結婚式の準備・打ち合わせで喧嘩したらまずやることとは
結婚式の準備では、式場選びやドレス選び、招待客など、さまざまなことを決める必要があるため大変ですよね。準備を進める過程では、意見の食い違いや取り組む積極性の違いなどから、喧嘩になってしまうカップルも少なくありません。しかし、結婚式当日を晴れやかな気持ちで迎えるためにも、準備や打ち合わせにおいて、可能な限り喧嘩は避けたいものです。
本記事では、結婚式の準備・打ち合わせで喧嘩になってしまう原因や、仲直りのアイデア、喧嘩にならないための対策、準備でのストレス解消法についてご紹介します。
目次
1.「結婚式の準備で喧嘩した!」まずは原因を探る
結婚式の準備や打ち合わせにおいて喧嘩をしてしまった場合、まずは喧嘩の原因を探ってみましょう。喧嘩の原因を明らかにして、同じことを繰り返さないよう心がけることが大切です。
パートナーまたは自分が準備を手伝わない
結婚式の準備では、会場決めや衣装決め、ゲストへの各種案内など決めたり選んだりしなくてはならないことがたくさんあります。
そのような状況で、パートナーが準備を手伝ってくれない、または自分のほうがあまり準備を手伝うことなくパートナーに任せっきりにしてしまうと、喧嘩が起こるのは無理もありません。
たとえば、細かいことを決めることが苦手な新郎が、新婦にさまざまなことを任せっきりにしてしまい、喧嘩の原因になるというケースもあるようです。その場合、新婦が「自分ばかりが頑張っている」「新郎は結婚式を挙げたいと思っていない」と思い、苛立ちを感じることが喧嘩につながるといえます。
費用絡みで意見がぶつかってしまった
結婚式にかかる費用は、安いものではありません。
誰しも理想の結婚式というものを思い描いているため、それを叶えるためにオプションをつけたりドレスにこだわったりすると費用がかさんでしまう、ということはよくあることです。新郎新婦がこだわりたいところが同じであれば、費用面で意見がぶつかることはありませんが、男性と女性とではこだわりたい部分が異なることがあります。
たとえば、ドレスにこだわりたいという新婦が多い一方で、新郎はドレスやスーツよりも料理や引き出物にお金をかけてゲストに喜んでもらいたいと思う傾向にあるなどです。
お金をかけるところや、双方の費用負担の割合についても、喧嘩の原因になることは少なくないでしょう。
親・親戚の意見をどこまで聞くべき?
結婚をするということは、お互いの両親はもちろん親戚との付き合いを避けることはできません。特にご両親にとっては、子供の結婚式は一大イベントになります。
結婚式について、ご両親や親戚から意見や要望が多くあがることもあり、ご両親が結婚式の資金援助をしてくれる場合は、特にそのパターンが多いといえるでしょう。
そういったときに、パートナーが強く意見を伝えることができず、せっかく決めたことが振り出しに戻るということもあり得ます。新郎と新婦の2人だけの問題ではないからこそ、喧嘩に発展してしまうことも多いのではないでしょうか。
2.実践しやすい仲直りできるアイデア
結婚式の準備や打ち合わせの中での喧嘩はできる限り避けたいことではありますが、気をつけていても喧嘩になってしまうこともありますよね。
喧嘩になってしまったときの仲直りができるアイデアについてご紹介します。
相手のことを理解する
まずは喧嘩の原因を探り、相手のことを理解しましょう。
意見の違いからの喧嘩であれば、相手の意見を理解し、お互いに歩み寄る努力をすることが大切です。
結婚式を挙げて晴れて夫婦になってからは、今まで以上にお互いの意見がぶつかり喧嘩になることもあるでしょうし、その際にきちんと相手のことを理解する努力が求められます。
結婚相手は、これからの人生をともにするパートナーです。相手のことを理解し、自分のことも理解してもらえるよう、お互い歩み寄ることを心がけましょう。
非を認めて謝る
自分に喧嘩の原因があった場合は、非を認めて素直に謝ることも大切です。喧嘩をしてからも意地になってしまうと、喧嘩をしている期間が長引くことにもつながります。
また、相手が謝ってくれた場合も意地を張らずに受け入れましょう。そんな素直さを持つことが、深刻な状況に発展するのを回避するポイントです。
で
時間を置いてから話し合う
喧嘩をしてすぐのタイミングでは、お互い頭に血が上っていて冷静になれないことが多いでしょう。そういうときに話し合いをすると、さらに火に油を注ぐ事態になりかねません。
一度時間を置いてから、お互いが冷静になったときに話し合いをするようにしましょう。時間を置くことによって、自分の意見や考え方を整理することもできます。
冷静になってみれば、喧嘩するほどのことではなかった、と思えることもあるでしょう。
3.結婚式の準備で喧嘩にならないための対策
結婚式は、2人の人生においても大切なイベントですよね。せっかくの結婚式ですので、なるべく喧嘩にならないように進めたいものです。
結婚式の準備を進めるときのポイントについて詳しくご紹介します。
予算と優先順位を準備前に決めておく
前述のとおり、結婚式の費用については意見がぶつかることが多いでしょう。そうならないためにも、準備前に予算と優先順位を決めておくことが大切です。
お金のことは重要な要素ですし、これからの夫婦としての生活にも大きくかかわってくることです。お互い遠慮をせずに、きちんと話し合いましょう。
予算が決まったら、次は限られた予算の中で何を優先すべきか、ということを決めましょう。優先順位を相談し、共通の認識を持つことが大切です。
役割分担とスケジュールを決める
結婚式の準備では、決めるべきことがたくさんあります。
その中で、新郎がやること、新婦がやること、もしくは2人でやることといったように、役割分担をしておくことも重要なポイントのひとつです。
このときに注意しておきたいこととして、スケジュールを決めておくことが挙げられます。スケジュールを整理することによって、そのときにやるべきことが明確になりますし、取り組みやすくなるでしょう。
準備の『やること』については、以下のページでご紹介しています。
相手の親ともコミュニケーションを取る
前述のとおり、結婚式の準備における喧嘩の原因として親の意見が準備に影響することが挙げられます。
そういったことを避けるためにも、前もって相手のご両親やご家族と会食の場などで、希望している結婚式の内容や2人の気持ちをやんわりと伝えておくと良いでしょう。フランクな雰囲気で伝えられると良いですね。
2人の結婚式だからといって、お互いの両親や親戚の意見をすべて無視する、というわけにはいきません。パートナーのご両親やご家族は、これから家族になる方々ですので、良い関係を築くためにも積極的にコミュニケーションを取るようにしましょう。
ウエディングプランナーに相談する
新郎新婦が努力をして結婚式の準備に向き合っていても、結婚式に対する知識がないために準備がスムーズに進まないということもあり得ます。結婚式はプロでなければ専門の知識を持っていないのは当然のことですし、すべて理解をするのも大変なことですよね。
自分たちで調べてもわからないときは、納得できるまでウエディングプランナーに相談するようにしましょう。
このとき注意したい点は、ウエディングプランナーに任せっきりにしないことです。
要望だけを伝えてすべてを任せてしまうと、オプションを追加されていたりランクをアップされたりして、予算オーバーしてしまうことにもなりかねません。注意してくださいね。
ホテル椿山荘東京では広大な庭園があるので、打ち合わせの前後で庭園散策をしてリラックスするのもおすすめです。
4.「準備」にストレスを感じたら解消が一番
結婚式の準備を進めるときのポイントに注意していても、ストレスを感じてしまうこともあるでしょう。そういったときは我慢するのではなく、ストレスを解消することが大切です。
結婚式の準備でのストレスの解消法についてご紹介します。
「準備」から離れて気分転換する
結婚式を挙げる、と決めてからは休みのたびに結婚式場の見学や結婚式に関する打ち合わせが続くことも多いでしょう。そうなると、疲れてしまうのは当然のことです。
たまには結婚式の準備から離れ、気分転換に結婚式の準備とは関係のないデートに出かけるのがおすすめです。
デートで2人の時間を大切にすることによって、お互いの気持ちを再確認できますし、絆もより深まります。お互いへの気持ちを深めることで、気持ちが楽になることも多いでしょう。
デートに出かけるときは、ぜひ2人の思い出の場所に出かけてみてくださいね。今までの大切な思い出を振り返ることによって、愛情を再確認することもできるでしょう。
タイミング的に、どうしても結婚式の準備から離れることができない、というときは気分を変えてカフェやレストランなど、いつもとは違う場所で打ち合わせを行うのも良いでしょう。
1人の時間を持つ
結婚式の準備で疲れてしまい、パートナーと一緒に過ごす時間でさえ疲れを感じることもあります。そういったときに無理をして一緒に過ごそうとすると、どうしても喧嘩につながってしまうこともあるでしょう。
たまには1人の時間を持ち、ゆっくり過ごすことがストレス解消になります。
趣味で気分転換をしても良いですし、何もせずにただゆっくりしても良いでしょう。
結婚式の準備が面倒だ、楽しくない、と感じたときは一度立ち止まって好きなことをすることがストレスを溜めすぎないことにつながります。気分転換をすることで、また楽しい気持ちを持って結婚式の準備ができるようになるでしょう。
友達と話す
ストレスを解消するには、気心が知れた友人との時間を持つことも大切なことです。1人で黙々と結婚の準備をしていると、ストレスも溜まりやすくなってしまいますよね。結婚式の準備に疲れたときは誰かと話して息抜きしましょう。
友達と他愛のない話をすることによって、気が楽になることもあるでしょう。
また、先輩花嫁に話を聞いてもらいアドバイスをもらうのもおすすめです。先輩花嫁は結婚式を経験しているため、共感してくれることも多いでしょうし、ためになることを教えてくれることもあるでしょう。周囲の友達や家族などを頼ることも大切です。
1人で抱え込まない
友達や先輩花嫁だけでなく、ウエディングプランナーに話をしてみるのもひとつの手です。
結婚式の準備は、きちんと分担をしていても、どちらか一方ばかりが式に関するやり取りをすることになったり、理想の結婚式のスタイルにこだわりすぎてしまったり、どうしても何かが偏りがちになります。そういったときは1人で抱えすぎず、ウエディングプランナーに気軽に相談してみましょう。
ウエディングプランナーは結婚式のプロですので、解決する方法をアドバイスしてくれるはずですし、そうすることによってストレスの原因を知ることもできます。
結婚式は、新郎にとっても新婦にとっても大切な一大イベントです。そのため、意見がぶつかってしまったり、ストレスを溜めてしまったりして喧嘩になることもあるでしょう。
喧嘩は可能な限り避けたいことではありますが、喧嘩になるということは一概にネガティブなこととはいえません。意見がぶつかることはお互い真剣に考えたからこそですし、喧嘩をすることによってお互いのことをより深く知ることができ、絆が深まることもあるでしょう。多くのカップルが結婚式の準備において喧嘩を経験しますが、喧嘩をしたことも後々良い思い出になります。
結婚式の準備期間は、これからの夫婦としての生活の準備期間でもあります。お互いの価値観を改めて知り、思いやる気持ちを再確認するきっかけとして捉えることが大切です。