結婚指輪はいつからつける?3つのタイミングとつける際に気をつけることを解説

結婚指輪はいつからつける?3つのタイミングとつける際に気をつけることを解説

結婚生活のスタートを象徴する大切なアイテム「結婚指輪」ですが、結婚指輪はいつからつけ始めたらいいの?と思ったことはありませんか。

入籍日からつけるのか、結婚式当日からか、はたまた指輪が完成したらすぐにつけるのかなど、タイミングはさまざまです。

この記事では、結婚指輪をつけ始めるおすすめのタイミングや、つける際の注意点、指輪を購入するタイミングなど、知っておきたい情報を詳しく解説します。これからの結婚生活に向けて、おふたりの指輪をいつからつけるか、ぜひ参考にしてみてください。

1.結婚指輪はいつからつける?おすすめのタイミングとは?

結婚指輪をつけ始めるタイミングには、特に決まったルールはありません。ですが、以下の3つのタイミングがよく選ばれています。

入籍日からつける

婚姻届を提出し、法的に夫婦としてのスタートをする入籍日に合わせて指輪をつけ始めるパターンです。

ゼクシィのアンケートによると、約31.1%が「入籍日から指輪をつけ始めた」と回答しています。最近は、婚姻届を提出する際に「記念写真」を撮ることが増えており、婚姻届に結婚指輪と婚約指輪を並べた写真がSNSでよく見られます。

婚姻届の提出という法的にもわかりやすい入籍日を、指輪をつけ始める日にしてはどうでしょうか。

結婚式当日からつける

結婚式をおふたりにとっての正式な「スタート」として、その日を境に指輪をつけ始める方も多くいます。

ゼクシィのアンケートによると、約25.7%のが「結婚式当日から指輪をつけ始めた」と回答しています。このタイミングを選ぶ理由としては、「指輪交換の瞬間を特別なものにしたい」という思いが大きいようです。

指輪交換は、家族や友人の前で行われる厳粛な儀式。おふたりにとってももちろん特別なシーンです。その日から指輪をつけることで、結婚式の思い出に特別な意味を持たせられます。

指輪を受け取った日からつける

一方で、指輪が完成したらすぐにでも着けたいという方もいます。

「指輪を普段の生活に早く馴染ませたい」「せっかく買ったからすぐに身に着けたい」という気持ちから、指輪が届いた日からつけ始めるという人も少なくありません。ゼクシィの調査では34.5%が「指輪ができた日からすぐにつけ始めた」と答えています。このタイミングのメリットは、結婚式までに指輪に慣れることができる点です。式当日も自然に指輪を扱えるようになります。また、入籍前に家族や友人に結婚指輪をお披露目できる機会が持てるのもメリットと言えるでしょう。

参考:ゼクシィ「【結婚指輪】いつ買う?いつから着ける?先輩花嫁の“正解”タイミング」

2.結婚指輪をつけ始める際の注意点とは?

結婚指輪をつけ始める際の注意点とは?のイメージ写真

結婚指輪をつけ始める際には、日常生活や仕事の中で気をつけるべきポイントがあります。職場でのマナーや指輪のケアなど指輪をつける際に気をつけるべき3つのポイントについて詳しく解説します。

職場でのマナー

結婚指輪をつける際には、まず職場のルールや慣習に注意しましょう。アクセサリー全般の着用が禁止されている職場もあれば、結婚指輪に関しては例外的に許可されている職場もあります。サービス業や食品製造など、清潔さが求められる職場では、指輪の着用を制限していることが一般的でしょう。

まずは、直属の上司に結婚の報告をした後に、指輪をつけて問題がないか社内規定などを確認しましょう。その後、OKが出たら着用します。結婚指輪をつけることで、同僚や部下には結婚することが伝わる可能性が高いので、報告の場を設けてもらうのもひとつの方法です。何も言わないままだと、周囲に驚かれたり、気を遣わせたりしてしまうこともあるかもしれません。職場で結婚指輪をつける際はルールを守ることが大切です。

指輪のクリーニングとメンテナンス

結婚指輪は毎日身につけることが多いため、長く使うためには定期的なメンテナンスが必要です。

日常的に使用すると、指輪に傷や汚れがついてしまうのは避けられませんが、定期的にケアを行うことで美しさを保てるでしょう。例えば、多くのジュエリーショップでは、指輪購入者に対してアフターサービスを提供しています。クリーニングや石留めの点検は無料なケースが多く、傷の研磨やサイズ直しなどは有料で対応してくれます。定期的にプロに見てもらうことで、指輪の寿命が伸ばせるでしょう。また、自分でも柔らかい布で軽く拭いて、日常的な汚れを落としましょう。汚れが気になる場合は、専用のクリーナーやぬるま湯に中性洗剤を溶かした液で指輪を洗うことも有効です。ただし、指輪の素材やデザインによって適切なケア方法が異なるため、購入時にジュエリーショップでアドバイスをもらうことをおすすめします。

指輪の保管方法

結婚指輪を長期間保管する必要がある場合には、保管方法にも注意しましょう。指輪が着けられないお仕事の方や購入から結婚式までの期間が空く方は、正しい保管方法を確認して変色などを防ぎましょう。

指輪を保管する際は、ジュエリーボックスや専用ケースの使用がおすすめです。無造作に置くと他のアクセサリーで傷がつく恐れや、湿気や直射日光による変色の恐れがあります。保管場所を決めておくことで、紛失のリスクも減らせます。

3.結婚指輪はいつ購入する?おすすめのタイミングと流れ

結婚指輪は、一般的に早く手に入りやすい既製品を購入するとしても、ぴったりのサイズが店頭になかったり、刻印などのオプションをつけたりすると早くても2週間ほどかかります。時間に余裕を持って計画しましょう。ここでは、購入時期や購入する流れを解説します。

購入時期の目安

結婚式を控えている方にとっては準備が本格化する数ヶ月前には、忙しくなることが予想されるため、早めに指輪を選んでおくと良いでしょう。

店頭で購入してすぐに持ち帰るのが難しいことも多く、デザインの選定やサイズ調整、刻印のオーダーなどに時間がかかります。ゼクシィ結婚トレンド調査 によると、結婚式の19ヶ月以上前に購入する方が最も多く、ついで8ヶ月前となっています。結婚式まで6ヶ月程度は余裕をもって購入すると良いでしょう。

参照:ゼクシィ結婚トレンド調査 2023 首都圏

購入までの流れ

結婚指輪を購入する際には、まずリサーチを始め、デザインを決定することが大切です。ここでは、一般的な購入までの流れをご紹介します。

1.ショップのリサーチ

結婚指輪は、デザインや品質など人によってこだわりたいポイントは異なります。そのため、おふたりにとってどの指輪がいいか複数のジュエリーショップをリサーチして決定しましょう。インターネットで口コミを確認したり、ブライダルフェアに参加して実際に試着したりするのもおすすめです。

ポイント:人気のブランドやショップは、来店時に事前予約が必要な場合があります。早めにリサーチを開始しておくと、予定を立てやすいでしょう。

2.デザインと素材の選定

次に、おふたりのライフスタイルや好みに合ったデザインを選びます。例えば、シンプルで毎日つけやすいもの、華やかなデザイン、婚約指輪と重ね着けできるデザインなど、選択肢は豊富です。素材についても、プラチナやゴールドなど耐久性の高いものが人気です。

ポイント:結婚指輪は日常的に着けることが多いため、実用性も重視すると良いでしょう。

3.サイズ測定

指輪のサイズは、正確に測定してもらうことが重要です。むくみで指のサイズが変わることもあるため、普段の状態でリラックスしたときのサイズを測るのが理想的です。

ポイント:一度サイズを測っても、体調や季節によってサイズが変わることがあるため、試着をしながら慎重に測りましょう。

4.注文・刻印

デザインが決まったら、実際に注文します。多くは、指輪の内側に日付やイニシャル、特別なメッセージを刻印します。刻印の内容はおふたりで話し合い、思い出に残るメッセージを選びましょう。

ポイント:刻印には時間がかかることがあるため、注文時には納品スケジュールを確認しましょう。

5.受け取り

注文から受け取りまでの期間は、ショップやデザインによって異なりますが、1~2ヶ月程度かかることが一般的です。特注のデザインやサイズ調整が必要な場合は、それ以上の時間がかかることもあるため、納期を確認しておくことが重要です。

早めに購入するメリット

結婚指輪を早めに購入しておく3つのメリットを紹介します。

1.前撮りで指輪を活用できる

結婚式の前に前撮りを行う方は多くいます。指輪を早めに準備しておくことで、結婚指輪を身につけた写真を残すことができ、思い出に華を添えます。例えば、指輪交換のシーンを撮影したり、手元のアップ写真を残したりといった方法が人気です。

2.結納や顔合わせの際に指輪をお披露目

結納や家族の顔合わせなどのイベントでは、結婚指輪を早めに購入しておくと、指輪を家族にお披露目する機会が持てます。

3.婚姻届提出時に指輪を活用

婚姻届の提出時に写真を撮り、SNSでシェアする方も増えています。婚姻届と結婚指輪を一緒に撮影するのは、人気のあるスタイルです。結婚指輪を早めに用意しておくことで、こうした特別な瞬間を写真に残せます。

4.結婚指輪はつけないほうが良い場所とシチュエーションはある?

結婚指輪はつけないほうが良い場所とシチュエーションはある?のイメージ写真

日常的に身につけることが多い結婚指輪。指輪の素材やデザインによっては、特定の環境で傷ついたり変色したりすることがあるため、取り扱いには注意が必要です。ここでは、結婚指輪を外しておくべきシーンについて、具体的に説明します。

重い荷物や硬いものを扱う作業中

結婚指輪は日常的に身に着けるものですが、重い荷物を運ぶ際や硬いものを扱う作業では、指輪に過剰な負荷がかかり、指輪が変形したり、傷がついたりする可能性があります。特に、プラチナやゴールドといった柔らかい金属で作られている指輪は、圧力がかかると変形してしまうかもしれません。

また、機械や工具を扱う際は、指輪を傷つけたり、指輪が作業の邪魔になったりすることがあるため、事前に外しておきましょう。外した指輪は、失くさないように専用のジュエリーケースや決まった場所に保管するように注意してください

スポーツやアウトドア活動

スポーツやアウトドア活動中は、結婚指輪を外しておきましょう。登山やキャンプでは、指輪が岩や道具に当たって傷ついたり、紛失したりする恐れがあります。また、ランニングや水泳、テニスなどでは、手に衝撃が加わりやすく、指輪が外れる・傷がつくといったリスクもあるでしょう。さらに、素材によってはプールの塩素が指輪に悪影響を与える可能性があるため、スポーツやアウトドア活動では事前に指輪を外しておくようにしましょう。

弔事の場

弔事の場(葬儀やお通夜など)では、結婚指輪を含むジュエリーの着用をマナー違反になる可能性があります。光沢のあるアクセサリーや装飾品は、弔事の場では控えるべきとされているためです。華美なデザインの結婚指輪を着けたまま参列すると、不適切な印象を与えてしまうかもしれません。ただし、シンプルなデザインの結婚指輪であれば、外さなくても良いとされる場合もありますが、状況に応じて判断しましょう。どうしても気になる場合は、弔事の場では指輪を外して参加するのが無難です。弔事の場に限らず、フォーマルな場面では、ジュエリーの着用についてのマナーを確認しておくと安心です。

温泉やプール

温泉やプールの成分は、指輪にダメージを与えることがあります。例えば、温泉の硫黄成分はプラチナやゴールドを黒ずませ、プールの塩素は金属や宝石の輝きに影響します。また、温泉やプールでは指が冷え、指輪が滑り落ちやすくなるため、紛失のリスクも高まるでしょう。入浴や水泳の前に指輪を外し、安全な場所に保管するのがおすすめです。

手指消毒の際

新型コロナウイルスの影響で、頻繁に手指消毒を行う場面が増えました。そこで、消毒液が指輪に影響するか気になる人もいるでしょう。

一般的に、プラチナやゴールド、ダイヤモンドは、アルコール消毒による変色や劣化の心配はありません。これらの素材で作られた結婚指輪であれば、つけたまま手指消毒をしても問題はないと言えます。しかし、ダイヤモンド以外の宝石、特に真珠やオパールといった有機質の宝石や水分を含む宝石をあしらった指輪は、アルコールの成分が宝石を傷める可能性があります。

また、アルコール自体は金属やダイヤモンドにダメージを与えることはないものの、頻繁に手指消毒を行うことで、指輪に皮脂や汚れが蓄積しやすくなります。これが原因で指輪がくすんで見えることもありますので、定期的にクリーニングをしましょう。

5.指輪を付けて日々を彩る

結婚指輪をいつからつけるかを考えるのは、結婚準備の一環です。しかし、結婚式場の選定や日程の調整など、他にも準備はたくさんあります。結婚式の準備をスムーズに進めるためにも、具体的なプランを立てることが大切です。

ホテル椿山荘東京のブライダルフェアに参加していただくと、式場の雰囲気を実際に感じたり、スタッフのアドバイスを受けたりしながら、結婚式を計画的に進められます。また、WEBパンフレットの資料請求では、挙式スタイルや空室状況、見積もりなどを確認できるので、必要な情報を一度に集めたい方はぜひご利用ください。

婚約指輪をつけるタイミングはそれぞれ異なりますが、指輪を手に入れるまでには予算設定やデザイン選びなど様々な準備が必要です。また、結婚式の準備も並行して進めるとなると、決めることや調べることが多く迷ってしまう方も少なくありません。何から始めたら良いかわからない方はブライダルフェアに参加してみるのがおすすめです。ホテル椿山荘東京では、様々なブライダルフェアを開催しています。実際の結婚式場を目で見て、プランナーと話すことで、理想の結婚式の形も明確になり、その後の準備も進めやすくなるでしょう。

 

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