四季ごとにお似合いの結婚式のスタイルって?
一生の思い出となる結婚式。
自分たちらしい結婚式にするために、季節感を考慮することも大切です。
春夏秋冬の豊かな季節感が魅力の日本。それぞれの季節にぴったりのウエディングスタイルがあります。
季節ごとに、どのようなシチュエーションがあるかご紹介します。
春( 3月~5月 )のウエディング
春は新しい生活のスタートとなり、フレッシュな雰囲気に満ちた季節。
秋と並んで、結婚式に人気のシーズンです。
結婚式場としては繁忙期にあたるため、式場は早めに予約しておく必要があります。
準備のスタートが遅いと希望の日程で結婚式ができない可能性があります。
この時期のウエディングは、庭園をメインに据えたガーデンウエディングが最適。
鮮やかな新緑が芽吹き、4月にはサクラが咲いて花嫁衣装をあでやかに彩ります。
その後はツツジやカキツバタなどの美しい花がゲストの目を楽しませてくれるでしょう。
春の気候は日中は暖かくても、夜はまだ日によっては冷える場合もあります。
夜間のウエディングを希望される場合は、ガーデンの滞在時間は短めにし室内を中心にしたウエディングをお勧めします。
夏( 6月~8月 )のウエディング
夏はシーズンの前半は梅雨があり、後半は暑さが厳しいとウエディングとしてはオフシーズンになります。
しかし、「 6月の花嫁( ジューンブライド) 」は欧米では「 生涯にわたって幸せな結婚生活を送ることができる 」と言われ、女性には憧れの対象でもあります。
また夏の雰囲気ならではの開放的な演出ができるなど、サマーウエディングならではのメリットも少なくありません。
夏は結婚式としてはオフシーズンのため、式場は比較的余裕があります。
そのため、予約日の希望が通りやすく時間的な融通もききやすい傾向にあります。
花々は咲き誇る、じつにカラフルなシーズンです。
6月にはアジサイ、その後はサルスベリといった花々が咲きます。
シーズン前半は梅雨の心配があり、また梅雨明け以降は暑さが本格化します。また日焼け対策などもお忘れなく。
夏のウエディングなら、ぜひ検討したいのがナイトウエディングです。
日が落ちていく心地いい風が吹く夜は、過ごしやすく快適。ライトアップされた夜のガーデンがひと味違ったウエディングを提供します。
特にガーデンにキャンドルを散りばめた「 キャンドルウエディング 」はひときわロマンチックな時間を提供してくれます。
秋( 9月~11月 )のウエディング
夏の暑さが和らぐ秋は、春とともにウエディングのハイシーズン。
結婚式場としては繁忙期にあたるため、式場は早めに予約しておく必要があります。
準備のスタートが遅いと、希望の日程で結婚式ができない可能性があります。
日中も夜も過ごしやすい気候は、ガーデンウエディングには
この上ないベストシーズンと言えます。
ガーデンには秋を彩るさまざまな草花がゲストの目を楽しませます。
11月になると、カエデなどの紅葉が燃えるように色づき、
日本ならではの自然美を満喫できます。
そのため、ウエディングも神前式や和の人前式といった和婚を希望する人が多くなる傾向にあります。
白無垢をまとった花嫁姿と紅葉のシチュエーションは、えもいわれぬ美しさです。
ライトアップされたガーデンでのナイトウエディングも見どころ。
中でもやはり、晩秋の紅葉のライトアップの中で行われるナイトウエディングは、和婚の舞台としても最高です。
冬( 12月~2月 )のウエディング
ぐっと気温が下がり寒さが身にしみるこの季節。
冬は結婚式場としてはオフシーズンのため、式場は比較的余裕があります。
そのため、予約日の希望が通りやすく、時間的な融通もききやすい傾向にあります。
ウエディングとしてはオフシーズンですが、シーズン的にはクリスマスやバレンタインデー
など、季節ならではのイベントが多い時期でもあります。
クリスマスウエディングやバレンタインウエディング、そしてホワイトウエディング。
こういったロマンチックな演出は、ウィンターシーズンだけに許された特権と言えます。
ガーデンには、サザンカや梅、椿などが順番に咲いていき、
2月上旬ごろからは寒桜も咲き始めます。
冬の可憐な花々はかわいらしく、ウエディングに文字通り花を添える存在です。
とはいえ外は寒いので、ウエディングは基本的に室内で行うことになります。ガーデンを窓越しに眺めながら暖かな室内でほっこりと。
そんな和やかなウエディングのひとときも、ウィンターウエディングならではの光景です。