結婚式の式場選びで後悔したポイント12選!失敗しないための方法も紹介
結婚式は人生における大切なイベント。高額な費用も、準備のための労力もかかっているので、「絶対に後悔したくない」という気持ちが強くなるものです。この記事では結婚式を挙げた先輩たちが『式場選びで後悔したポイント12選』を紹介。あるあるな失敗談から意外な落とし穴までまとめています。結婚式で後悔したくないという方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
1.式場選びで後悔したポイント12選
「こうしておけばよかった」「こんなはずでは……」と後悔したくないなら、実際に結婚式を挙げた方の『後悔したポイント』を知って対策することが大切です。どんな後悔ポイントがあるのか、詳しく見ていきましょう。
金額
初回の見積もりは、グレードが低いもので計算されていることもあり、実際の費用はもっとかかったという方がほとんど。
やりたい演出やこだわりたいポイントを事前に伝えて見積もりに反映してもらったり、他の方がよく追加されるアイテムや演出の費用は最初から盛り込んでもらったりしておくと安心です。また、「フラワーシャワーやバルーンリリースなど人気の演出を取り入れたい」「料理や装花にもこだわりたい」「お色直しは3回したいし、ヘアメイクリハーサルも当然やりたい」「写真だけじゃなくて、映像も残したい」とどんどん希望を詰め込むと、あっという間に予算オーバーになってしまいます。優先順位を明確にして、こだわりたいところ・節約できるところのメリハリを付けましょう。
サービス内容
めったにありませんが、式場見学の際には「できる」と言われていた演出が、契約後の打ち合わせ時に「できない」と断られるケースもあります。理想の演出イメージがあるおふたりにとって、契約前の説明との食い違いは大きな後悔を生む原因となります。
話の食い違いで後悔しないためには、イメージを明確に伝え、見積書などへ明記してもらうようにしましょう。
また、希望の演出はできるものの、追加料金が発生するケースがあります。演出にかかる費用が見積もりに含まれているか、含まれていない場合はいくらぐらいかかるかを確認しておきましょう。
式場の雰囲気
写真やカタログで一目惚れして契約、でも実際に行ってみると印象が違った……と後悔される方もいらっしゃいます。またブライダルフェアや式場見学には参加したけれど、時間帯によって雰囲気が変わることを考慮していなくて、思っていたのと違ったと後悔するケースも。
またゲストの人数に対して会場の広さは十分か、招待人数が増えたときはどういうイメージになるかも事前に考えておきましょう。定員ギリギリの式場だと、プランナーからは収容可能と聞いていても、実際には予想外の狭さになってしまい、ゲストに窮屈な思いを抱かせてしまうかもしれません。
衣裳提供店の数
理想の衣裳に出会えるかどうかは、結婚式の満足度を左右する特に大切なポイント。式場が提携しているショップが少ない場合、気に入る衣裳が見つからない可能性があります。
また「基本プラン内で選べるドレスが少なくて、ランクアップ料金がかかった」「持ち込み料を確認しておらず、あとから高額な料金がかかることを知った」と後悔するケースも少なくありません。
衣裳の試着ができるブライダルフェアに参加して、選べるドレスの種類や提携しているショップの数、基本プラン内で選べるドレス、ランクアップした場合の料金を確認しておくと安心です。
ヘアメイク
ヘアメイクスタッフはプロだからと全部お任せしたり、希望を伝えていても上手く意思疎通できていなかったりして、理想の仕上がりにならないことがあります。例えば「派手な感じにはしたくないのでナチュラルメイクで」と伝えていたら、普段と同じような薄いメイクになってしまい、ドレスとアンバランスな感じになった、「普段年齢より上に見られがちなので、少し幼い感じにしてほしい」とお願いしたら、年齢に合わない子どもっぽすぎる仕上がりになった……など。
持ち込み
「ドレスやアクセサリーの持ち込みができなかった」「持ち込みできることは確認していたけれど、持ち込み料を聞いていなくて、思ったより高くついた」というのも、よくある失敗例です。持ち込みの可否や追加でかかる料金、持ち込みできないものは事前に確認するようにしましょう。
スタッフ
ブライダルフェアではプランナーだけでなく、試食会場や式場スタッフ全体の対応力に注目することが大切です。
スタッフはおふたりの特別な日において、サービスの質や印象を左右します。笑顔や礼儀正しい態度、素早い対応など、スタッフのプロフェッショナリズムはゲストを気持ちよくもてなすためにも重要な要素です。ブライダルフェアでのスタッフの対応を観察し、信頼できるかどうかを確認しましょう。
スケジュール管理
結婚式の準備は、やらないといけないことがたくさんあります。スケジュールを管理できないと、結婚式ギリギリになって慌ててしまうかもしれません。
例えば引出物の手配を後回しにしていたら申し込み期限を過ぎてしまった、両親への手紙を前日に書いたら涙が止まらず目が腫れたまま当日を迎えてしまった、ペーパーアイテムを手作りしたけれど時間が足りなくて満足いかない出来に……といった後悔エピソードがあります。
前撮り
結婚式当日は写真をたくさん撮ってもらうから、前撮りはしなくても良いかな、と思う方もいるでしょう。しかし、結婚式当日は非常に忙しく、撮影に集中する時間はほとんど取れないもの。ゲストやスタッフが写り込んでしまい、おふたりだけの落ち着いた写真を残せず、後悔してしまう方も少なくありません。
料理と引出物
「式場の雰囲気に魅力を感じて契約したものの、料理や引出物の内容が期待外れだった」「写真では美味しそうに見えたけれど、試食してみるとあまり……」と後悔するケースもあります。
結婚式でのゲストの満足度は、料理のクオリティや引出物の内容に大きく左右されます。しかし、料理や引出物をランクアップすると費用が一気に高くなるので、どうしようかと悩むという方も多いようです。
写真・動画撮影
カメラマンの技術不足で、ピントが合っていなかったり手ブレしていたり、満足のいく写真に残せなかった……と後悔される方もいます。また、カメラマンが結婚式の撮影に慣れているかどうかも大切なポイント。経験の少ないカメラマンだと、ベールアップやベールダウン、ケーキ入刀といった大切なシーンを撮り逃してしまうかもしれません。
また、「動画のなかで何度もゲストが横切ってしまい集中できない」「カメラマンが前に出すぎて、ゲストからおふたりの姿が見えない」といったこともあります。カメラマンの技術力や経験はもちろんですが、式本番中の立ち回りも重要な要素といえるでしょう。
演出
結婚式の演出は、その日の記憶に強く残る要素の1つです。しかし時間や予算の都合で演出を減らすと、挙式や披露宴が想像していたものより質素な印象になってしまい、後悔することがあります。
また、友人に余興を依頼した場合は十分な準備ができていないと、当日スムーズに進行できず、思ったような演出にならないこともあるため注意が必要です。
過去に結婚式を行った先輩たちは、さまざまな視点で後悔ポイントを感じていることが分かりました。しかし、これらは事前の確認や計画によって改善できるポイントでもあります。納得がいくまでプランナーに相談し、入念な計画を立てることで後悔しない結婚式を挙げられるでしょう。
ホテル椿山荘東京には、経験豊富なウエディングプランナーが多数在籍しています。
ブライダルフェアにて相談会を実施しています。演出の体験やドレスの試着など多くのイベントもご用意しておりますので、相談に加えて理想の結婚式をイメージすることが可能です。ぜひご参加ください。
また、ホテル椿山荘東京では、チャペルウエディングや神前挙式はもとより、少人数結婚式やガーデンウエディング、レストランウエディングなどの挙式スタイルにも対応しております。フォトウエディングにふさわしいロケーションや、ご両家のお顔合わせにもご利用いただけるレストラン・料亭もご用意しています。
2.結婚式場選びで後悔しない方法
人によって式場選びで重視していることは異なります。なんとなく自分なりの条件はあったものの、後悔したポイント12選を読んで、「そこまで考えていなかった」と新たに気付くこともあったのではないでしょうか。ここからは、後悔しないためにできることを紹介しますので、結婚式に対するご自身のこだわりと照らし合わせながら見てみてください。
予算と実費に差が無いようにする
結婚式の費用で後悔しないためには、予算の範囲内で実施できるかどうかをプランナーに確認することが重要です。特に初回の見積もり時には、最低限の内容ではなく、一般的に取り入れられることが多いアイテムや希望する演出を含めてもらうようにしましょう。かかる可能性のある追加費用をあらかじめ把握でき、予算オーバーを防げます。
サービスの内容は詳細に確認
契約前に、提案されたプラン内容を細かく確認し、追加オプションになりそうな部分や対応してもらえるサービスの有無、希望する演出が可能かどうかを明確にすることが重要です。契約時の説明と違う、やりたかった演出ができなかった、追加オプションばかりで予算を大幅に超えてしまったとならないように、「細かすぎるぐらい確認してちょうど良い」と考えておいたほうが良いでしょう。
式場の雰囲気はブライダルフェアでチェック
契約前にブライダルフェアや式場見学に参加して、会場の雰囲気をチェックしておきましょう。実際に足を運んでみたら「ホームページと印象が違う」「写真で見るより狭く感じる」といったことに気付けるかもしれません。控室やゲストが過ごすスペース、お手洗いなど、公式サイトの情報だけでは分かりにくい部分のチェックも重要です。
また、時間帯によっては会場の雰囲気が違って見えることもあるため、なるべく式と同じ時間帯の様子を見ておくのがおすすめ。
雰囲気以外にもバリアフリーが整っているか、授乳室や美容室、更衣室はあるか設備面も確認をしておきましょう。
ブライダルフェアに参加する時間が取れない、遠方に住んでいて見学に行くのが難しいという方は、オンライン見学会・相談会を活用すると良いでしょう。
式場までのアクセスはゲストに合わせてシミュレーション
式場を選ぶ際は、アクセスの良さも重要な基準です。公共交通機関でのアクセスが良い式場を選ぶことで、ゲストの負担を減らせます。「駅から近いから大丈夫」と思っていても、段差が多くてベビーカーや車イスの方に不便な思いをさせてしまったりする可能性もあるため、一度駅から式場まで歩いて確かめておくと安心です。
交通の便が悪い場所にある式場を選んだ場合は、ゲストのために送迎バスの手配を積極的に検討しましょう。また、ゲストに交通費の負担をかけさせないために、お車代を含めて予算計画を立てることが大切です。
結婚式となると招待するゲストも、さまざまな地域から足を運んでくださることも少なくないはずです。どのような交通機関を使ったとしてもアクセスしやすいかは重要なポイントです。
衣裳は試着しておく
衣裳選びは、実際に試着することが大切です。
例えば、実際にドレスを着てみることで、フィット感や動きやすさ、全体の雰囲気を確認できます。「Aラインが似合うと思っていたけれど、実際に着てみるとスレンダーなドレスのほうが良かった」「マーメイドは似合わないと思って諦めていたけど、思い切って試着してみたら意外と合う!」ということもあるので、いろんなデザインを試着してみると良いでしょう。
和装の場合は、独特の着付けや装い方があり、正確なフィッティングが必要となります。試着で、衣裳のサイズや着付けが適切かどうかを確認できます。また、和装は着物や袴、小物など複数の要素から成り立っています。試着時に、異なる要素を組み合わせてコーディネーションを検討し、自分の好みやテーマに合ったスタイルを見つけることができるでしょう。
結婚式当日は長時間の着用が必要となります。試着を通じて、着心地や動きやすさを確認し、不快な部分がないかをチェックしておきましょう。
また、式場によっては基本プラン内で選べるドレスが少なかったり、提携しているショップが1~2つしかなかったりすることもあります。契約前に衣裳の種類について確認したり、衣裳の試着会があるブライダルフェアに参加したりするのがおすすめです。
ヘアメイクはリハーサルする
ヘアメイクで後悔しないためには、なるべくリハーサルをするのが大切です。スタイリストとイメージがずれていないか確認でき、もしイメージが違っていた場合は「もっとこうしてほしい」と具体的な要望を伝えることができます。
費用や時間の関係で難しい方は、「こういう雰囲気が好き」「こういうヘアメイクがしたい」と視覚的に伝えられるよう、雑誌の切り抜きやイメージに近い写真を事前に渡しておきましょう。
また、泣いてしまう心配がある方や緊張で汗をかきやすい方は、メイクが崩れないようにウォータープルーフの化粧品を使ってもらうと安心です。不安な方は手元に小さな鏡を用意しておき、化粧崩れが気になったらスタッフに言って直してもらうのも良いでしょう。
持ち込みが可能かどうか事前に確認する
外部からの持ち込みが可能か、持ち込めないアイテムはあるか、条件も含めて確認しておきましょう。式場によっては生花のブーケは持ち込みできるけれど、生花のフラワーシャワーや会場内の装花や装飾はNGとなっているケースもあります。持ち込みの条件は式場によって異なるので、「他の式場はOKだったから大丈夫」「よく見る演出だから問題ないはず」と安易に考えず、必ず確認しておくことが重要です。
また、持ち込み料がかかるか、かかるとしたらどれくらいになるかも事前に聞いておきましょう。持ち込み料をしっかり予算計画に組み込んでおくことで、予算オーバーになってしまうのを防げます。
スタッフは変更依頼が可能
最初はちょっと相性が悪いかも……と思っていても、打ち合わせを重ねていくうちに、おふたりが大切にしたいこと・やりたいことをプランナーが理解して、だんだん上手くコミュニケーションを取れるようになることもあります。
おふたりのために希望を叶えたいというプランナーの思いが、「やっぱり合わない」と感じてしまう場合は、我慢して結婚式の準備を進めるより、担当者変更を依頼することも手段のひとつです。
ウエディングプランナーと聞くと女性をイメージされる方も多いかもしれませんが、男性プランナーが在籍しているケースも少なくありません。新郎新婦それぞれを尊重しつつ、女性プランナーとは異なる視点でアプローチやアイデアをもたらしてくれるでしょう。
余裕をもったスケジュール管理
結婚式の準備では両親への挨拶や式場選び、衣裳の試着、指輪の用意、招待リストの作成や引出物選び……とやることがたくさんあります。スムーズに準備を進めるためには、やるべきことをスケジュール化して管理するのがおすすめです。
スケジュール化する際は、いつまでにやらないといけないのか、締め切りを明確に設けておくことが大切。また、どちらかの負担が大きくなりすぎないように、準備は分担しましょう。
分担して準備を進めていく際は、定期的に進捗を確認し合うのも重要。思っていたより準備が進んでいなかった、相手がやってくれるものだと思っていたとならないよう、お互いの準備が計画通りに進んでいるかをチェックしましょう。
また、思わぬトラブルが発生してもリカバリーできるように、スケジュールには余裕をもたせておきます衣裳選びが難航して、決めるまでに時間がかかってしまった、友人挨拶を頼むのが遅くてバタバタさせてしまった、なんてことも珍しくありません。ギリギリのスケジュール設定ではなく、早め早めに動いて、余裕のある計画を立てましょう。
前撮りで思い出を記録する
結婚式本番はどうしてもバタバタしてしまうもの。前撮りを行うことで、落ち着いて撮影できます。おふたりだけの写真を撮ることはもちろん、ポージングや撮影小物にこだわったり、ヘアスタイルやネイルの写真を残したりすることも可能。「結婚式がドレスなら前撮りは和装で撮る」「お気に入りのドレスが2着あって選べないから片方は前撮りで使用する」といったこともできます。
料理と引出物は節約しすぎない
料理や引出物はゲストの満足度に大きく関わります。衣裳にお金をかけて、料理や引出物は二の次……とならないよう、適切な予算を割り当てることが重要。事前に試食を行い、量は十分か、味は満足できるレベルかを確認しましょう。
とはいえ、ランクアップばかりになってしまっては予算オーバーになりかねません。試食会のあるブライダルフェアに参加して、料理のクオリティや基本プランに含まれる料理の内容、またランクアップした場合にかかる追加料金を確認しておくと安心です。
あわせて、お子様向けやアレルギーのある方向けの食事を準備してもらえるか、こういった要望がある場合は追加料金がいくらかかるかを質問しておくと、予期せぬ出費を避けられます。
動画撮影はプロカメラマンに依頼する
結婚式の動画撮影は、高画質で安定したクオリティを担保してくれるプロのカメラマンに依頼することをおすすめします。また結婚式の撮影経験が豊富なカメラマンなら大事な瞬間を逃さず、素敵なアングルで撮影してもらえるので、一生の記念となる動画を残せるでしょう。
カメラマンに依頼する際は、ゲストの快適さや式の雰囲気を損なわないように打ち合わせしておくことが重要です。事前に式の流れや式場のレイアウトを共有しておくと、カメラマンも撮影時の動きや位置取りを考えやすくなります。
演出は十分な打ち合わせを重ねる
結婚式の演出に関しては、プランナーとの打ち合わせが不可欠です。どのような演出を行うか、詳細な内容や必要な準備を細かく詰めていきましょう。また、余興を依頼する場合は、打ち合わせを十分に行い、事前にリハーサルを実施するなどして、当日スムーズに進められるように準備します。
悪天候に備えて代替案を準備
屋外での挙式や天候に左右される演出を計画する際は、天気が悪い場合に備えることが重要です。式場と連携し、雨天時の対策や悪天候の場合のプログラム変更について話し合い、具体的なプランを準備しましょう。代替案を準備しておくことで、天候による不測の事態が発生しても迅速に対応できます。
3.式場選びで後悔しないために
結婚式は人生のなかでも大切なイベントであり、誰しも「後悔はしたくない」「成功させたい」と思っているものです。しかし、「もっとこうしたらよかった」と後悔されている方がいるのも事実。悪天候などどうにもならないこともありますが、だいたいの失敗は、事前に確認・準備しておくことで回避できます。
とはいえ、「何から準備して良いか分からない」「本当に満足のいく結婚式を挙げられるか不安」という方も多いでしょう。そんな時は、まずはブライダルフェアに参加して、プランナーに相談してみるのがおすすめです。
ホテル椿山荘東京ではブライダルフェアで相談会を実施しています。演出の体験やドレスの試着など多くのイベントもご用意しておりますので、結婚式のイメージを具体的にすることが可能です。ぜひご参加ください。
また、ホテル椿山荘東京では、チャペルウエディングや神前挙式はもとより、少人数結婚式やレストランウエディングなどの挙式スタイルにも対応しております。フォトウエディングにふさわしいロケーションや、ご両家のお顔合わせにもご利用いただけるレストラン・料亭もご用意しています。