結婚式場の料理を選ぶ6つのポイントとは?注意点やジャンルの詳細

結婚式場の料理を選ぶ6つのポイントとは?注意点やジャンルの詳細

結婚式の料理は、ゲストの記憶に残る大切な要素です。そのため、「ゲストに喜んでもらえる料理には何がある?」「特別な演出をしてもらえる式場はどこ?」など、考えるポイントもいろいろあります。本記事では、料理にこだわりたいおふたりに向けて、式場の選び方や料理ジャンル、おすすめの演出などをご紹介します。

目次

1.料理にこだわって結婚式場を選ぶ6つのポイント

ゲストに喜んでもらえる料理にこだわりたい方は、以下の6つのポイントを押さえて式場を選びましょう。

  • 予算
  • 料理のジャンル
  • 料理のボリューム
  • 料理の提供形式(コースorビュッフェ)
  • ゲストの年齢層やアレルギーにどこまで対応してくれるか
  • 試食つきのブライダルフェアへ参加

予算

結婚式でかかる費用の内、料理が占める費用の比率は高くなるため、まずは予算を決めておくと良いでしょう。料理の費用はゲストの人数によって大きく異なるので、1人当たりの金額を決めて算出します。
ゼクシィ結婚トレンド調査2022年首都圏によると、「1人当たりの料理+飲み物費用」の平均額は2万1,900円でした。料理のジャンルやコースは複数用意されていることが多いため、平均値も参考にしつつゲストの人数や予算に合わせて選びましょう。

料理のジャンル

「料理にこだわりたい」と思ったときに、多くの方がまず頭に浮かぶのが料理のジャンルではないでしょうか。
ゼクシィ結婚トレンド調査2022年首都圏によると、最も人気が高かった料理のジャンルはフランス料理(54.6%)、次いで折衷料理(25.4%)、和食(6.3%)といった結果でした。
結婚式の料理で半数以上がフランス料理を選んでいることがわかります。ただし、結婚式場によって扱う料理のジャンルは異なります。複数のジャンルから選択できる結婚式場がある一方、1つのジャンルのみとなる結婚式場もあります。そのため結婚式場を選ぶ際には、希望する料理のジャンルを扱っているかもあわせて確認する必要があります。
ホテル椿山荘東京では、「和食」と「フレンチ」の魅力を同時にお楽しみいただく、和洋折衷料理THE TOKYO CUISINEのご好評をいただいております。お箸でお召し上がりいただける料理は、幅広いゲストをおもてなしすることが可能です。

料理のボリューム

予算やジャンルが決まったら、料理のボリュームを考えましょう。
コース料理だと8〜9品が一般的です。例えば、フランス料理を選択した場合、以下のようなコースで提供されます。

  1. アミューズ(最初の一口料理)
  2. 前菜
  3. スープ
  4. 魚料理
  5. お口直しのシャーベット
  6. 肉料理
  7. デザート
  8. コーヒーまたは紅茶

上記のような基本的なコースで物足りなさを感じるなら、ランクを上げる、品数を増やす、またはオリジナルメニューを取り入れてみるなどを検討すると良いでしょう。

料理の提供形式(コースorビュッフェ)

結婚式の料理の提供形式は、コースとビュッフェの2種類が基本です。コース料理とは一品ごとに1人分の料理がゲストの席に運ばれるスタイルを指し、結婚式では主流です。一方、ビュッフェ料理とは、テーブルに並べられた料理をゲストがセルフサービスで取り分けるスタイルです。
ビュッフェ料理には、以下のような形式があります。

  • 料理を取りに行くバイキングスタイル
  • テーブル内で大皿から取り分けるスタイル
  • メイン料理以外をビュッフェコーナーに用意する組み合わせスタイル

ビュッフェ料理はコース料理と比較してカジュアルな印象になりますが、ゲストが食べたいものを食べられるメリットがあります。また、比較的費用が抑えられますが、ご高齢者や子どもが参列する結婚式では、移動の大変さや子どもとぶつかってしまう等の危険も伴います。会場のレイアウトや席次を工夫するなどプランナーへ相談しておくと安心です。料理の提供形式は、ゲストの年齢層や予算に応じて検討しましょう。

ゲストの年齢層やアレルギーに対応してくれるか

結婚式には、ご高齢者や子どもなど、幅広い年齢層のゲストが参列します。ナイフやフォークではなくお箸で食べられるか、年齢によっては、噛む力が弱い場合があるため、そうしたゲストがいる場合に食べやすい料理に変更を依頼できるかをあらかじめ相談しておきましょう。
さらに、ゲストの中には食物アレルギーの方がいるかもしれません。その際にも、アレルギー対応食に変更できるかどうかも見ておきたいポイントです。
ゲストの食についての確認は、結婚式の出欠の返信用ハガキに記入欄を設けておき、出欠の返信と合わせて伝えてもらいましょう。

試食つきのブライダルフェアへ参加

料理を決める場合、写真や映像のみでは実際の味や量がわからないため、それだけで判断するのが難しいでしょう。自分たちで料理を実際に「見て」「食べて」判断したいおふたりは、試食つきのブライダルフェアへ積極的に参加するのがおすすめです。試食することで「味に問題がないか」といった点も確認できます。他にも、使用している食器や結婚式場の様子、式場スタッフのサービスの質も体験することができます。
ホテル椿山荘東京では、ブライダルフェアをたくさん実施しています。季節ごとに表情を変える豊かな自然の庭園の他、厳かなチャペルや神殿などのロケーションも備えています。試食会付きのブライダルフェアでは実際の料理も試食していただけます。
お箸で食べられるフレンチを用意しております。
ぜひブライダルフェアに参加し、実際に料理を味わってみてはいかがでしょうか。

2.結婚式場で提供される料理のジャンル6つ

結婚式場で提供されている、主な料理ジャンルには以下のようなものがあります。

  • フランス料理
  • 折衷料理
  • 和食
  • 中華料理
  • イタリア料理
  • スペシャリテメニュー

フランス料理

フランス料理は、高級で普段なかなか食べない特別感を演出できるのが魅力です。一般的に結婚式ではフルコース形式が採用されており、アミューズからデザートまで、各コースが美しく盛り付けられゲストへ提供されます。
フォアグラやキャビアといった珍味をはじめ、シャンパンやワインに合う料理が振る舞われることも多く、結婚式の華やかなイメージにもピッタリとマッチするのが特徴です。

折衷料理

「折衷料理」とは、異なる料理文化や技法を組み合わせた料理です。
例えば、日本の技法でフレンチの素材を調理する、または中華料理とイタリア料理を組み合わせたスタイルなどがあります。フランス料理と和食の組み合わせでは、旬の魚やエビを使ったフランス料理と押寿司やちらし寿司などの和食が提供され、両方の味が楽しめます。このような折衷料理は、西洋の料理をお箸で食べられることから、幅広い年代のゲストに喜んでもらえるのも魅力です。

和食

和食は、日本の伝統や技法を用いて調理される料理です。季節ごとに旬の食材を主役にしたコースで提供されるのが一般的です。和食のコースは先付けから始まり、吸物、造り、煮物、焼き物、蒸し物、食事、和風デザートまでが提供されます。また、和食器が用いられるため、食材がより美しく際立ちます。飲み物は、日本酒や緑茶など、和食に合うものを用意しておくと良いでしょう。ご年配のゲストが多い結婚式や、和装や神前式で行う結婚式に向いている料理です。

中華料理

結婚式場での中華料理は、中国の伝統的な味や調理法をベースに、結婚式に合わせたアレンジがされています。盛り付けが華やかであったり、独自の調理法がされていたりなど、見た目にも楽しめるよう工夫されています。フカヒレスープや北京ダックといった、中華料理を食べるなら味わってみたいメニューはもちろん、季節に応じた肉や魚料理、点心などがコースで提供されます。

イタリア料理

イタリア料理は、アートのようなアレンジが施されていながらも、素材の味を活かした調理法が採用されているのが特徴です。一般的なメニューには、前菜のブルスケッタやカプレーゼ、1つ目のメインとなるパスタやリゾット、2つ目のメイン料理となる魚や肉のグリル、季節の野菜、そして果物やケーキ、チーズなどのドルチェ(デザート)が含まれます。さらに食事と共に、イタリアワインやエスプレッソコーヒーが楽しめます。

スペシャリテメニュー

「スペシャリテメニュー」とは、ホテルや式場の顔となる名物メニューのことです。その場所でしか味わうことができないため、ゲストにより特別感を感じてもらえます。スペシャリテがあるかどうかは式場によるため、事前に確認しておくのがおすすめです。また、ブライダルフェアでスペシャリテメニューの試食ができる結婚式場もあるため、希望する場合には見学前に問い合わせておきましょう。

結婚式場ではさまざまな料理のジャンルがありますが、先述したように式場を選ぶ際にはアレルギー対応メニューを用意してもらえるかも確認しておきましょう。全てのゲストに喜んでもらうためには、ゲストに合わせた料理を選ぶことが大切です。

3.結婚式場の雰囲気に合わせて取り入れたい料理の演出例3選

結婚式場での料理はジャンルだけでなく、こだわりの演出を加えることで、より一層ゲストに楽しんでもらえるでしょう。料理の演出には、以下のようなものが挙げられます。

  • オープンキッチンからできたての料理を振る舞う
  • ふたりにゆかりのあるメニューを振る舞う
  • スイーツビュッフェで彩りをプラスする

1.オープンキッチンからできたての料理を振る舞う

オープンキッチンのある結婚式場では、臨場感のある調理風景が楽しめます。シェフが料理をしている姿が見えるため、音や匂い、迫力のある炎などを感じながら料理を待てます。また、できたての料理を提供できる点も、ゲストに満足してもらえるポイントとなるでしょう。

2.ふたりにゆかりのあるメニューを振る舞う

式場にもよりますが、おふたりの出身地の名物や特別な思い出のある料理を取り入れることも可能です。プランナーやシェフに相談して好みのメニューを作成できます。もし、料理の具体的なアイディアがない場合は、シェフがおふたりの意向を汲んだメニューを考えてくれます。
おふたりのこれまでの人生に沿った料理を提供することで、ゲストへ感謝の気持ちを表せます。

3.スイーツビュッフェで彩りをプラスする

デザートやスイーツは、料理とはまた違った楽しみがあるメニューです。スイーツビュッフェでは、豊富な種類の中から好みのスイーツを自分で選べるため、老若男女を問わずに喜ばれます。また、スイーツビュッフェ中は、席を立って自由に行き来できる時間となるため、おふたりとゲストが話したり、写真を撮ったりと、コミュニケーションが取れる時間としても楽しめるのが特徴です。

結婚式の料理は、ゲスト全員に満足してもらえるように気を配って、ジャンルやメニューを決めることが大切です。
しかし、料理の写真や動画を見ただけでは、実際の味や量はわかりません。そのため、気になる結婚式場のブライダルフェアに参加するのがおすすめです。ブライダルフェアでは、料理の味や量を確認できることはもちろん、結婚式場の雰囲気や式場のスタッフの対応などがわかるため、より自分たちに合った式場を選べるでしょう。

ホテル椿山荘東京では、和食とフランス料理を掛け合わせた折衷料理やスイーツビュッフェをご用意。季節に合わせた食材を使ったホテル椿山荘東京ならではのコースをお楽しみいただけます。また、プランナーやシェフに相談して「おふたりにゆかりのあるメニューを振る舞う」こともできますので、ぜひご相談ください。
料理にこだわった結婚式場を選びたいとお考えの方は、ホテル椿山荘東京の試食付きブライダルフェアへお越しください。

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