婚約期間はどれくらい?プロポーズされたら知っておきたいToDoを紹介

親御様へのご挨拶や両家の顔合わせ、結婚式の準備、新居探しなど、婚約期間中に進めるべきことは意外と多くあります。しかし、ただ準備をこなすだけではもったいないもの。婚約期間は、結婚への準備を進めるだけでなくおふたりの関係をより深める時間でもあります。この時期を大切に過ごすことで、結婚後の生活がより充実したものになることでしょう。
本記事では、婚約期間はどれくらいなのか、期間中にやるべきこと、過ごし方などについて説明します。
【目次】
1.婚約期間とは何か
2.婚約期間中にやるべきこと
3.婚約期間をより充実させるための過ごし方
4.婚約期間の長さはどれぐらいがいいの?それぞれのメリットとデメリット
5.婚約期間を楽しみながら準備を進めよう
1.婚約期間とは何か
そもそも、婚約期間とは何を指すのでしょうか?意味や一般的な期間について説明します。
婚約期間の定義
婚約期間とは、結婚の約束を交わしてから実際に入籍をするまでの期間を指します。法律上の明確な定義はありませんが、一般的には結婚準備を進めるための期間と考えられています。具体的には、結婚式や入籍の準備、両家の顔合わせ、新生活の準備などを行います。
それと同時に、お互いの心の準備期間でもあります。結婚を決めたことで嬉しさや安心感がある一方、新しい生活への期待や少しの不安もあるかもしれません。この期間は、お互いの愛情や信頼を再確認しながら、「夫婦としての自覚」を育てる時間です。結婚後の生活を具体的にイメージしつつ、一緒に楽しむ時間を増やすことで、より強い絆を築くことができます。
一般的な期間
婚約から結婚までの期間は「半年〜1年」が一般的のようです。この期間に、結婚のご報告や両家の顔合わせ、結婚式や新生活の準備を進めます。
ただし、結婚式を挙げない場合や、すでに生活を共にしている場合は数ヶ月という短い期間で結婚に至ることもありますし、遠距離や仕事の都合などで2年以上の場合もあります。婚約期間に明確な正解はなく、おふたりにとって無理のないスケジュールで進めることが大切です。
2.婚約期間中にやるべきこと
婚約期間中に済ませておきたいToDoを紹介します。
1. 親御様への報告と挨拶
婚約が決まったら、まず最初にやるべきことは親御様への報告と挨拶です。おふたりにとって「結婚すること」はすでに決定事項でも、親御様にとっては突然の報告になる場合もあります。特に伝え方やタイミングには配慮し、誠意を持って伝えることが大切です。
理想的なのは直接お会いしてご挨拶することですが、遠方に住んでいる場合は電話やオンラインで伝えたうえで、改めて帰省の予定を立てるのも良いでしょう。結婚はおふたりの関係が深まることはもちろん、家族同士のつながりも生まれるイベントです。親御様にとっても安心できる報告の仕方を心がけましょう。
【Point】
- できるだけ二人揃って報告する
- 結婚の意志と感謝の気持ちを伝える
- 挨拶の際には、今後のスケジュールも軽く話しておく
2. 両家顔合わせ
親御様への報告が済んだら、次は両家の顔合わせを行います。これは結婚に向けて、お互いの家族同士が正式に挨拶を交わし、今後の関係を築く大切な場です。昔ながらの「結納」を行うケースもありますが、近年では食事会形式でカジュアルに行うケースも増えています。
顔合わせのタイミングとしては、婚約から1~3ヶ月以内が目安。会場選びや日程調整を早めに進めることで、スムーズに進行できます。堅苦しすぎず、和やかな雰囲気で進められるよう、お互いの家族の好みに配慮しながら準備をしましょう。
【Point】
- まずは日程調整をし、会場を決める(レストランやホテルの個室が人気)
- 食事会では自己紹介や婚約の経緯を伝える
- 今後のスケジュール(結婚式・入籍など)について報告
3. 入籍日を決める
入籍は、法的に夫婦となる大切な手続きです。入籍日には、お付き合いを始めた日や語呂が良い日(いい夫婦の日など)といった、おふたりの思い出に残るような日を選ぶのもおすすめです。縁起が良い日にしたい場合は「大安」「天赦日」「一粒万倍日」などの吉日を調べるのも良いでしょう。
また、入籍にあたっては必要な書類を事前に揃え、スムーズに手続きを進められるようにしておくことが大切です。婚姻届の提出には証人欄の記入が必須となるため、親御様や友人など証人となる方への依頼を早めに済ませましょう。
さらに、入籍後に苗字や住所が変更になる場合は、銀行口座や免許証、パスポートなどの手続きも必要になります。役所や各機関の受付時間を確認し、スケジュールに余裕をもって準備を進めましょう。
【Point】
- 入籍日は、記念日や吉日を選ぶのもあり
- 婚姻届の証人を早めに依頼する
- 必要書類を揃え、役所の受付時間を確認する
- 入籍後の氏名・住所変更の手続きをリストアップする
4. 結婚式場の選定と準備

結婚式を挙げる場合は、婚約期間中に式場選びと準備を進める必要があります。特に人気の式場やホテルは1年以上前から予約が埋まることもあるため、早めのリサーチが大切です。
まずは結婚式のスタイル(神前式・教会式・人前式など)や、招待客の人数、予算をざっくり決めることから始めましょう。その後、候補となる会場をリストアップし、ブライダルフェアや見学に参加して実際の雰囲気を確かめることをおすすめします。費用面やプランの内容も比較しながら、おふたりに合った式場を見つけましょう。
また、近年では結婚式という形式にこだわらない方も増えています。その場合、フォトウエディングや家族だけの会食などおふたりにとっての想い出になるスタイルを選びましょう。
【Point】
- 結婚式のスタイル(ホテル・神社・ガーデン・レストラン)を決める
- ブライダルフェアや見学に行く
- 予算やゲスト人数を考えながら会場を決定する
- 結婚式をしない場合でも、フォトウエディングや会食などおふたりのスタイルで決める
5. 結婚指輪と婚約指輪の準備

指輪は刻印の有無やサイズ調整が必要なこともあるため、すぐに受け取れるわけではありません。結婚式の前に必要な場合は、遅くとも式の3ヶ月前にはオーダーしておくと良いでしょう。入籍と同時に指輪を交換する場合は、それより早めのスケジュールで準備しましょう。
また、結婚指輪は日常的に身につけるものなので、デザイン選びは慎重に行いたいところ。シンプルなストレートタイプ、ダイヤ入りなど好みと身に付けやすさをチェックしましょう。プラチナ・ゴールド・ピンクゴールドなど、素材によっても雰囲気が変わります。
なお、婚約指輪と結婚指輪は、必ずしも両方準備しなければならないものではありません。最近では「婚約指輪は用意せず、結婚指輪に予算をかける」「婚約指輪を普段使いできるデザインにして兼用する」といった選択をする方も増えています。おふたりの価値観に合わせて、相談しながら選びましょう。
【Point】
- 指輪が手元に届いてほしい日から逆算してオーダーする(3ヶ月前かそれより早め)
- 指輪のデザインや素材を決める
- 婚約指輪は必須ではなく、おふたりの価値観に合わせて選ぶ
6. 新居探しと引っ越し
新居を決める際は、住むエリア・家賃・間取りといった条件をおふたりで話し合いましょう。職場や実家へのアクセス、周辺環境も考慮し、無理のない予算設定が大切です。
物件探しは、不動産サイトやアプリでリサーチし、3~5件ほど内見するのがおすすめ。陽当たりや騒音、契約条件などを確認し、納得できる物件を選びましょう。契約時は敷金・礼金、更新料などの費用面も要チェックです。
引っ越し準備は、1ヶ月前に業者を手配し、2週間前には電気・ガス・水道の開通手続きを済ませます。荷造りは不要なものを処分しながら進め、新居に必要な家具・家電をわかりやすくまとめておくとスムーズです。引っ越し後は役所で住所変更の手続きも忘れずに行いましょう。
【Point】
- 住むエリア、家賃、間取りを相談
- 物件は複数内見し、周辺環境も確認する
- 引っ越しの手配とライフラインの手続きを忘れずに
3.婚約期間をより充実させるための過ごし方
せっかくの婚約期間。より充実させるための過ごし方を紹介します。
家族や友人との時間を大切にする

婚約を機に、家族や友人と過ごす時間を意識的に作るのもおすすめです。結婚してしばらくは新生活への慣れが必要で、今までのように自由に時間を取るのが難しくなることも。
家族と食事をしたり、友人と旅行やイベントに出かけたりすることで、これまで支えてくれた人たちとの絆を深めることができます。また、パートナーを交えて改めて食事会をするのも良いでしょう。周囲の方へ感謝の気持ちを伝えながら、大切な人たちと楽しい時間を過ごしましょう。
趣味やスキルアップに挑戦
結婚後は忙しくなることも多いので、この機会にやりたかったことに挑戦するのもおすすめです。例えば、おふたりで趣味を楽しむのも素敵な想い出になります。旅行が好きなら、新婚旅行の下見を兼ねてちょっとした国内旅行に出かけるのも楽しいですし、料理を一緒に楽しむことで、結婚後の生活の準備にもなります。
その他にも、自分磨きの時間を確保して語学や資格取得、資産管理の勉強をしておくと、将来の生活にも役立ちます。
4.婚約期間の長さはどれくらいがいいの?それぞれのメリットとデメリット
ここでは、婚約期間が短い場合と長い場合のメリット・デメリットを紹介します。
婚約期間が短い場合
婚約期間が短い場合、結婚までの勢いをそのまま大切にすることができます。お互いの気持ちが高まったまま、スピーディーに準備を進められるのは大きなメリットです。また、決断のスピードが求められるため、「いつまでも迷ってしまう」というストレスも少なく、次々と物事が決まっていくことで充実感を得やすいでしょう。
ただし、その分スケジュールは慌ただしくなります。結婚式の準備や入籍、新居探しなどを短期間で進める必要があるため、場合によっては妥協しなければならない場面が出てくるかもしれません。特に人気の式場やホテルは1年以上前から予約が埋まることもあるので、希望する日程で式を挙げられない可能性も。また、両家の顔合わせや周囲への報告が間に合わず、親族や友人のスケジュール調整が難しくなることも考えられます。期間が短い分、おふたりで協力し合って進めることが大切です。
【メリット】
- 結婚までの勢いを大切にできる
- 物事をスピーディーに決められる
【デメリット】
- 入籍や結婚式の準備が慌ただしくなる
- 周囲への報告やスケジュール調整が間に合わないことがある
婚約期間が長い場合
婚約期間が長い場合は、じっくりと準備を進められるのがメリットです。結婚式や新居の計画に時間をかけられるため、希望に近い条件で進めることができるでしょう。また、結婚資金を計画的に貯められるので、様々な面でお金がかかる新生活の準備に余裕をもてるのもメリットです。
しかし、婚約期間が長すぎると結婚への気持ちが少しずつ落ち着いてしまうことがあります。「早く結婚したいのに、なかなか進まない」と感じたり、逆に日常が忙しくなり、結婚の話を後回しにしてしまったりすることも。また、時間がある分、結婚式や新居選びで「どれが本当にいいのか」と迷いがちになり、準備が進まないことにストレスを感じるかもしれません。定期的に計画を振り返って、「この期間でこれは決める」といったようにメリハリをつけて進めましょう。
【メリット】
- 結婚式や新居の準備に十分な時間をかけられる
- 結婚資金を計画的に準備できる
【デメリット】
- 気持ちの盛り上がりが冷める場合がある
- 準備に時間がかかることで疲れやストレスを感じる可能性
5.婚約期間を楽しみながら準備を進めよう

婚約期間は、おふたりが夫婦になるまでの大切な準備期間です。それと同時に、これまで支えてくれた家族や友人に感謝を伝えたり、自分たちの絆を深めたりする貴重な時間でもあります。スケジュールに合わせてやるべきことを計画的に進めながら、日常を存分に楽しむことで、慌ただしい準備の中にも幸せな思い出が増えていくはずです。
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