結婚記念日の数え方や呼び方!記念日にピッタリなプレゼントも紹介!
近年、日本でも注目されることが多くなった結婚記念日。結婚した夫婦の絆を確認するプライベートな記念日から、子供が成長していくと家族の大切な記念日の1つとして広く認知されるようになってきました。ここではそんな結婚記念日の基本的な事柄から本場英国の風習、近年の祝い方まで広く紹介していきます。
「結婚記念日ってどの日を設定すればいいの?」といった素朴な疑問を始め、夫婦だけの記念日から家族や友人、親族まで参加する記念日へと発展する結婚記念日について解説していきます。結婚記念日に渡したいプレゼントについても紹介します!
目次
1.意外と知らない?結婚記念日の数え方
結婚記念日は夫婦でお互いにしっかり覚えていても、「結婚何年目?」と聞かれるとすぐに答えられない人も多いのではないでしょうか。永遠の愛を誓った日を記念して決めた結婚記念日。これから永く仲睦まじく生涯を綴っていく上で、1年に1回初心に返り、お互いの愛を確認するためにも結婚記念日は夫婦にとってとても大事な日になります。また、これまでの感謝の気持ちをお互いに伝え合うことのできる大切な日でもあります。
この章では、結婚記念日の数え方の基本を確認しておきましょう。
◇『〇周年』は何年目?『〇年目』との言葉の違い
ポイントは結婚0年という1年が存在するのを忘れないことです。それは年齢と同じで0歳期が1年あるのと同様です。つまり結婚して1年後にようやく結婚1周年を迎えるわけです。例えば2020年6月に結婚した二人は、2021年6月になってめでたく結婚1周年、2030年6月で結婚10周年になります。
◇そもそも結婚記念日はいつに設定すべき?
意外に知られていないのが、結婚記念日をいつにするかという決め方です。もちろんそれに法的な決まりはなく、夫婦によってさまざまです。 基本的なものは神に永遠の愛を誓った日=「結婚式を挙げた日」ですが、役所に「婚姻届を出した日」を結婚記念日としている人も少なくありません。さらに二人のプライベートな日、例えば「お付き合いを始めた日」、「プロポーズを受け入れた日」を結婚記念日に指定している場合もあります。
結婚記念日は夫婦で自由に決めることができるので、二人で話し合って二人だけで決めて何の問題もありません。夫婦二人にとって大事だと思えることが一番で、結婚式や婚姻届を提出した日以上に大切な日があるのなら、その日を二人の結婚記念日にしても良いのです。ただ一度決めたら変更するのは不自然なので、事前にじっくり二人で話し合うように心がけてください!
2.結婚記念日の由来や名称について
結婚記念日には年数、節目節目にいろんな呼称がついているのをご存知でしょうか。ここでは、その名称や由来などについて紹介します。
◇結婚記念日は英国発祥
結婚記念日を祝って祝福するという風習は 結婚記念日は1年目から名称があり、年ごとに変わっていきます。有名なところでは結婚から25周年の「銀婚式」(silver)、50周年の「金婚式」(gold)がよく知られているでしょう。年を重ねるごとに高貴な宝石などの名称で表されています。
◇覚えておきたい!結婚記念日の名称
英国では、日本以上に結婚記念日を丁寧に祝う習慣があり、それぞれの年数で以下のように呼ばれています。
1年目=「紙婚式」
2年目=「藁婚式(綿婚式)」
3年目=「革婚式」
4年目=「花婚式」
5年目=「木婚式」
6年目=「鉄婚式」
7年目=「銅婚式」
8年目=「青銅婚式(ゴム婚式)」
9年目=「陶器婚式(鉛婚式)」
10年目=「錫婚式(アルミ婚式)」
11年目=「鋼鉄婚式」
12年目=「絹婚式」
13年目=「レース婚式」
14年目=「象牙婚式」
15年目=「水晶婚式」
20年目=「磁器婚式(陶器婚式)」
25年目=「銀婚式」
30年目=「真珠婚式」
35年目=「珊瑚婚式」
40年目=「ルビー婚式」
45年目=「サファイア婚式」
50年目=「金婚式」
55年目=「エメラルド婚式」
60年目=「ダイヤモンド婚式」
75年目=「プラチナ婚式」
順番にその名称を見ていくと気づくと思いますが、素朴で安価、身近なものから、年々少しずつ贅沢なものへと名称が変わっていくのがわかります。それは結婚後にさまざまな苦労を乗り越えることで、夫婦二人の絆、婚姻の価値や質が意味あるものへと向上していくこと、そして周りにいる家族はそれを心から祝福するという意味が表れています。また、その名称にちなんだ贈り物をするというのも、いかにも質実剛健な英国らしい風習といえるでしょう。
◇金婚式・ダイヤモンド婚式はお祝いしよう
最近では日本でもこの英国の結婚記念日の習慣に倣って、夫婦や家族、時には仲の良い親族、友人なども集まって節目の記念日にはパーティを行なう人も増えてきました。特にお子さまのいる家庭では子供も成人した結婚30周年あたりを契機に、お子さま主導でお父さん、お母さんの結婚記念日を演出する家庭も少なくありません。
50回目の金婚式や ぜひ自分の両親や祖父母に、夫婦としての歩みを聞くと同時に、結婚記念日をチェックしてみましょう。日頃から両親の会話や関心ごとに注意を払い、「行きたいところはないか」「気になるレストランはないか」「ほしいものはないか」などに気をつけておくことも大事です。金婚式やダイヤモンド婚式など、節目の記念日では、盛大に家族でお祝いをしたり、あるいはご両親に宿泊をプレゼントしてみてはいかがでしょうか?
3.結婚記念日にメモリアルプレゼントはいかが?
二人にとって大切な結婚記念日には、記念になるものを残したいですね。メモリアルなプレゼントにはどのようなものがあるのでしょうか?
◇結婚記念日は二人の歩みを振り返る日
結婚記念日は、二人が共に人生を歩むことを決めた大切な記念日。一緒に過ごした1年間を振り返り、次の1年も円満でいられるようにと、再確認する大事な日でもあります。二人の絆を確かめ合う、記憶に残る記念日にしたいですね。
◇記念の品物を準備しよう
それぞれが記念になる品物を準備して、夫婦の歩みを形にしてみてはいかがでしょう?お互いにプレゼントを贈りあったり、あるいは二人で1つの品物を選んでもいいですね。二人の歴史の1品として、思い出に残ることでしょう。ポイントはもちろん相手が喜ぶことですから、リサーチをしてアイディアを練ることが大切で、それも記念日の楽しみの1つと考えましょう。
◇どのような贈り物がいいの?一例を紹介
結婚記念日にふさわしい贈り物には、どのようなものがあるのでしょうか?一例を以下に紹介します。
・夫婦で花を贈りあう
昔から欧州では結婚記念日に花をプレゼントする習慣がありました。結婚年数と同じだけの本数の花を贈るというものです。花の種類はさまざまで奥さんの好きな品種を毎年準備する人もいれば、花言葉を参考にメッセージを込めて花の種類を変えることもあります。具体的な例としては、結婚20周年に奥さんの大好きなバラを20本贈るとか、40周年のルビー婚式にはルビー色の多品種の花をアレンジして贈る、という具合です。
・紙婚式や木婚式など、その名称にちなんだ記念品を選ぶ
先述した結婚記念日の名称にちなんだ贈り物もポピュラーです。例えば結婚1年目の紙婚式では、アルバムやレターセットなどの紙製品、5年目の木婚式では、観葉植物などの木に関係するものをプレゼントするのも良いでしょう。庭に記念の植樹をするといったアイディアも面白いかもしれません。
・挙式を行なったホテルなどに宿泊することも良い
二人の歴史が始まった挙式、その挙式を行なったホテルに宿泊するのも記念になるでしょう。お子さまがいる場合は家族でアイディアを出しあって家族みんなが共有できるハッピーな企画を考えるのも一興です。子供たちがお金を出しあって宿泊をプレゼントしたり、子供主体で企画してサプライズでプレゼントすればメモリアルな結婚記念日になることは間違いありません。
4.まとめ
結婚記念日に関する基本的なことや最近の結婚記念日事情をまとめてみました。それぞれの夫婦、家庭において、それぞれの結婚記念日の過ごし方やプレゼントがありますが、さまざまな工夫やアイディアで素敵な結婚記念日が迎えられるよう準備してみましょう。
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