンペーンです。割引や特典の活用は、費用を抑えられるため事前に確認しておくことをおすすめします。
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7.フリマアプリを活用

時間に余裕がない場合や、自作が苦手と感じる方は、フリマアプリやオンラインのハンドメイドマーケットを利用して、結婚式用品をお得に手に入れる方法もあります。ハンドメイドのショップでは、アクセサリーやブーケといったアイテムを自分の好みに合わせて制作してもらえます。SNSで結婚式を行った方からアイテムを譲り受けることも可能ですので活用すると良いです。フリマアプリは、イメージと異なるものが届く場合もあるため、受け取る前には色や素材、サイズ感など細部にわたってチェックすることが大切です。

4.結婚式の見積もりで見落としがちな5つの注意点

結婚式の見積もりで見落としがちな注意点は、以下の5つです。

  1. お引き上げ料やベールアウトの必要性
  2. 「一式」に含まれる項目
  3. サービス料
  4. 衣装や照明の費用
  5. チェックリストの作成

 

1.お引き上げ料やベールアウトは必要?

お引き上げ料とは結婚式用のヘアメイクを通常の状態に戻す費用です。ベールアウトとは挙式後にウエディングベールを外し、披露宴用のヘアメイクに整えるための費用です。お引き上げ料とベールアウトは、美容代に含まれているケースもあれば、オプション扱いで追加費用が発生することがあります。しかし、お引き上げをせず、挙式後にそのまま二次会へ向かう方や、ドレスを着たまま帰宅することを選ぶ方もいるため、必ず支払う必要はありません。ベールに関しては、挙式のみでなく披露宴でも着用でき、ベールを身につけた花嫁との写真を撮れるため、ゲストからも好評です。お引き上げ料やベールアウトが美容代に含まれているか事前に確認しておきましょう。

2.「一式」というキーワードに注意

予期せぬ費用オーバーを防ぐには「一式」という言葉の範囲を把握することが重要です。「一式」と聞くとすべてが含まれていると思われがちですが、実際は会場によって内容が異なる可能性があります。各会場で「一式」の内容は異なるため、まずは何が含まれているのかを確認し把握しておきましょう。

3.サービス料

サービス料とは、料理やドリンクの提供など結婚式当日に受けたサービスに対してかかる費用で、スタッフの人件費のことです。通常飲食代や会場料などの合計金額×10%~20%の費用が加算されます。

4.衣装や照明など見積もりに含まれていない場合もあるので注意が必要

衣装や照明などは、見積もりに含まれていないケースがあります。衣装の場合、見積もりに記載されている金額がウエディングドレス一式の金額なのか、あるいはベールやグローブ、アクセサリーなどは別料金なのか確認することが大切です。ピアスやネックレスなどのアクセサリーの平均費用は約2万円、グローブは約5,000円と、それぞれ料金が発生するため、一つひとつが見積もりに含まれていることを確認しましょう。
また照明にかかる費用は、以下のようなものが挙げられます。

  • 音響・照明:3万円~10万円
  • ピアノ使用料:5万円〜10万円
  • プロジェクター:5万円~10万円
  • カラオケ機材使用料:1.5万円〜3万円 など

このような費用も、会場によっては見積もりにすべて含まれているとは限らないため、それぞれの項目を確認しましょう。

5.チェックリストを作成して見積もり時に質問する

見積もりをもらう際は、聞きたいことや見落としがちな点をあらかじめチェックリストにまとめておくと便利です。特にこだわりたい項目や予算を抑えたい項目なども明確にしておくと、理想の結婚式にかかる明確な費用が見積もりに反映できるでしょう。

5.まずはブライダルフェアでウエディングプランナーに相談しよう

結婚式の見積もりは、さまざまな項目があり、中には聞きなれない言葉もあります。しかし、自身でしっかりと理解しておかなければ思わぬ追加費用が発生したり、予算を超えてしまったりするかもしれません。見落としがちな項目もあるため、「見積もりと最終的な総額が異なる」といった事態を防ぐためにも、細部にわたり確認しておくことが大切です。

これから挙式予定の方の中には、見積もりを依頼する前に「どのような結婚式を挙げるか、まだ具体的なイメージがついていない」という方もいらっしゃるかもしれません。ホテル椿山荘東京のブライダルフェアでは、ブライダルフェアを通じてさまざまなご要望に応えるウエディング相談会を開催しています。丁寧なヒアリングに基づいて、気になる費用や疑問を分かりやすく説明し、おふたりの希望に合わせた提案を行います。
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